インフルエンザ来襲のメールが息子の支援学校からメールがきました。

近頃の支援学校はこのようなメールも送ってくれるのか~と、感心してしまいます。

支援学校へ行っているいわゆる「障がい児」と言われている子ども達は、とっても冬が苦手で、インフルエンザが来襲すると、バタバタと倒れてしまいます。

普通の学校の子ども達よりも、あっさりとやられてしまうのです。

校長先生が、

「冬は我が校の生徒たちにとって、試練の季節。病気が蔓延してしまうので、体調管理を万全に~」

てな話をしておられましたが、何度もブログにはわが息子にとっての「冬」の恐怖を書いてきたのですが、それが息子だけではないことを教えてくれました。

「障がい児」は自分の「障がい」とも闘わなければならないのですが、さらに蔓延する「ウイルス」や「細菌」とも闘わなければならないのです。


■インフルエンザや他の感染症と言われる病気を予防するには・・・


うちの息子の場合は、

手洗い、うがい

このくらいの予防術しかもってな~い

うがいは難しく、なんども練習し、やっとできるようになりました。
手洗いも頑張っていますが、完璧には程遠い感じです。

というのも感染しやすい原因かも・・・

「暑い」「寒い」という体の感覚はもっていて、それなりにわかっているのですが、「暑い」から衣服を脱ぐ、「寒い」から衣服を着るって~のが難しい。

暑い→衣服脱げばいいっていう風に考えないのが息子です。まだそこまで成長してないって事なのかな~。


食べ物も、そこそこなんでも食べるのですが、それが血となり肉となり、彼の身体を強くするのに、普通の人より時間がかかっている・・・という感じがします。

なんてったって5年生なのに、服のサイズ130だも~ん
130なんて、小1か小2くらい?

どんなに手洗い頑張っても、どんなにうがいしなさ~いと、うがいを奨励しても、「障がい」によって引き起こされているのではないかと思われる身体のつくりはどうしようもなく、「予防」という言葉の前には「無力感」が漂ってしまいます・・・

■障がいをもって生まれてきている子たちは、生きていることが奇跡かも・・・

息子が小学校に上がってから、4年生までの間にクラスメートが2人も亡くなってしまいました。

それは感染症ではなかったけれど、ある日突然の訃報。

入院していて、徐々に命の火が消えて~
なんてシチュエーションではなかったです。

「ある日突然」が起こりやすいのがこの子たちなのだな~と、その2人の命で学びました。

感染症だけでなく、事故や、天災や、はたまた国家の一大事・・・なんて事すべてに弱い子たちです。

でも、逆に考えるなら、この子たちの命がすくすく育つ世の中ならば、普通の人たちはもっと楽々すくすく育つ世の中なんだよなぁ~。

クリーンな空気とか、
体にいい食事とか
安心な大地とか・・・

毎年、毎年、インフルエンザやその他の感染症におびえるのにもう疲れた~

なんて思ってしまっている私。
冬はまだまだはじまったばかり。

でも夏すぎてから、風邪的な感染症にもうすでに3回も侵され、その感染症によって起こった鼻水や体内の浸出液が、目や耳に害を及ぼし、抗生物質や鼻水の薬の投与でやっと治っているという事態になっています。

それでもなんとか、乗り切って、来年の春から夏にかけても楽しく過ごそうっと!

頑張るぞ~(^O^)/

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