HSC娘との接し方
以前、「ひといちばい敏感な子 」という本を読んで、
と、思ってしまって、「敏感」ということを意識して、娘と接するようにしています。
HSC(ひといちばい敏感な子ども)は遺伝するらしいですが、私と旦那では旦那の方がHSP(ひといちばい敏感な人)ぽいです。
娘の気持ちは私には理解不能なことが多く、旦那の方が娘をよくわかっているような気がする・・・
HSCのチェックリストがあるのですが、チェックリストでは私も、結構チェックがつくところもあるのですが、娘と旦那はすごく多かったです。
私にとって彼らは、異次元の感情と異空間の行動って気がするときがあります。
ひといちばい敏感~の気持ちは難しすぎる(-“-)
娘の場合小学生のうちはまだよかったのですが、中学生になってから、ますます敏感がエスカレートした気がします。
Contents
敏感な子どもの子育てに悩み、HSCの本を読んでみた
中学生になり、新しい環境になると、娘のHSC絶好調・・・
と、悩んだ挙句、またしても本に頼ることにしました。
今回読んだのは、
と、
娘にも読んでほしくて、わかりやすそうなものを選んだけど、敏感な娘なので、反応が恐ろしくてまだ勧められていません。
娘は敏感でけっこう損してるなぁ・・・と、思う事が多々あります。
自分が悲しかったり、苦しかったりしやすい方向に考えて進みやすいです。
自分でそのことに気づいてなくて、同じとこぐるぐる回ってる感じ。
またか~(;´Д`)
と、私が振り回されている今日この頃~
上記2冊の本を書いた先生は、お二方ともHSP(ひといちばい敏感な人)なんだとか。読み進んでいるうちに私にもわかる節はあるものの、
ということも数知れず・・・。
でも、わからないからといって、娘に対して、自分の思いだけで、ぎゃーぎゃー言ったり、怒ったりは、彼女をフリーズ状態にするだけで、なんの効果もないというのは、ここまで生活してきてわかってる・・・
なので、なんとか解決策があれば・・・と思ったのですが~。
HSCの娘 勉強が苦手
特に覚える勉強が苦手で、小テストとかはうまくいくのですが、中間テストとか、期末テストとか、範囲が大きくなるともうだめです。やったことまったく覚えていない。
と言ってみたのですが、彼女は書くことに集中して、きれいに書く事に意識を向けてしまうので、覚えるという作業ができないみたいです。
HSPの本で「勉強でつまづきやすいこと」の中に、
順番に記憶したり、処理したり、構成したりする、継次処理が弱い
一度に同時に行う同時処理が苦手
というのがあるそうです。
そんな子は右脳系で、何かを見てパッと答えるとか、イメージや空想を広げてサッと絵を描くとか、直観的ひらめきを発揮するというのが得意、とありました。
そうそう、ダンスの振りはすぐ覚えるし、中学で入った吹奏楽部で、楽器なんか使ったこともないのに、すぐできたり、楽譜もほとんど読めなかったのに、すぐできるようになったなぁ・・・。
本によると、本来HSCはとても記憶力がいいそうですが、勉強に必要とされるのは、左脳的なものなのだそうで、右脳的なものとは記憶の質が違うのだとか。
苦手克服よりも、得意を伸ばした方がよいともありました。
娘も、
とか言ってます。
HSPって、物事、偏りすぎてるよ~(;´Д`)
HSCは、思い込みが強い
小学生の時のかわいい学用品事件
「絵柄がかわいい」学用品は、学校で使ってはいけない、と勝手に思い込んでいて、ずいぶん損をしていました。
お友達はかわいい絵柄の学用品とかを使っていたのですが、娘は誰かに言われたのか「かわいい絵柄」の物はダメとずっと思っていたようです。
かなり大きくなってから、以前お友達が、「かわいい学用品をもってきたらダメ」と言ったのは単なる妬みだった、ということを理解したようですが、普通となりのお友達が「かわいい絵柄」のを使っていたら、それはデマだとわかるでしょ(-“-)
そこに気づくのにずいぶん時間かかりました。
中学生になってからの髪留め事件
