新しい補聴器の乾燥機を買いました。
我が家の息子は補聴器を使っています。
補聴器は耳につける小さなコンピューターみたいなもの。補聴器使用には、毎日のメンテナンスが大事で、一番気を付けなきゃならないのが、湿気なんです。
Contents
夏は補聴器にとって大敵
夏の間が一番大変で、毎日補聴器を使った後は、乾燥し、
学校に行くときに出してつけて行っているのですが~
学校から帰ってくると、電池室の中の電池が錆ています(~_~;)
耳かけ補聴器なので、夏は耳付近の髪からしたたる汗だったり、
プール後の水だったりして、
とにかく湿気対策、してもしても、
学校は、乾燥から遠ざかる要因でいっぱい(;_;)
補聴器のカバーも買ったんですけど、昨年はそれでも追いつきませんでした。
で、ここ2年ほど、この錆が原因ではないかと思われる故障で、修理に出さないといけないハメになっています。
修理代もかかるし、なにより、その数週間、借り物の補聴器で過ごさなければならなくて、
私も学校側も
「壊しちゃいか~ん(>_<)」
と、日々緊張の連続になってしまうのです。
そこで、苦肉の策が、補聴器の乾燥機を頻繁に行えるようにしたらどうかという対策。
今使っているものは、クイックエイドというものなのですが・・・
クイックエイド
我が家のクイックエイド↓。上に電池を置くようになっています。

補聴器の電池は空気電池なので、一緒に補聴器乾燥機の中に入れると電池の消耗が激しくなります。
ですので、電池を中には入れないように、蓋に電池を置くところはがつくってあるのです。
蓋の上の電池置き場磁石になっていますので、ころがっていかないようになっています。
↓補聴器の電池、こんなの使っています。
補聴器の電池も冬より夏の方が、消耗が激しい・・・
補聴器って季節によって出費が多大になるものなんだな~
と使い始めてから知りました(;_;)
さて、補聴器乾燥機、クイックエイドは、
聴覚支援学校の先生のオススメ商品でした。
学校の先生なので、オススメというのはいけないのだそうですが、補聴器の乾燥、以前はシリカゲルでやってたらしいので、電気で~というのは画期的だったんだそうです。
シリカゲル乾燥➡電気乾燥にもってきたのがクイックエイド、なんでしょうか・・・。
シリカゲル乾燥の時より、断然いいものなのですが、乾燥機に装着する乾燥剤を買わないといけなくて、これが結構高い。
クイックエイドは、特殊な乾燥剤に加え、乾電池を電源に、補聴器の湿気をファンで拡散させて、乾燥するというもの。
この乾燥剤が夏は1ヶ月もたないときもある~(>_<)

そして、この乾燥剤、店舗で売っているところが少ない。
これも難点です。
ストックがない~って時が困るので、
常にセットでネットで購入しています(^_^;)
夏になると、この乾燥剤を変えて~というシートサインが、すぐにやってきてしまいます。青いのが新しく、ピンクになると取り換えて~のサインです。

乾電池が必要なのも少し面倒でしたが、私が持っているのは古いタイプの物で、
今はACアダプターがついているものが出ているみたい。
乾電池買わなくていいのはいいかも・・・。
↓アダプターはこんな感じに、本体に直接付けるわけではなく、本体を置く形みたいです。
そして、除菌効果もあります。

