ABR(自動聴性脳幹反応)検査をした時のお話

2021年3月9日

これは息子が3歳になったばかりの頃のお話。
滲出性中耳炎が続くので、鼓膜にチューブを入れる手術をしました。その後、ABR検査をしてみようという事になりました。

今日はABRという聴覚検査で病院へ行きました。

「10時40分から始まるので、眠らせないといけないから1時間前には来てくださいね」という事だったので、張り切って1時間半前から行ったのですが、

結局早く行っても薬を飲ませる前に30分の待ち時間。

睡眠導入剤を飲ませたのが、9時40分くらい。

しかし

飲ませたのに寝ない~前の心臓のエコー検査の時も、この睡眠導入剤で寝なかったから、無理かもとは思ってたけど~

本来なら、睡眠導入されて、DVDを見ながらうつらうつらするのに、今回は、

息子
お前らなんか企んでるんやろ!絶対寝るもんか!

というオーラが・・・
気づかれている・・・なんかあるという事に・・・

あまりに寝ないので、座薬が登場し、暗い部屋をもらってやっと寝ました。その間1時間半。

検査開始は10時40分だったのですが、終了はお昼頃になってしまいました。検査自体は1時間くらいでした。

検査内容は、眠ったら、看護師さんがやってきて、息子を検査室に連れて行ってしまったので、内容は見られませんでした。

少しのぞいたら、暗い部屋の中で、頭のてっぺんと、首の裏と額に、電極を張り付けると思われるシートをつけられていて、その電極コードの先にはPCが接続されていて、わけのわからないソフトが立ち上がっていました。

こんな感じでした。

終わったと連絡があった時には、息子は泣き顔で起きていました。心臓のエコー検査の時はずっと熟睡していて、検査終了から夜までぐったりぐっすりだったのですが~

もう起きたの?
会計まで寝ててくれりゃよかったのに・・・

検査結果は次回の診察で・・・という事でした。

睡眠導入剤のせいで、今日は機嫌が悪かったり、足元がふらついたりするかもしれないから・・・という事だったけど、いつも通り元気でした。

次の日、保育園へ行くと保育士の方が「うちの子も睡眠導入剤だんだん効かなくなって、最後には座薬2回も入れるようになったのよ~」と。

やはり睡眠導入剤は効かなくなっていくものなんだ・・・という事を知らされました。

検査の度にあの苦行が繰り返されるのか・・・

(wrote:2010-02-03 21:31:34)

ABRとは、

ABR(聴性脳幹反応)検査

脳波で聴力を見る検査。

ある一定の音を聞かせ、聴覚進路の脳幹から出てくる脳波をコンピューター解析して、その脳幹反応が出るかで聞こえてくるかどうか調べる検査です。内耳(蝸牛)から脳までの、聴神経の伝達経路のどこに異常があるかを調べることができます。

検査中動かれると困る検査なので、幼児は眠らせてから行います。しかし、うちの息子、なかなか寝ません。

幼児の頃は、起きてると検査ができないと、あっちこっちで睡眠導入剤と称したオレンジ色のシロップをもらって息子に飲ませて眠ってもらっていたのですが。

飲ませる時から大変でした。
飲みません。多分、息子的には・・・

息子
なんだよ、これ!なんで飲まなきゃならないんだよ!どうせまた、なんか俺にしようと思ってんだろ!騙されないぞ!

と、思っていたんだと思います。
重度ダウン症児なのですが、
そういった勘はするどくて困ります(´-ω-`)

やっと飲ませても、寝ません。息子的には・・・

息子
絶対寝るもんか!寝たら何かされる!

と、思っていたんだと思います。
看護師さんが、何度も「寝ましたか?」と、聞きにきて、「まだ寝てません」というのがすごく心ぐるしかったです。

睡眠導入剤使用の時の検査は、寝せる時間を考えて、検査よりも早く病院へ行って、飲ませて眠らせるのですが、検査時間が迫っているのに、寝ないのは大変焦ります。寝させるためにだっこしっぱなしなので、体力的にも大変です。

早く寝てよ~腕が痛い~肩も痛いよ~

睡眠導入剤の効き目、2時間~4時間と聞いてますが、やっと寝た~と思って検査して、検査終わって、さぁもどってきた~と思ったら、ぱちっと目が覚めたりします。

会計終わってから目覚めてほしかった・・・。

起きたらふらふら状態なので、ベビーカーから出ようとしたり、抱っこベルトから出せ~とふらふら状態で暴れたりします。

察するところ、ふらふら状態が気持ち悪いのではないかと、思うのですが、私はどうすることもできないので、しっかりだっこをしてあげるだけ・・・。

結果、睡眠導入剤を使った後の家事はまったくできない事が多いので、旦那に、

「今日、家事ができません。早く帰ってきてください。帰りに弁当買ってきてください。」と、メールを片手で打っていました。

こんな状態なので、旦那、出世はもうこの時期から捨ててました。
つ~が、出世あんまり興味がないみたいで、よかった(´-ω-`)

しかし、この睡眠導入剤、年齢が上がるにつれだんだん効かなくなりました。飲ませても寝ないんです。

息子
絶対寝ないからな。何されるかわかんないもん!

という息子の強い決意が伝わってきます。

そこまでの検査じゃないんだよ~ちょっと寝てくれればすむんだって~

と、息子は言葉でのコミュニケーションができないので、心の通信でやりとりするんですが、結局睡眠導入剤は無理な年齢になってしまいました。

最後にやったのはたしか耳鼻科でのMRI。「ちょっと見てみたいので、やってみようか・・・。」との先生の言葉でMRIが決まったのですが、寝てくれなくて・・・

仕方ないので、朦朧とした意識の息子をMRIの検査室に連れて行ったけど、ドームの中に入るまでにギャン泣きしてふらふら暴れだしてしまって、検査できなかったです。

それ以来睡眠導入剤飲んでません・・・。

今も、「MRIやりたいんだけどな~」と、先生が言う時あるのですが、「前にやろうとして暴れてできなかったです」と言うと、「そうか~」と、言って話が終わる。

耳だれがよく出るので、詳しい検査をしてみてもらいたいけど、MRIだけで全身麻酔になっちゃうので、私も強く言えないし、先生も提案できないんだろうなぁ・・・。