「髪留めはつかっちゃだめ」と思いこんでいて、ずっと中途半端な長さの髪を一生懸命ゴムで縛って学校へ行っていたのですが、
実はそんなことはなかった。
ぱっちんどめはダメだけど、アメピンならよかったらしい。それに気づいたのが中学入学から半年以上たってから・・・。
中学校のスクールセーター事件
先日は、制服のブレザーの下に学校指定のセーターを着て行って、ちょっと暑かったらしいのですが、そのままずっと着ていて暑すぎて具合が悪くなったそう。
と、言ったら
と、言っていました。
多分また思い込んでいるだけなのだと思います(;´Д`)
娘の思い込みは、怒られたり、嫌われたりするのが怖いとかいうネガティブな感情からくるものだと思います。
HSPの本の中に、マイナスカードを集めるのが好きといったことが書かれてあって、娘もネガティブに考えるのが上手です。プラスもマイナスに変えるパワーも持ってる気がします。
幼い頃の刷り込みや人の嫌な感情を読み取ることができるので、このようになるのでは・・・と本にはありました。た。本人が感じるだけで、現実には敏感な人の空回り、ひとりであれこれ思い悩み、エネルギーを使ってる。
HSCは、大きな音が苦手
娘は大きな音がダメです。
小さい頃は、
出先のトイレを流す音が大きすぎて泣いたり、フリーズしたり。
夜中の雷でもよく泣いたりして大変でした。
人の声も大きかったり、ダミ声的なのも委縮してしまいます。
他の子が先生に怒られている場面を見ると、自分が怒られたように感じるのか、
と、その話ばかりします。
なんですけど、その周りの雰囲気とかもすごく苦手なようです。
でも、クラスで誰々さんがとても面白い事をして、クラスが和やか楽しい雰囲気になった日は、
と、言って帰ってきます。
雰囲気に左右されがちな娘です。
音や声に敏感な訳は、右脳が活発だから・・・と本にはありました。ミラーニューロンとやらの働きも活発で、磨かれ過ぎた鏡をもっているようなもの、なんだとか。
それゆえ、みたくない物を映し出してしまったり、相手の不機嫌や不快感を感じ取り、自分のものとして取り込んだりしてしまうのだとか・・・。
HSC、HSPの境界線が薄いというのは、そのせいなのだそうです。
環境に左右されがちなので、いい環境に自分を置くというのが大事なようです。
大きな音や大きな声は苦手ですが、楽器や音楽の音は大好きみたいです。
娘はクラシック音楽が好きで、ロック系、ハードロック的なものが苦手。
中学では吹奏楽部を自ら選びました。
HSCは、吹奏楽部を選ぶ子が多いそうです。
HSCはコミュニケーションが苦手
娘の場合、人とコミュニケーションするのが苦手で、大勢の人と遊んだりはとても疲れるみたいです。大勢としゃべる時、どのタイミングで自分が発言したらいいかわからない、何をどんなふうに発言したらいいかわからないなどと言っています。
自分が発言しなくても、なごやかなムードの大勢の中にいるのは好きみたいなのですが、発言しないと、周りから置いていかれちゃうんですよね(>_<)
言葉が出にくいのには、
- 頭にイメージが湧き過ぎて、なんて言っていいのかわからなくなる。
- パニックになって、過剰に頭が働き過ぎて、かえって機能が落ちる。
- 感情やイメージが湧かず、言葉が出てこない。
- 言うのが怖くて止まってしまう。
- 情報処理が遅い。
などのように種類があるそうです。
娘にもあてはまっているような気がします。
HSCの娘との付き合い方
下記の本の中に「HSCを育てるための13か条」というのがあって、
「感じ方、考え方、気持ちを尊重し、価値観や期待を押し付けない」
「過保護、過干渉にならないように気を付ける」
などが13か条の中に入っています。
私、さっさとしたいタイプなんで、すんごい難しい。
強い人の前で、娘は自分ではいられないので、同じエネルギー値でいるように心がけています。
私自身も、自分のコントロールの仕方の勉強をしている感じがしています。
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