娘が4年生の時、学校の道徳の授業で、自分の心の中を出そうみたいな授業があったそうで、その授業で、「私はいじめられていました」みたいな告白をする人が結構いたそうです。
そう言っている子たちは、はたからみると、とても活発で、利発で、お喋り上手な子だったので、娘はすごくびっくりしたそうです。
でも私は、利発すぎて、敏感なんじゃないかな~と、思いました。
少しの事で傷つきやすいので、いじめられていると感じやすのかな?
娘は友達を家に連れてくるのが好きで、何人かの友達を知っていますが、とても大人っぽい対応をする子が多く、私の反応もよく見ていて、そこから相手の気持ちを読み取ったりしているんだな~というのが、私にもわかります。
我が家の娘は、そういった利発なタイプとはちと違うんですけど、相手の態度に過剰に反応したり、深読みしすぎたりする傾向があるようで、相手の気持ちにもとても敏感です。
と、思っていたのですが、「ひといちばい敏感な子」という本にぶち当たりました。
ひといちばい敏感な子、この本の中では「Highly Sensitive Child」略してHSCと呼ばれていました。
■ひといちばい敏感な子「Highly Sensitive Child(HSC)」
HSCの特徴は、
娘は、注目されやすいってのは、ちと違うと思うのですが、他はみんなあってる
でもこの項目、入る子多いと思うんですよね。
このHSCって、ADHDや発達障がいと誤診されたりしてるって書いてあったりしました。
チェックリストも23項目あるのですが、私もやってみたけど、私、5,6個くらいでした。
私は違う?
はたして娘はHSCなんでしょうか?
■娘の幼児期
小さい時は、ぼや~っとしてる子でした。
状況を理解するのが難しい子なのかな?
それを言葉で表すのが苦手な子なのかな?
とか思っていました。
私と旦那が大喧嘩した日、娘は3歳くらいだったと思うのですが、その時はぽや~と私たちを見ていたんです。でも大きくなって、ホントに最近になって、その時の様子を話してきました。その前まではまったく言ったことなかったのですが・・・。
なんで今頃?
その時娘はきっとびっくりしすぎてフリーズして、言葉で表現したり、泣いたりもできなかったのかな?刺激が強い場面とか、感情に訴えてしまう場面は娘には見せんとこ~。
娘は幼児期からダンスが好きでした。幼児教室のお勉強の時間はふらふらしてたけど、ダンスの時間だけ張り切ってた。
ヒップホップとか、ロック系のダンスは苦手。
低い感じの大きな音が出る音楽が苦手なようです。
旦那が趣味でバンド活動をしていて、ライブをしたりするのですが、ライブハウスが嫌いで、その場の空気感や音響ががとても苦手。怖いんだって。
雷とかも嫌いで、雷のどど~んと落ちたな・・・って感じの音に泣く
トイレを流す音にもおびえてました。スーパーのトイレとかに行くと流す音の大きなところがあるので、流すたびに私がドキドキ。泣きださないかひやひやしてた。
音的には、クラッシック系の音楽とかj-popの曲とか、かわいい感じや清楚、荘厳な感じの音楽が大好きみたいです。
光も苦手。
なので、朝がとても苦手。
眩しがることが多く、「おめめが痛い」とかよく言っていました。
幼児のくせに朝起きられない~。
幼稚園に間に合わないじゃん!!!ってのが一番大変でした。
小学1,2年生になると、言葉で言い表せるようになったからか、物や人が大きくなったり小さくなったり見えるというのも言っていました。
後で調べると「不思議のアリス症候群」というのがあるそうで、それなのかな~?なんて思っていましたが、病院には行かなかったので、その症状はほっといて現在に至ります。
今もたまにあるそうですが前より頻度が落ちたんだとか・・・。
食べ物や匂いにも敏感で、新しいものにも敏感、慎重です。
食べた事がない物の匂いを嗅ぐとかします。
家族の誰もそんなのやらないのに
好き嫌い、めちゃ多いです。苦いのが苦手なよう。野菜の苦み、えぐみがダメなので、野菜全般たいてい嫌いです。
形がいびつなのもダメ。色も彼女好みの色じゃないと、おいしそうに感じないみたいです。見た目が悪いと信用できないみたい。
幼稚園では、「なぜそこで泣く」という場面で泣いたりして、
幼稚園の先生も友達もおろおろ・・・。
本人なりの理由があるとは思うのですが、
その理由を言葉で伝えることができないのか、
泣くばかりなので、
泣いている理由がわたしらさっぱり~?