乾燥剤、乾電池を頻繁に買わなくてよければ、申し分ないものなんだけどな~(;´Д`)
乾燥時間は20分ほど。
作りがシンプルだからか、この乾燥機が壊れたことは一度もありません。乾燥もうまくしてくれるので、今までとても助けられた商品です。
私が買った時時は、乾電池で乾燥するものだったので、5000円くらいだったのですが、AC電源(クレイドル)がつくと7800円~。
技術の進歩と共に価格も上がるよね~(^^;)
フォナックの補聴器乾燥機D-dry
フォナックのD-dryは、電源がUSB。私が求めてるものは、乾電池ではなくて、庫内が大きいものなので、これは我が家の理想に結構かなっているものなんです。
他に乾燥のための備品購入とかもしなくていいのかな?と、少し調べてみました。
<仕様>
・自動でスイッチオフするので安心。温風対流により補聴器を乾燥
・UV-Cライトによる除菌効果で感染症のリスクを軽減
・状況に応じて乾燥時間を選択可能(3時間モード/6時間モード)通常乾燥 : 3時間モード
・じっくり乾燥 : 6時間モード (夏場推奨)
・乾燥時間終了後、自動で停止
・過熱防止機能付きで安心設計
・フタを開けるとUV-C照射が止まる自動安全機能
・長寿命UV-Cライト採用
・乾燥剤の交換不要
・USBのACアダプターからの電源供給仕様
乾燥剤とかいらんみたい~(*’ω’*)
しかし、価格が10000円弱。
そして、乾燥時間が3時間?6時間?
クイックエイドより長い( ゚Д゚)
ま、使い終わったら入れっぱなしでいいようなので、これはこれでいいのかも~
ワイデックスの補聴器乾燥機DRY-GO UV
これも乾電池も備品もいらないタイプのようです。電源アダプターがあるらしい。
他の補聴乾燥器よりも、小ぶりなのが特徴かなと思います。
<仕様>
・温風対流による強い乾燥力
・UV-C(紫外線)照射による除菌効果
・携帯に便利なMicroーUSBケーブルで、コンセントより作動
・紫外線によって、細菌、バクテリア、真菌を99.9%除菌
・ボタンワンタッチの簡単操作
・機器内の温度自動調節
・乾燥が終わると自動電源off
ただ、小ぶりなゆえに、息子の補聴器が入りそうもない~ってのが気になりました。
お店の人によると、入らないこともない・・・みたいに言われたのですが、ギチギチで入れるのは、息子にとって難しいです。息子にも使える乾燥器であってほしいので、こちらは却下となりました。
耳かけタイプじゃなくて、ちっちゃい補聴器ならいいかもしれません。
価格はこちらも10000円弱。
乾燥時間は4時間とのこと。
<注>
ワイデックス社は、2019年3月より、ジバントス社と合併したみたいで、その合併により、世界第3位の補聴器メーカーになったのだとか~
なので、ワイデックス社のDRY-GO-UVは、在庫限りでなくなっちゃうんじゃないでしょうか・・・。
ワイデックス社自体がもうないもんね(^^;)
シグニアのパーフェクトドライラックス
昨年夏に、シグニアからも発売されました。
ワイデックスのDRY-GO UVは、小ぶりで、息子の補聴器が入らず、
フォナックのD-dryは補聴器を入れるところが大き設計されていて、息子の補聴器も入るし、USB電源だし、殺菌できるし・・・だったのですが、保証が1年でした。
で、シグニアのパーフェクトドライラックスは、USB電源、殺菌できる、そして保証が3年だったです。価格も10000円切っていたので、
シグニアのパーフェクトドライラックスを購入しました。
D-dryは補聴器を置くところがとても大きく、子どもでも楽に補聴器を中に入れることができるのでは・・・と、悩んだのですけど・・・
金に負けた~(;´Д`)
我が家にやってきた商品こんな感じ↓

USB電源を探していたので、うれしいです。
乾電池の入れ替えしなくていい♡
我が家ではクイックエイドの前は、シリカゲルをケースに入れて乾燥させる補聴器乾燥器を使っていました。

ケースの中にシリカゲルを入れて乾燥するというものでした。
それが、乾電池➡USBとなったのはすごいです(*’ω’*)

心配していた、我が家の大ぶりな補聴器を置けるかも、大丈夫でした。
補聴器入れの内径を測ってみたら、7.1×5.2×2.0cm。(誤差はご容赦ください。)
高齢者の方が使っているような補聴器なら余裕で入ると思います。

電池の保管もちゃんとシートが入っていたので、蓋につけることができます。

温風乾燥で、紫外線UVランプで99%除菌(*’ω’*)

ただ、ちと不満なのが、作動させるボタンが、手の感覚にわかるような、ボコッと押すタイプじゃなく、押されているかどうかわからないような感覚のものなので、息子が作動できるかな~という感じなのです。

