息子の右耳から耳漏が止まりません。
鼻の調子が悪くなった3月。鼻水が喉に落ち、喉の調子も悪くなり、薬を飲みだしました。

その後、鼻の調子はそこそこよくなってきたと、思った矢先、耳漏が出だしたのが5月。
で、6月下旬の現在、耳漏毎日出ています~

中耳炎が難聴の原因に・・・

とにかく耳鼻の病気に翻弄されている私と息子です

3月末からせっせと耳鼻科に通い、なんとかプールに間に合うように治したかったのですが、間に合わなかった

ダウン症は中耳炎になりやすいらしいですが、我が家の息子は、そのせいで難聴の道へと突き進んだものと思われます。

息子の場合、
●鼻をかむことができなかった
●耳管が狭かった。
●言葉で自分の体調を伝えることができなかった。

みたいな事が原因で、難聴の道へと進んでしまったのではないかと考えています。

耳だれが固まるのがいやだ

毎日、夜寝る前に耳の掃除をして、朝、耳の中を見ると、耳の穴の周りには、黄色い固まったものが付着しています。それを取るのが大変

耳漏は、だらだらと顔にまでついてしまうくらいの状態のものと、じわっと耳の皮膚に付着するくらいの量の時があります。

今回は、耳の皮膚に付着するくらいで、拭いても、拭いても、気づいたら耳の皮膚が黄色くなっています。

拭きとる時に、綿棒を少し湿らせて拭いていたのですが、それでも耳の穴の皮膚には刺激が強いみたいで、少ししみる感じがするようです。
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これはイカん!外耳道がやられてしまう・・・。


と、先生にタリビッドを処方してもらいました。

これまで行ってきた耳漏の治療方法

タリビッドで耳の中洗った方が、耳だれの塊をこそぐように拭くよりいいかもと、私から薬を所望したのですが、所望しなければ出ない感じでした。以前は先生から耳だれ出たらタリビッドを処方してくれていたのですが・・・。

抗生剤による治療

今までは、耳だれが出ると、たいてい抗生剤処方でしたが、「小さいころから、かぜなどで多くの抗生物質をのんできた子どもに耐性菌が特に多い」みたいな事態になっているようで、抗生物質出さない方向になってきているようです。

「小さい頃から抗生物質~」これまんまうちの息子なんですけど、でも飲まないより、飲んだ方が症状軽くなる気がします。
↓幼児期はクラリスドライシロップという液体だったのですが、今ではいろんな粉の抗生物質もらって飲んでいます。でも粉を飲んだ後に水を飲んで流すという高等技術はできないので、水に抗生物質を溶かして液体にして飲んでいます。
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抗生物質もらえなくなると、必死こいて「ほしい」と、訴えないといけなくなるのかな~


鼻水、痰きりの薬による治療

抗生剤とセットで出されたり、症状が軽くなると、鼻水、痰きりの薬のみ処方されたりしています。我が家が通っている耳鼻科の先生はムコダインが好きみたいで、いつもムコダインを処方してくれます。
↓ムコダイン、幼児のころから愛飲
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鼻水の薬は効かないから出さないという先生もおられるようですが、私も効いてないと思う。でも今の先生は、効くと思っている先生のようで~、以前やんわりと、

鼻水の薬あんまり効いてない気がする~

と言ったら、「効くよ!と言われてしまった・・・。

今でも鼻水出たら抗生物質と共に出されます

結局は、鼻が詰まっていたり炎症を起こしていたりして、鼻通りが悪いのが息子の耳だれの原因。鼻通りがよくなってほしい

点耳薬による治療

耳漏の時は、タリビッドを処方されることが多いです。中耳炎の原因となる菌をやっつけるという役目みたいです。耳に直接アプローチする薬なので、内服薬よりも使ってちょっと安心する私です。でも、今まで使って、治ってはいないので、効いてるかはわからん!
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使い方は、耳に3滴たらし、耳たぶをもってゆすったりしながら、耳の穴から空気を出し、耳の奥まで薬を行き届かせるというもの。
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液体を耳にいれたまま、10分間そのまま!って子どもにとってはとても辛いのですが、今はタブレットの動画を見ながら10分頑張れるようになりました。

そういった点耳薬で10分のそのまま~の治療を耳浴(じよく)というそうです。
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ちょっと前まで、タリビッド点耳薬を耳に入れると、耳漏がデロデロ~って感じに浮き上がってきていました。

綿棒でそのねばっこいのをとってみると、
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黄色い膿が付着してきます。

毎日使っていくと、耳にタリビッド入れた時点では、穴を液体がたぷたぷに覆った状態なのですが、耳たぶゆすって耳の穴の中の空気を追いだすと、す~っと液体が、耳穴の奥の方に引いていきます。
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やっと今、このくらいな感じになってきました。

ベストロン耳鼻科用1%

今回はタリビット耳科用液0.3%でしたが、他の耳鼻科では、ベストロン耳鼻科用1%というのも処方されたことがあります。
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これは液体と粉が別々になっているので、使う時に混ぜ合わせるというのが、ちょっと面倒くさいです。でも分かれているからこそ、使う時に新鮮さがある・・・というものなのかな?

