息子が小学校を卒業しました。
入学してから、あっという間だったような気がします。
きっと息子もあっという間・・・というより、卒業の意味がわかっちゃおらんだろうなぁ~
自分の年齢もわかっていない息子。
「いくつですか?」に答えられずに小学校卒業を迎えてしまった・・・。
入学式の時には名前呼ばれて返事できなかったけど、卒業式では返事できるようになっていました。
息子が生まれた時、「ダウン症児は、ゆっくり育つ」と聞いてたけど、普通の子の成長が1としたら、息子の場合0.3くらい?
ダウン症でも軽度、中度、重度というのがあるので、軽度だったら、そんなに成長遅くないのかもだけど、息子は重度だから成長がかなり遅いという事なのかもしれません。
身体の成長もそうですが、理解が健常児よりも難しいです。
何度も何度も教えて、理解できる時もあるけど、
無理だ~って思ってほっとくと、気がつくと理解してたりする時もあります。
行動も人をまねるのが上手なのですが、手足がうまく動かなくて、真似しているようで、形が違うよ~ってのもあります。
できるようになっていると、私も息子もめちゃめちゃうれしいです。
苦労報われた感が普通の人より何倍も味わえる。
それがダウン症育児の面白いところかな・・・我が家の場合ですが・・・。
できるようになるのに、かなり時間がかかって、特に幼児の頃はたくさん時間がかかってイライラしたりもしてたんですけど、小学校低学年より高学年~と、教える➡できるようになる、の時間が少し短くなった気がします。
勉強というよりも、生活を理解するために学んでいるって感じの小学校生活でした。普通の授業より、生活関係の授業時間の方が多いかったです。息子のクラスだけかもしれないけど・・・。(クラスの子に合わせた授業をしているようでした。)
卒業式は、先生が頑張って段取りを教えてくれたので、式次第が滞りなく、きれいにできてたと思います。
卒業式終了後、教室に集まって先生が挨拶してくれたのですが、担任の先生全員が泣いていました。
息子のクラスの子は重度的な子が多くて、ちょっと苦労したんだそうです。そしていっぱい悩んでくれたんだそう。
卒業式の練習も、
卒業証書をもらう時は、ここから出て行って、前に行ってもらったら礼するんだよ~とか、
その後、みんなで立つ時があるから、「起立」って言われたら立つんだよ~とか、
みんなが歌を歌ってくれる時は立つんだよ~とか、
自分たちが歌う時もあるから、その時も立ってね~とか、
あとはじっと座っておいてね・・・
など、細かな事をいっこずつ丁寧にやって、式を完成させたのだとか。
うちの息子の場合、動きがある時はいいのですが、じっと座っているのが苦手で、練習の時、先生によく注意されていたらしい・・・。
他にも、支援学校の卒業式ならではの式進行かなと思われる、送辞や答辞が歌になっていて、送辞の時は在校生の子達がカラオケじゃない歌付曲に合わせて歌を披露してくれました。
普通の学校ならば、送辞とか答辞とかってモノローグ的言葉をみんなで一緒に言って、歌盛り込まれるって感じだと思うのですが、支援学校の子達はしゃべるということが難しい子も多いです。
言葉が明瞭じゃなかったりするので、歌付きの曲じゃないと、なんの歌かもわからない事態に・・・てことをちゃんと考えられた送辞でした。
答辞となる息子達のクラスでは、そこそこ上手にしゃべれる子は二人しかいないので、先生たちはそこも苦肉の策だったのか、歌を流して歌詞の内容を手話にしてそれを子ども達に教えてくれていました。
親でも手話覚えるの大変なのに、よく教えてくれていて、式中、先生と一緒にみんな頑張って歌に合わせて手話をやっていました。
とってもいい答辞になってて、親感涙でした
じっとしていること、みんなの前で証書を受け取ること、歌に合わせて手話をすること、先生たちが一生懸命教えてくれたから、りっぱな式を終えることができたので、親もすごくうれしかったです。
一年間のあんな事、こんな事の苦労乗り越え、卒業式も無事に終えたという事で、先生たちも泣いてくださったのかな・・・
そこにも親としてすごく感謝と感動をもらいました。
息子の卒業式は、6年間のとてもいい締めくくりとなりました。
当の本人達は、卒業証書もらったけど、
卒業の意味を教えきれてないのが悔やまれるところ・・・
卒業式は、息子にとってあんまり意味ないもの?親や先生のためのもの?
