娘の習い事遍歴~子どもの習い事を決めるのは難しい~
娘は1歳半から習い事をやっています。
1歳半で、ドラキッズという勉強系の習い事に通ってみたのですが、これがまた、娘に合わなかった(^^;)
娘が通った教室は、2人の先生がいました。
とても子どもをよくわかっている先生で(ドラキッズの先生はみんな有資格者ばかりなのだそうです)、親にまで優しく親身になってくださる先生だったのですが、
肝心の娘はその授業的内容がまったく受け入れられていないよう(;´Д`)
頑張って1年8ヶ月通ったけど、こりゃだめだ、と私が断念してしまいました。
Contents
勉強系の習い事を選んだ理由と辞めた経緯
ドラキッズは小学館の幼児教室。
各地にあるようで、私の住んでいるところは、近所のスーパーに入っていました。買い物にもよく行くところだから、娘も入りやすいかも・・・と、安易に考えて入ったのですが・・・。
体験もしっかり行って、とりあえず、やってみようと、1歳半からのプレいちごというコースに入りました。(今はコース名が違うのかもしれません。HPを見たら、そんなコース名はなかった(@_@。)
その後次の年のコースいちご、その次の年のコースみかんというふうに進んだのですが、みかんのコースもあとわずかというところで「もうだめだ~」と、私がそう思ったので、「やめる」という決断をしました。
「もうだめだ~」と思わせる事件があったのですが、その事件が運命の分かれ道~だったです。
勉強系の習い事を最初に選んだのは、幼稚園や、小学校入学への道筋を立ててあげたかった・・・とういのが、私の思いだったのですが、娘は幼稚園、小学校も知らなければ、文字、数字、なんてのも知らないし、知らなくてもいいって感じで、まったく興味なさそうでした。
ぽわ~っとした娘だったので、勉強の方法を今は向いていないのを強く感じました。
勉強系の習い事は、そこを楽しく感じる子が行くところなんだな~と、思いなおした出来事でした。
勉強系の習い事なのに、興味があったのは課題のなかの運動系でした
唯一興味があって楽しそうにしていたのが、ドラえもんの音楽に合わせて踊るダンスだけでした。
読み聞かせの時間もありましたが、まったく先生のお話を聞いてなくて、後ろの方で、ふらふらしていました。
そんな時、私はいたたまれなくなっていたのですが、ドラキッズの先生は、「大丈夫ですよ。座っていなくても、ちゃんと聞いているようですよ」と言ってくださったものでした。
今思えば、みんなと座って先生の話を聞くというのが恥ずかしかったのかな?
とか、思うのですが、みんな聞いているのに、自分の娘だけが、ふらふらしているという状態って、親の気持ちは心中おだやかになるのは難しかったです。先生の「大丈夫ですよ」というお声がけよりも、
「みんな座って聞いてんだ!
ちゃんと座って人の話聞けよ~ヾ(。`Д´。)ノ」
という私の心の声の方が勝っていて、
イライラがメラメラ状態でした。
はじめのうちはこうなんだろう・・・なんてことはなく、
読み聞かせの際は、毎回こうだったので、これも辞める原因の一つ。
他にも、理解というものは、年齢もあるのかもしれませんが、そこに関係なく、理解できる子はできるんだ~、一種の才能なんだな~と、気づいたというのもあります。
ドラキッズでは、国語的なもの、算数的なもの、絵画や造形的なもの、英語、運動などがありましたが、娘がついて行けるのは、運動くらいしかありませんでした。
運動は、ダンスもですが、平均台、マット運動みたいなのもあり、この時間だけは喜々としてやってました。
しか~し、他がすべて全滅(~_~)
色塗りはまだいいとして~
数字を書くのも、これが↓やっとでしたね。
量的にはわかってなかったんじゃないかと思います。
ただ書かされていただけ。
家でも工夫して教えてみましたが、理解というのは、
子どもによってすぐにできる子と、
長く時間がかかる子がいるんだな・・・
と、気づきました。
一緒にワークをやっている両隣のお子さんはさっさとできていて、
「すごいですね~」と、お子さんのお母さんに言うと、
「好きみたいなのよね」と言ってました。
「好き」だから・・・だけではないような気がしましたが、
そうとしか言いにくいよね~とも思いました(^^;)
いちごコースの時は、親子で教室に入って、子どもだけでやる時は後ろの方で座って見ていたり、時には参加したりという感じでしたが、
みかんコースになると、子どもだけで学びます。
ひとりで大丈夫?と私の方がいつも不安でしたが、
教室が終わる頃、迎えにいくと、
先生が毎回「頑張っていましたよ」と言ってくれました。
今考えると、私の不安を打ち消してくれていたんだな~と思います。
ドラキッズの先生に助けられていた私~(;´Д`)
でも、多分、娘は教室の中で、ほわ~としていたんだろうと思います。
中身はすご~~~く頑張っているようなのですが、
外からはふわふわ見える娘なんですよね。
↓一生懸命線を追っているところが、まじめな娘の性格がでています。
↓筆圧も若干弱め?たぶんわかんなくて、自信がなかったんじゃないかと思います。
↓一生懸命頑張って選んだんだろうな~な、ワーク。
こんなワークを教室ではやっていたようで、
次第にできるようにはなってきていたのですが、
ぽわ~っとしているのは相変わらずで、
続けていいの?
