新学期が始まってすぐの事でした。息子の学校でインフルエンザが流行し始めました。次々と学級閉鎖が決まって、最初はB型が流行っていますとのお達しが流れてきていたのですが、そのうちA型も現れはじめ、どんどんと息子のクラスメートも打倒されていっていました。

そんな中、息子のクラスメートがノロでお休みという話を先生から聞きました。その後、同じクラスメートが次々とノロでやられていき、うちの息子にも移ってなければいいけど・・・との先生の話を聞いたその日の夕方、

息子が吐いた~~~~

キタか!ノロウイルス!!

インフルがやってくるかと思っていたのですが、新春いっぱつめから来たのはノロウイルスでした。

我が家はとにかくウイルス、細菌に弱い
まず、息子が弱くて、その後、娘に行って、そして旦那と私もしばしば打倒されてしまいます。

こんな時、我が家の住人は弱者なんだな~
と、感じます。

食物連鎖の頂点に立っているのは私たち家族ではない・・・他の人類の方々は立っているのかもしれないが、うちは違うんだ~~~~(>_<)



■ノロウィルスとは・・・?

我が家にとってのノロウィルスの症状は、吐いたら「ノロきた!」と思います。

そして、周りの人のノロでやられた・・・という話や、発熱、下痢、などの症状から合わせて考えて、「ノロ」と判断しています。

息子の場合、「おなかが痛い」と自分で言えないのが困っているところ。その日も吐くまでは、こたつに入ってタブレットでyoutubeを見ながらケタケタ笑っていたんですよね。で、ちょっと目を離したスキにげーーーーと吐いていました。

こたつの中が大変なことに~

その後一応病院へ行きましたが、ノロの検査はありませんでした。

ノロって検査しても感度が低いため結果が出なかったりするんだそうです。他、ノロに効く薬がないため、検査して確定したからって、それがなに?になってしまうらしいのです。

なんでノロの検査しないんだろう?と思ったので調べてみたのですが・・・そういう理由ですか~ナットクしました

一応インフルエンザの検査はしとくから~と、インフルの検査はしてもらいました。でもインフルは陰性だったので、「水分とってお大事に~」って感じで帰ってきました。

病院の先生はノロウイルスってどこで判断したのかなぁ?症状?

感染性胃腸炎にはいろんな種類があるらしく、その中のノロウイルスだって特定するのにどうやってるんやろ?


■ノロウィルスの症状は様々だった・・・

息子の場合、ただ事ではないくらい、びゅーーーーって吐くし、水分とっては何度も何度も吐くし、薬がないと心配・・・って感じにもなったりするのですが、薬がない!で、めっちゃ不安でした。

ノロに効く抗ウイルス薬はないそう。下痢止めとか痛み止めとかの対処する薬しかないそうです。

息子の症状は嘔吐、発熱。でもひどかったのは1日目で、1日目に吐き切ったのか、二日目案外けろっとしてました。3日目にはちょろちょろと動きだし、ぐったりって感じではなかったです。食欲も3日目には回復し、あ~良かった・・・と思ったのも束の間、

次の犠牲者は娘でした。

息子との接触を避けるようになるだけ2階で過ごしてもらっていたのですが・・・。

このノロウイルスが強力だったのか、娘も吐き、発熱し、だるいのか、とにかくじっと寝てばかりでした。

起きても、何も食べられないようで、ぼ~とし、また寝るみたいな感じを3日くらい過ごしました。4日目くらいから楽になったようで、少しづつ食べるようになりましたが、1週間くらいはお腹が痛かったみたいです。

で、その次の犠牲者が私。

私も1度吐いてしまいましたが、発熱はなぜかせず、つ~か、普段の体温が低いから、発熱がわかんなかったのかも

しかし、その後、3日くらい食欲なく、2日くらいは絶食でした。水分だけは取ろうと頑張ってましたが、お腹が張ってじくじくするので、食べるのにも飲むのにも苦労しました。このままいけば、かなりダイエット効果が得られるかも・・・みたいな事を密かに考えましたが、主人は、

痩せてないよ、どっちかといえば、前より太った?

・・・

病の中に密かな喜びを感じていた私でしたが、まぼろしの喜びだったというのを知った私でした。ノロの症状にダイエット効果はないみたいです。

ただ、食べられなくなって、ただ、痛いだけ。じくじくとするお腹の痛みはもう経験したくない
痛みとお腹の張りは1週間くらい続きました。

最後は旦那。

旦那は最後に回ってきていて、結構家人の介抱役だったにもかかわらず、症状も一番軽かったです。発熱と若干のお腹の痛み、張り・・・。熱はすぐに下がって、お腹の不具合は1週間くらいで治りました。

■完治までの道のりは・・・

みんなのお腹の不具合は、
「痛み、張り」➡「下痢」➡「張り」➡「おなら」
の順で治ってきました。

下痢は、この下ったものとともにウイルスも流れていってるんだ~という思いがあって、大変だったけど、その中に治っていってる感があったのですが、お腹の張りや若干のじくじく感は、なかなか治らず、どうやって治っていくんだろう・・・と思っていました。

自分を観察した感じによれば、じくじくした感じは、おならで徐々に開放されていったような気がします。

しかし、その後、私、娘、旦那には、便秘という症状が待っていました。
ちょっと前までは下痢だったのに~~~

私ら3人は便秘と戦うため、やれヨーグルトだ水溶性食物繊維だ、発酵食品だと、いろいろ試しましたが、結局、これもお腹の具合が治る一過程だったようで、便秘でもちょこっとづつ頑張って出していって、この過程を越えて、ようやく完治だ~と、思えました。

この便秘もウイルスのなせる技だったか・・・


息子の場合は、最初にたくさん吐いたからか、下痢、便秘の諸症状の時間が比較的短く、なお食欲が戻るのも早かったです。

吐くって自分の体内からウィルスを出すための強力な力なのかもな~と思いました。下から出すのは結構「ウイルスにさよなら」に時間かかるんだ~てのを実感

■強敵ノロを打倒して

強敵ノロを打倒した我が家でしたが、今回はホントに強い力をもった奴だったようで、息子の学校は次々と学級閉鎖を発表し、先生もやられていたのだそうです。

自分ちが病気の時は、他の人の事は考えきれなかったけど、みんな同じ敵と戦っていたんだ!

今回のノロは打倒できたけど、インフルエンザはまだまだ猛威を振るっていて、今日にも明日にも我が家にやってきてしまうかもしれません。

な~んて思っている矢先、娘の体調不良がやってきて・・・

これってインフル?それとも・・・

ウイルス・細菌に弱い我が家に安穏とした冬はないのか?戦々恐々とした冬はまだまだ続く。

■余談:消毒革命★ハイターから次亜塩素酸水・・・でも・・・

今年、我が家ではハイターではなく、次亜塩素酸水というものを嘔吐物の処理の際使ってみました。例年はハイターだったんですけど、ハイター、いちいち水で薄めなきゃならないし、嘔吐した後の惨状を、夜中処理するのに、水で薄めとるヒマあるか~いって感じだったので、大変助かりました。


ノロウイルスを消毒殺菌する安全な液体で、電気分解で生成されているそう。
食品添加物として使われる液体なので子どもの口に入っても問題ないというものらしい。

ですが、見た目、水みたいなので、ホントに処理されているのか?と疑問視してしまう私

こういった進化はとてもうれしいけど、吐いた後の処理より、吐かない事の方がいいんだよね。感染性胃腸炎で吐かないようにはならないのか?

ノロに侵された後、カーペットや衣服がダメになり、かなり家庭経済がダメージをくうのはうちだけじゃないはずだっ

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