中学卒業くらいには、卒業の意味がもう少しわかっているといいな。
そうして大人になって自分の力を発揮できるのが楽しい・・・
という未来がやってくるといいなぁ~
入学してから、あっという間だったような気がします。
きっと息子もあっという間・・・というより、卒業の意味がわかっちゃおらんだろうなぁ~
自分の年齢もわかっていない息子。
「いくつですか?」に答えられずに小学校卒業を迎えてしまった・・・。
入学式の時には名前呼ばれて返事できなかったけど、卒業式では返事できるようになっていました。
そこは成長かな。
息子が生まれた時、「ダウン症児は、ゆっくり育つ」と聞いてたけど、普通の子の成長が1としたら、息子の場合0.3くらい?
ダウン症でも軽度、中度、重度というのがあるので、軽度だったら、そんなに成長遅くないのかもだけど、息子は重度だから成長がかなり遅いという事なのかもしれません。
身体の成長もそうですが、理解が健常児よりも難しいです。
何度も何度も教えて、理解できる時もあるけど、
無理だ~って思ってほっとくと、気がつくと理解してたりする時もあります。
行動も人をまねるのが上手なのですが、手足がうまく動かなくて、真似しているようで、形が違うよ~ってのもあります。
でも、本人あんまり気にしてないっぽい。性格かな?
できるようになっていると、私も息子もめちゃめちゃうれしいです。
苦労報われた感が普通の人より何倍も味わえる。
それがダウン症育児の面白いところかな・・・我が家の場合ですが・・・。
できるようになるのに、かなり時間がかかって、特に幼児の頃はたくさん時間がかかってイライラしたりもしてたんですけど、小学校低学年より高学年~と、教える➡できるようになる、の時間が少し短くなった気がします。
勉強というよりも、生活を理解するために学んでいるって感じの小学校生活でした。普通の授業より、生活関係の授業時間の方が多いかったです。息子のクラスだけかもしれないけど・・・。(クラスの子に合わせた授業をしているようでした。)
卒業式は、先生が頑張って段取りを教えてくれたので、式次第が滞りなく、きれいにできてたと思います。
卒業式終了後、教室に集まって先生が挨拶してくれたのですが、担任の先生全員が泣いていました。
息子のクラスの子は重度的な子が多くて、ちょっと苦労したんだそうです。そしていっぱい悩んでくれたんだそう。
卒業式の練習も、
卒業証書をもらう時は、ここから出て行って、前に行ってもらったら礼するんだよ~とか、
その後、みんなで立つ時があるから、「起立」って言われたら立つんだよ~とか、
みんなが歌を歌ってくれる時は立つんだよ~とか、
自分たちが歌う時もあるから、その時も立ってね~とか、
あとはじっと座っておいてね・・・
など、細かな事をいっこずつ丁寧にやって、式を完成させたのだとか。
卒業式、苦労の産物だったのね。
うちの息子の場合、動きがある時はいいのですが、じっと座っているのが苦手で、練習の時、先生によく注意されていたらしい・・・。
式ではうまくいっててよかった。
座っているのが大変ってのは障がい児のあるあるで、息子だけじゃなくみんないっぱい頑張っていたのが、式中よくわかりました。他にも、支援学校の卒業式ならではの式進行かなと思われる、送辞や答辞が歌になっていて、送辞の時は在校生の子達がカラオケじゃない歌付曲に合わせて歌を披露してくれました。
普通の学校ならば、送辞とか答辞とかってモノローグ的言葉をみんなで一緒に言って、歌盛り込まれるって感じだと思うのですが、支援学校の子達はしゃべるということが難しい子も多いです。
言葉が明瞭じゃなかったりするので、歌付きの曲じゃないと、なんの歌かもわからない事態に・・・てことをちゃんと考えられた送辞でした。
答辞となる息子達のクラスでは、そこそこ上手にしゃべれる子は二人しかいないので、先生たちはそこも苦肉の策だったのか、歌を流して歌詞の内容を手話にしてそれを子ども達に教えてくれていました。
親でも手話覚えるの大変なのに、よく教えてくれていて、式中、先生と一緒にみんな頑張って歌に合わせて手話をやっていました。
とってもいい答辞になってて、親感涙でした
じっとしていること、みんなの前で証書を受け取ること、歌に合わせて手話をすること、先生たちが一生懸命教えてくれたから、りっぱな式を終えることができたので、親もすごくうれしかったです。
一年間のあんな事、こんな事の苦労乗り越え、卒業式も無事に終えたという事で、先生たちも泣いてくださったのかな・・・
そこにも親としてすごく感謝と感動をもらいました。
息子の卒業式は、6年間のとてもいい締めくくりとなりました。
当の本人達は、卒業証書もらったけど、
何これ?
って感じ。卒業の意味を教えきれてないのが悔やまれるところ・・・
卒業式は、息子にとってあんまり意味ないもの?親や先生のためのもの?
中学卒業くらいには、卒業の意味がもう少しわかっているといいな。
そうして大人になって自分の力を発揮できるのが楽しい・・・
という未来がやってくるといいなぁ~
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