ってのが何度もありました。
しかもワーワー泣くじゃなく、じわ~と泣く。
さめざめ泣く。
ちとうざいです(´-ω-`)
幼稚園で、面談があると、ぜったい私にすり寄ってきて、先生と私の会話を何気に聞いたりしていましたが、それは私に甘えているのではなく、自分の悪口言っているのでは?と、偵察に来ていたのです。
■小学校高学年になって
小3くらいまで、めちゃめんどくさいな~って感じの子でした。親の想いが伝わってしまってたからかな?でも、めんどくさいな~って思ってはいても、自分の子なので、小さく、小さく、関わるようにしていったら、4年生くらいで、ちょっと変わってきました。
自分がこう思っているって口にすることができるようになってきました。
小学校高学年になると、こういう風に言われると「傷つく」と言うことができるようになり、お互いになんで、こうじゃダメなのか?もっとこうこうした方がいいんじゃない?と言葉で言い合えるようになってきました。
幼児の頃は、親絶対!と思っていたみたいです。なので、うっぷん溜まってた?
のだそうです。
最近、そうだったことを話し合えるようになってきたのでよかったです。そして、めちゃくちゃおしゃべりになってきました。こっちから聞かないと学校の事教えてくれなかったんですが、今は、友達の事、先生の事、私はこう思った、こんな風にしたらダメだよね。なんてことも言ってます。私ら親にも文句言えるようにもなってきました。
無口な子から、なんでこうなったのかはわかりません。
でも、ずっとちょっとずつ寄り添った事と、スキンシップを喜んでいるのがわかったので、頭をなでたり、手をつないで歩いたりをずっとしてきました。そして話を丁寧に聞く。その積み重ねがよかったのかな、と思いました。
やってるつもりだったけど、丁寧に意識してやったら少しずつ、気持ちが溶けてきたって感じでした。幼児の時は、私の対応がきっと雑だったんですね。
■HSCは子どもの15~20パーセントに見られるらしいけど・・・
50年ほど前から、HSCの研究はあり、当時は「敏感」という言葉ではなく、引っ込み思案とか、内向的、怖がり、消極的なんて言葉で表現されていたとのこと。その言葉に当てはまる子なら、以前からもいたし、私もそういった言葉を言われたりしました。
でも、今の子たちはそういった言葉でくくれないほど、「敏感」な気がします。
そして、私は、そのへんのお母さんより、ちょいと年寄りですが、そのへんのお母さんも結構、敏感な感じがします。
単に私が人口の少ない県から、人口の多い県に出てきたから、かもしれないし、私がちとお年寄りだからそう感じるのかもしれませんが・・・。
その敏感な人たちを、「Highly Sensitive Person(人一倍敏感な人)」というのだそうです。
敏感なひとたちは、もしかしたら、これからどんどん多くなり、敏感があたりまえになっちゃったりするのかもしれません。
そう言っている子たちは、はたからみると、とても活発で、利発で、お喋り上手な子だったので、娘はすごくびっくりしたそうです。
でも私は、利発すぎて、敏感なんじゃないかな~と、思いました。
少しの事で傷つきやすいので、いじめられていると感じやすのかな?
娘は友達を家に連れてくるのが好きで、何人かの友達を知っていますが、とても大人っぽい対応をする子が多く、私の反応もよく見ていて、そこから相手の気持ちを読み取ったりしているんだな~というのが、私にもわかります。
我が家の娘は、そういった利発なタイプとはちと違うんですけど、相手の態度に過剰に反応したり、深読みしすぎたりする傾向があるようで、相手の気持ちにもとても敏感です。
この小学生の皆様の状態はなんだろう?
と、思っていたのですが、「ひといちばい敏感な子」という本にぶち当たりました。
リンク
ひといちばい敏感な子、この本の中では「Highly Sensitive Child」略してHSCと呼ばれていました。
■ひといちばい敏感な子「Highly Sensitive Child(HSC)」
HSCの特徴は、
細かい事に気づく
刺激を受けやすい
強い感情に揺さぶられる
他人の気持ちにとても敏感
石橋をたたき過ぎる
よくも悪くも注目されやすい
娘は、注目されやすいってのは、ちと違うと思うのですが、他はみんなあってる

でもこの項目、入る子多いと思うんですよね。
このHSCって、ADHDや発達障がいと誤診されたりしてるって書いてあったりしました。
え~?そりゃモンダイじゃん
チェックリストも23項目あるのですが、私もやってみたけど、私、5,6個くらいでした。
私は違う?
はたして娘はHSCなんでしょうか?
■娘の幼児期
小さい時は、ぼや~っとしてる子でした。
●言葉が少なかった
状況を理解するのが難しい子なのかな?
それを言葉で表すのが苦手な子なのかな?
とか思っていました。
私と旦那が大喧嘩した日、娘は3歳くらいだったと思うのですが、その時はぽや~と私たちを見ていたんです。でも大きくなって、ホントに最近になって、その時の様子を話してきました。その前まではまったく言ったことなかったのですが・・・。
覚えとったんかい!
なんで今頃?
その時娘はきっとびっくりしすぎてフリーズして、言葉で表現したり、泣いたりもできなかったのかな?刺激が強い場面とか、感情に訴えてしまう場面は娘には見せんとこ~。
●大きな音、強い音が嫌い。でも音楽やダンスが好き
娘は幼児期からダンスが好きでした。幼児教室のお勉強の時間はふらふらしてたけど、ダンスの時間だけ張り切ってた。
ヒップホップとか、ロック系のダンスは苦手。
低い感じの大きな音が出る音楽が苦手なようです。
旦那が趣味でバンド活動をしていて、ライブをしたりするのですが、ライブハウスが嫌いで、その場の空気感や音響ががとても苦手。怖いんだって。
雷とかも嫌いで、雷のどど~んと落ちたな・・・って感じの音に泣く

音的には、クラッシック系の音楽とかj-popの曲とか、かわいい感じや清楚、荘厳な感じの音楽が大好きみたいです。
●光が苦手
光も苦手。
なので、朝がとても苦手。
眩しがることが多く、「おめめが痛い」とかよく言っていました。
幼児のくせに朝起きられない~。
幼稚園に間に合わないじゃん!!!ってのが一番大変でした。
小学1,2年生になると、言葉で言い表せるようになったからか、物や人が大きくなったり小さくなったり見えるというのも言っていました。
後で調べると「不思議のアリス症候群」というのがあるそうで、それなのかな~?なんて思っていましたが、病院には行かなかったので、その症状はほっといて現在に至ります。
今もたまにあるそうですが前より頻度が落ちたんだとか・・・。
●食べ物の味やにおい、形に敏感
食べ物や匂いにも敏感で、新しいものにも敏感、慎重です。
食べた事がない物の匂いを嗅ぐとかします。
家族の誰もそんなのやらないのに

好き嫌い、めちゃ多いです。苦いのが苦手なよう。野菜の苦み、えぐみがダメなので、野菜全般たいてい嫌いです。
形がいびつなのもダメ。色も彼女好みの色じゃないと、おいしそうに感じないみたいです。見た目が悪いと信用できないみたい。
●感情の出し方がちょっと違う。疑り深い。人を信用していない。
幼稚園では、「なぜそこで泣く」という場面で泣いたりして、
幼稚園の先生も友達もおろおろ・・・。
本人なりの理由があるとは思うのですが、
その理由を言葉で伝えることができないのか、
泣くばかりなので、
泣いている理由がわたしらさっぱり~?
ってのが何度もありました。
しかもワーワー泣くじゃなく、じわ~と泣く。
さめざめ泣く。
ちとうざいです(´-ω-`)
幼稚園で、面談があると、ぜったい私にすり寄ってきて、先生と私の会話を何気に聞いたりしていましたが、それは私に甘えているのではなく、自分の悪口言っているのでは?と、偵察に来ていたのです。
■小学校高学年になって
小3くらいまで、めちゃめんどくさいな~って感じの子でした。親の想いが伝わってしまってたからかな?でも、めんどくさいな~って思ってはいても、自分の子なので、小さく、小さく、関わるようにしていったら、4年生くらいで、ちょっと変わってきました。
自分がこう思っているって口にすることができるようになってきました。
小学校高学年になると、こういう風に言われると「傷つく」と言うことができるようになり、お互いになんで、こうじゃダメなのか?もっとこうこうした方がいいんじゃない?と言葉で言い合えるようになってきました。
幼児の頃は、親絶対!と思っていたみたいです。なので、うっぷん溜まってた?
でも、絶対って言ってないよ、私ら?
なんかそう思ってしまった。
のだそうです。
最近、そうだったことを話し合えるようになってきたのでよかったです。そして、めちゃくちゃおしゃべりになってきました。こっちから聞かないと学校の事教えてくれなかったんですが、今は、友達の事、先生の事、私はこう思った、こんな風にしたらダメだよね。なんてことも言ってます。私ら親にも文句言えるようにもなってきました。
無口な子から、なんでこうなったのかはわかりません。
でも、ずっとちょっとずつ寄り添った事と、スキンシップを喜んでいるのがわかったので、頭をなでたり、手をつないで歩いたりをずっとしてきました。そして話を丁寧に聞く。その積み重ねがよかったのかな、と思いました。
やってるつもりだったけど、丁寧に意識してやったら少しずつ、気持ちが溶けてきたって感じでした。幼児の時は、私の対応がきっと雑だったんですね。
ごめん!
■HSCは子どもの15~20パーセントに見られるらしいけど・・・
50年ほど前から、HSCの研究はあり、当時は「敏感」という言葉ではなく、引っ込み思案とか、内向的、怖がり、消極的なんて言葉で表現されていたとのこと。その言葉に当てはまる子なら、以前からもいたし、私もそういった言葉を言われたりしました。
でも、今の子たちはそういった言葉でくくれないほど、「敏感」な気がします。
そして、私は、そのへんのお母さんより、ちょいと年寄りですが、そのへんのお母さんも結構、敏感な感じがします。
単に私が人口の少ない県から、人口の多い県に出てきたから、かもしれないし、私がちとお年寄りだからそう感じるのかもしれませんが・・・。
その敏感な人たちを、「Highly Sensitive Person(人一倍敏感な人)」というのだそうです。
敏感なひとたちは、もしかしたら、これからどんどん多くなり、敏感があたりまえになっちゃったりするのかもしれません。
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