乾燥中、ホタルのように青い光がぽっぽっと光っていて、乾燥終わると光なくなるというもののようですが、
息子がちゃんと作動を認識できるかがちと微妙。
つ~か、息子にはわからんわ~(T_T)
これは誤算だった~(;´Д`)
普通の人ならばできると思うのですが、息子はその辺わからずに、手順だけ覚えるというのが今の知的状況。
頑張って、教えて行くしかないな~って感じです。
乾燥時間は急速ファン乾燥で30分ほど。
自立コムのリニュードライヤDBー100
フォナック、ワイデックス、シグニアの補聴器乾燥機は、実物を補聴器屋さんで見てその中から選んだのですが、ネットであとで見つけたのが、リニュードライヤDB-100というもの。
優しい温風乾燥が特徴のようです。
<仕様>
・乾燥剤や薬品を使わず環境にやさしい、効率的な補聴器乾燥・滅菌装置
・モーター音もなく静かに、補聴器の表面や内部に蓄積した湿気を自然に除去
・紫外線によりバクテリアを抑制し、補聴器を清潔に保ち耳のかゆみを軽減
・外の蓋は防弾用のポリカーボネイト使用のため、床などに落ちても破損する恐れはなし
・中の下敷きは取り外して洗浄可能
補聴器を乾燥するために、温熱対流をしているものが多いのですが、温熱というのが補聴器に対してどれほどのダメージかがよくわかりません。
大丈夫なの?
と、そこに疑問を持つならば、優しい温度のものや、温熱での乾燥じゃないものの方がいいかもしれません。
その点クイックエイドは、熱を使わない乾燥方式のようですが、
リニューは、約45℃前後の熱を自然対流させこれにより補聴器内部まで乾燥させるというもののようです。
そして、電源がこちらはUSBではなく、ACアダプターからとるものみたい。
補聴器を入れる部分も大きい方だと思います。
(うちみたいに、そこが選ぶ基準ならばの話ですが・・・(^^;))
価格が12000円ほどと、他のよりも少しお高めだけど、使ってみたいと思う商品です。
Ear Technology社のドライ&ストア グローバルⅡ、ゼファー型
乾燥剤がいるタイプのものですが、電源はACアダプターです。
グローバルⅡは大きくて、息子の補聴器も入りそうですが、
ゼファー型は入りそうもありません^^;
こちらなによりすごいなと思ったところは、補聴器の電池を出さずにそのまま収納していいそうです。
すげ~(;゚Д゚)
これは画期的かも・・・
補聴器のボタン電池を外したり、入れたりが、息子は手先が不器用なので、難しいのです。
これなら、いちいち乾燥のたびに電池を出し入れしなくていいので、子どもから高齢者まで、使いやすいと思います。
補聴器入れて、スイッチ入れるだけみたいですので・・・。
<仕様>
・ファンで適温の暖かい、乾燥した空気を循環し、補聴器か人工内耳のヘッドセットから湿気を拡散的に出します。
・紫外線ランプで補聴器、人工内耳のヘッドセットの表面を清潔にします。
・乾燥剤によって湿気を空気から吸収、乾燥剤は炭素でできた特殊なもので、脱臭効果が高く、環境にやさしいものです。
(水没した補聴器をも復活させる事ができるとの説明も読んだのですが、それができればすごいと思います。)
・さらに補聴器についている耳垢の水分も取れますので、耳垢も取れ易くなります。
説明読んだ限りじゃ、一番乾燥が強力なような気がしますが、お値段が一番高い(>_<)
補聴器の乾燥機選びは、一概に「これがいい」というものはないよう
息子の場合は、補聴器が大きいということがネックで、そこから選択の幅が狭まってしまうのですが、そんなに大きくないものなら、選ぶ幅も広がりそうです。
強力乾燥に焦点を置くか、
乾燥方法に焦点を置くか、
本体価格に焦点を置くか、
消耗品に焦点を置くか、
販売会社に焦点を置くか、
メーカーに焦点を置くか、
など、どこに合わせるかでも、選ぶ物は変わってくるように思います。
息子は補聴器を使い出してもう6年ほどなりますが、日々補聴器や、補聴器アクセサリーは進歩していて、うれしい悲鳴、反面、ついて行くのにヒーヒー言ってます。
選ぶって難しいですもんね。
あなたにとって、よい補聴器乾燥器が見つかることを祈っています。
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