今日は支援学校の卒業式。
息子はまだ送り出す側です。
数日前からその練習をずっとやっていたみたいで、連絡帳に「ちゃんと座って話を聞いたり、拍手するところはきちんと拍手したりできていましたよ」と、書かれていました。
■小学4年生でできている事
普通の小学4年生ならば、きっとそれくらいできるので、こんな事書かれたりしないのだと思いますが、我が家の息子の場合、やっとそういった場で、落ち着いて座っていられるようになったところです。
思い起こせば、小学1年生の入学式、息子は座ることはできたけど、長時間になると、背中が丸まり、椅子から降りて床に座ろうとしたり、だっこ~といったしぐさをしたりしていました。
入学式で「○○君」と呼ばれて返事もできませんでした。
ですが、
先生たちの努力のかいがあって、息子を含め、みんなちゃんと座って話を聞くことができるようになったし、返事もできるようになりました。
■ダウン症の障害のひとつ、筋肉の低緊張とは・・・
ダウン症の人の筋肉は、筋肉が低緊張といって、弱く柔らかいという障害があります。
息子の場合、お座りができるようになるのも遅く、反り返りが強かったです。
そしてよだれも多かった~
そういったことが低緊張ということなんだと思います。

6か月くらいの写真です。首を上げるのに必死です。娘はこのくらいはもう上半身ぴしゃ~だったです。年子なので、違いがわかりやすく、いつ頃になったら、首を持ち上げられるようになるのか不安でした。

ボールプールが大好きでした。今もだけど・・・
多分、身体が安定するからじゃないかな~と思います。ボールの塊が彼の身体をキャッチしてくれるので、身体を起こしているのが楽なんじゃないかな~

■低緊張はじわじわと本人の努力と熱意で克服する
理学療法も受けましたが、理学療法で指導されたからというより、長い時間かけて、身体ができた時、お座りができるようになったって感じでした。
↓2歳頃です。なんとか座れるようになった頃。それまでは反り返りが強く、座っても後ろに身体をのけぞったりしていました。

幼児期から小学校に入学してからも、がんばって長く座るとか、頑張って先生の話を聞くとかの時間があるので、そこからさらに座っておくという事が上手にできるようになっていったように思います。
↓バランスディスククッションを授業中椅子に置いて、体幹鍛えたりしている子もいました。体幹がしっかりしていない障がい児多いです。
息子は足をつけて座るってのを頑張ってて、椅子を牛乳パックで作ったりしました。

牛乳パックでつくる椅子は、足の高さを本人仕様に調節でき、かつ、いらなくなったら簡単に捨てられるので、よかったです。これ、支援学校でも先生たちが作って使っていました。(支援学校の先生たちいろいろ作ってて勉強になる~
)
足の裏をしっかりつけて、きちんと座るというのを地道に学校でも家でもやり続け、小4の今は、先生に褒められるくらいになりました。
普通の子たちの親御さんとは、ちょっとちがった角度からの喜びです。
ちょこっとづつでも頑張っていれば、けっこう出来るようになることも教えてくれるダウン症という障がい。
これからも向き合っていかなくては・・・。
↓これが簡単にできるのも、筋肉が柔らかなダウン症ならではか・・・。娘は身体が固くて、こんなに広がらないので、悔しがってます

息子はまだ送り出す側です。
数日前からその練習をずっとやっていたみたいで、連絡帳に「ちゃんと座って話を聞いたり、拍手するところはきちんと拍手したりできていましたよ」と、書かれていました。
■小学4年生でできている事
普通の小学4年生ならば、きっとそれくらいできるので、こんな事書かれたりしないのだと思いますが、我が家の息子の場合、やっとそういった場で、落ち着いて座っていられるようになったところです。
思い起こせば、小学1年生の入学式、息子は座ることはできたけど、長時間になると、背中が丸まり、椅子から降りて床に座ろうとしたり、だっこ~といったしぐさをしたりしていました。
入学式で「○○君」と呼ばれて返事もできませんでした。
つ~か、息子のクラスに返事できる子はいなかったな・・・。
ですが、
先生たちの努力のかいがあって、息子を含め、みんなちゃんと座って話を聞くことができるようになったし、返事もできるようになりました。
■ダウン症の障害のひとつ、筋肉の低緊張とは・・・
ダウン症の人の筋肉は、筋肉が低緊張といって、弱く柔らかいという障害があります。
低緊張とは、自分の体を支えるための筋肉の張りが弱い状態のこと。専門的には、筋緊張低下症という。
具体的な特徴は
◇口元
・よだれがよく出る
◇姿勢
・うつぶせの姿勢から手だけで体を起こそうとする
・立ち上がるときに、足の小指が浮いている
・移動するときに、おしりを床につけてずりばいする
・歩くときにおしりを後ろに突き出し、足を横に大きく広げている
◇関節の極端な柔らかさ
・足首を曲げたときに、足の甲がすねにつく
・手のひらを内側に曲げたときに、腕につく
(LITALICO発達ナビより)
息子の場合、お座りができるようになるのも遅く、反り返りが強かったです。
そしてよだれも多かった~

そういったことが低緊張ということなんだと思います。

6か月くらいの写真です。首を上げるのに必死です。娘はこのくらいはもう上半身ぴしゃ~だったです。年子なので、違いがわかりやすく、いつ頃になったら、首を持ち上げられるようになるのか不安でした。

ボールプールが大好きでした。今もだけど・・・

多分、身体が安定するからじゃないかな~と思います。ボールの塊が彼の身体をキャッチしてくれるので、身体を起こしているのが楽なんじゃないかな~


■低緊張はじわじわと本人の努力と熱意で克服する
理学療法も受けましたが、理学療法で指導されたからというより、長い時間かけて、身体ができた時、お座りができるようになったって感じでした。
↓2歳頃です。なんとか座れるようになった頃。それまでは反り返りが強く、座っても後ろに身体をのけぞったりしていました。

幼児期から小学校に入学してからも、がんばって長く座るとか、頑張って先生の話を聞くとかの時間があるので、そこからさらに座っておくという事が上手にできるようになっていったように思います。
↓バランスディスククッションを授業中椅子に置いて、体幹鍛えたりしている子もいました。体幹がしっかりしていない障がい児多いです。
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息子は足をつけて座るってのを頑張ってて、椅子を牛乳パックで作ったりしました。

牛乳パックでつくる椅子は、足の高さを本人仕様に調節でき、かつ、いらなくなったら簡単に捨てられるので、よかったです。これ、支援学校でも先生たちが作って使っていました。(支援学校の先生たちいろいろ作ってて勉強になる~

足の裏をしっかりつけて、きちんと座るというのを地道に学校でも家でもやり続け、小4の今は、先生に褒められるくらいになりました。
やった~♡
普通の子たちの親御さんとは、ちょっとちがった角度からの喜びです。
ちょこっとづつでも頑張っていれば、けっこう出来るようになることも教えてくれるダウン症という障がい。
これからも向き合っていかなくては・・・。
↓これが簡単にできるのも、筋肉が柔らかなダウン症ならではか・・・。娘は身体が固くて、こんなに広がらないので、悔しがってます


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