という思いがずっとあり~
プレいちご➡いちご➡みかん➡ぶどう➡めろん(入学準備コース)、というコースを歩む予定でしたが、みかんコースもあと4か月で終わりという時に、辞める決意をしました。
習い事は好きなことがいいかな?
ドラキッズを辞めて、はた次はどうしよう?
と思ったのですが、そのまま何もしないというのもあったのですが、
ドラキッズでダンスをしている時だけが一番楽しそうで、前の轍は踏むまいと、「好きなもの」という方向で考えてみました。
苦手なことを克服するという方向からいくのもいいのかもしれませんが、
まだまだ小さな心なので、苦手を操る力はないみたい(´ー`)
しかし、近所には、3歳くらいでダンスを教えてくれるところがなく(ダンスはたいてい4歳くらいからでした)、舞踊の範囲でいうと、バレエしかなかった・・・(;´Д`)
バレエか~
親でもよくわかんない世界だよ・・・
どうする?
やってみるか・・・とバレエの道を模索・・・。
最初選んだバレエ教室で体験をしたのですが、
その体験で、結局体験してくれず、1レッスン見て帰りました。
バレエ嫌だったかな~と思いましたが、
もう1軒のバレエ教室に入ってみると、そこでは体験してくれて・・・
先生とか教室の雰囲気は、私には特にどちらも悪くなかったのですが、
娘が何を決め手にこちらの教室では体験してくれたんだろう?
と、私には、その決めてはわからなかったけど、
せっかく入ってくれたので、しばらく通って様子を見てみることにしました。
子どもの習い事選びは難しい
子どもの習い事選びは、とても大変でした。
私がやりたいものはわかるんだけど、子ども、特に、幼児期の子どもは自分の思いを伝えられないし、伝えてる思いがホントかウソかもわかりゃしない・・・という状態。
子どもが好きなものってどれなんだ?
「好き」みたい・・・
「嫌い」みたい・・・
と、親が勝手に判断し、
それが好きなのよ♡と、
子どもらが反応してくれるのは、ずっと後なのですもん(>_<)
いやいや反応してくれる子もいると思うのですが、
うちはそうじゃなかった~(-_-)
何にしても「ぽわ~としている」この一言につきる状態でした・・・。
習い事なので、「行かない」という選択肢もあるのですが、
子どもの遊び場すら少なくなっている昨今で、
習い事は勉強ではなく、子どもの楽しみという側面もあると思うのです。
いろんな親御さんがいて、いろんな思いがあって、
いろんな性格の子どもがいて、いくつもの選択肢の中、
これだ~というチョイスをし、そこを進んでいけるって、
ある意味奇跡に近いと思ったりもします。
娘の場合、そのままそのバレエ教室に通い続け、
バレエに通っている最中、何度か、
いつまで続けるの~?
まだやるの~?と、
ちょいちょい聞いてきましたが、なかなか「やめる」の一言がなく・・・
小学3年生くらいから、「私はバレエが好き」という言葉を言ってくれていて、
ああ、そうなんだな~と思っていたのですが、
今度は好きでは続けにくい事がでてきました。
それが金銭と時間の問題です(>_<)
いろいろ親子で考えたのですが、
最近ようやく「やめる」という決断をしました。
自分の好きなことなら、突っ走れる私ですが、人がどう思っているかを考えつつ、その思いに沿ってチョイスするってめっちゃ責任重大だし、むずかしいです(>_<)
年齢が上がるとともに、新しい習い事は相談で決めることができた
新しい習い事は、娘と相談して決めることができました。
まだまだ娘だけで「決める」というのは難しいけど、
かといって、気持ちを私に伝えられないというのではないので、
その点私は楽になりました。
決めたのは「ジャズダンスへの道」
クラッシックバレエは、発表会にとてもお金がかかるんです。
でも、それだけではなく、今の教室の時間帯は、中学校生活をしながらその時間帯へ通うのが難しくなりそうというのもありました。
そんなこんなで、ずっと親子で悩んでいたのですが、バレエからジャズダンスへ移行する方は結構いるという話を聞き、「ジャズダンス」という方向が浮上してきました。
ここでも、なにもしないの選択肢はあったのですが、
やっぱり踊りが好きみたいなんですよね(*´ω`*)
バレエとは違い、POPな音楽と、シャープな動き、
バレエのトゥで立つ動きが苦手な娘にはジャズダンスの方がいいのでは?