タリビットの有効成分はオフロキサシン
ベストロンの有効成分はセフメノキシム


というように、成分が異なるようですが、処方の違いは私単なる中耳炎患者の母なので、よくわかりません。菌が違うと薬が違うんだろうけど、でも菌を検査してくれるとこなんてあんまりないじゃん?

いつも症状をみて薬出してるもん。本来、そこから処方が間違ってるんじゃない?と、素人の私が心の中に持っている疑問です。

イソジン液

イソジン液10%と、滅菌精製水の混合液を処方されたこともありました。

効能:消毒薬と書かれていたので、耳の中の消毒のために出されたものなんだろうと思います。

耳の中に液体を入れるのはタリビットと同じですが、
顔にたれると、色が残るし、ちと臭いです

漢方薬という治療

中耳炎に有効と近年脚光をあびつつあるのが、漢方だそうです。

十全大補湯という漢方なのですが、息子は中耳炎を繰り返す子どもなので、ほとほと困っていたのですが、先生の「漢方使ってみる?」といわれたので使ってみることにしました。
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漢方は、効き目がゆるやかということなので、結構長いスパン飲まなくてはなりません。息子の場合は、冬の間とか、季節的に飲んでいました。

というのも、冬の気候からか、冬は特に体調悪く発熱、鼻水、から中耳炎になる時期だからです。身体が弱い、菌に弱いというのが、原因のような気がします。

十全大補湯のおかげかはわかりませんが、小学6年生になった今、かなり発熱する頻度は減りました。が、中耳炎はあいかわらず・・・。

反復性中耳炎を起こしにくくなると報告されているみたいですが・・・。
基本、効能は、体力増強というものみたい。

しばらくぶりの漢方治療が今回復活。2週間分処方されていました。

漢方は苦いので、子どもには難しいって話だったけど、息子はなんとなく飲めた。苦いのは大丈夫みたい・・・。水には溶けにくいので、お湯に溶かして飲ませました。


今、私が興味がある治療

息子の耳だれって結局鼻水が原因で、鼻水が鼻の穴から出てくれればいいけど、耳に菌がいったり、後鼻漏で、喉にいったりしています。それをなんとかするのに、生理的食塩水の蒸気で後鼻漏が治ったって記事をみかけたので、この治療法が気になっています。

蒸気で治す

後鼻漏や副鼻腔炎のそもそもの原因は鼻中粘膜機能の低下なんだそうです。

のどや鼻の奥には「繊毛」という毛があり、ウィルスなどの異物をキャッチすると、体外へと排出する役割があるのだとか。

この繊毛が弱っているとウイルスや異物の体外排出が難しくなるので、元気にするためには、湿度と熱で血行をよくするというのがいいらしい。

蒸気の熱で繊毛を元気にしようというホットシャワーという超音波温熱吸入器を見つけました。


蒸気は生理的食塩水がいいらしく、生理的食塩水を使えるのがホットアンドシャワー。

病院の先生に「蒸気で鼻の中粘膜に潤いを与えたり、血行をよくしたりという方法はダメなんですか?」と聞いてみたのですが、「そういった事(治るということ)もあかもしれない」的に言われました。ちゃんと、その方法で治るとは言わなかったです。こういうのって、結果がちゃんと出てないと、医者は断言しないもんね。うかつなことは言わない先生です

Bスポット療法

Bスポットと呼ばれる上咽頭の炎症に対して、塩化亜鉛を塗ることにより炎症がよくなり、、のどの違和感やのどの痛みなどの症状が改善するそうです。副鼻腔炎、後鼻漏もよくなるらしい・・・。

でもこの療法は、医学的根拠が実証されていないということで、多くの病院で行われている療法ではないのだとか。今はこの療法が見直されているのか本もたくさん出版されているようです。


この療法をしたい時は、おこなっている病院を自分で探さなくてはならないみたい。

口から鼻の奥のBスポットに向かって、曲がった綿棒に1%塩化亜鉛液をつけて上咽頭に塗る、というもので、すぐ処置は終わるそうですが、

痛そうです
息子にはきっと無理だ~

なんか方法ないかなって毎日思ってるんだけど、今はピンとくる方法が見つけられていません。


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