なんて親の方はずっと思ったりしたのですが、
娘の心はちっちゃいので、
新しいものよりも古いもの、
今までやってきた安定したもの
を捨てるのがとても大変だったみたいです。
バレエの腕前はそこそこ。
そんなに上手じゃないけど、楽しめるくらいには踊れるというスキル。
通っていたバレエ教室では、コンクール的な踊りはやっていませんでした。
娘なりにずっと楽しく踊ってきた道を変える外的要因(金と時間(^^;))が浮上し、親子で数年悩みましたが、最近になってようやくやってみようかな・・・という気持ちになって、
ジャズダンスの教室で体験にも行ってみました。
なにがきっかけだったのかわからないのですが、
多分、安定を求めるちっちゃい心がちょびっとだけ大きくなって、
ちょっと冒険してみようかな
の気持ちが出てきたのではないかと親は思っています。
しかし、いざ体験に行ってみると、
踊りはそこそこついていけてたようなのですが、
知らないレッスン場、知らない先生、知らない人と一緒に踊り、
いっぱいいっぱいになってしまったらしく、
帰りにポロポロ泣いて帰りました。
げげげ、まだまだちっちゃい心やん(*´Д`)
ここで、喜々として踊れる子どももいるかと思うのですが、
娘はそんなに元気いっぱいの心をもっている子どもじゃないので、
そこが難しいところなのです。
どっちにするんだろ~?と思っていたら、
「やってみる」と、
そのちっちゃい心を押しのけて、新たなる道を選ぶことになりました。
「自分で決める」は難しいけど、いつまでも親は一緒にいないしね・・・
そんなこんなですが、やっと少しは自分で選んで、自分で決めるの道を歩みだしました。
10年ほど娘の人生操縦してきて、あ~疲れた(;´Д`)
相談することはあっても、これからは、自分で自分の道を決めていってもらいたいな~と思う今日この頃。いつまでも一緒に生きてあげられないもんね~(^^;)
「習い事」って、いろんな意味で、案外奥深いんだな~と、今しみじみ思っています。
嫌いか好きか、やってみないと、わかんないし、やってみたからと、やめるのも大変、次を選ぶのも大変、次に行くのも大変。
でも、そんな行動から、自分がよりわかっていくという・・・子どもの習い事選びは、親子でする旅みたい^^;
しなくてもいい旅、自分から望んでする旅ですね(^^;)
まだまだ一緒に選んだり、決断したりなのでしょうが、そのうち、自分で勝手に決めちゃったり、勝手にやめちゃったりなんてことになっていくのでしょうか・・・。
習い事は人生のいろどり?
1歳半から始めた習い事ですが、
もう10年ほど通っています。
踊りが主な習い事でしたが、それだけでは学校生活が無理でした。
学校に入ると、やっぱり勉強がついていかず、
最初、くもん、その後学研と通い、
小学校の間は勉強系の習い事は必要だったです。
運動面でも、ボールが苦手で、
一緒に遊んだりしてボールに慣れようとしましたが、
結局テニス教室に少し通って、なんとか苦手を克服しました。
テニスは好きではなかったようで、すぐにやめてしまいましたが、
ボールに慣れるという目的は達成しました。
ドッジボールができなくて、友達の輪に入れなかった学年があったのですが、
5年生でバスケットが出てきた時は楽しくバスケをやれるようになっていました。
学校での教育だけでやっていけるお子さんもおられるのかと思いますが、
娘の場合そうはいかず、
楽しみと、足りない部分を補うという二つの目的で、
習い事をしていました。
しかし、習い事にはお金と時間が必要で・・・
娘が子どもを育てる時も、こんな苦労をするのかな~?なんて考えてしまったり・・・
循環している世の中なのだから、技術をもっている人が、必要としている人に力がかる~く流れていけるようになるといいのにな・・・
今、すんごく重~く、流れているような気がします。
もっと軽やかにすべてのことが循環していくと、お金や時間に縛られずに、ゆたかに習い事や、教育を楽しむことができるのではないのかな~。
これは私の中での希望とか、夢とか、そういった部分なのですが、このサイトは私の心の中なので、そっと残しておこうと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません