補聴器生活

耳垂れが続いた1ヶ月、息子は両耳に補聴器をしているのですが、耳垂れしている方は補聴器できなくて、外していました。

耳垂れが出なくなって、さあ、補聴器しようとしたら、

息子
いや~

と、補聴器をつけることを嫌がり、つけてくれなくなっていました。

無理につけさせると、補聴器の電源を勝手に落とすという所業をしてしまい、電源を落とすと、イヤーモールドで耳の穴を覆ってるので、裸耳よりもさらに音が聞こえないという状態を作ってしまいます。

どうしたものか・・・


何が嫌なんだろう?

仕方なく補聴器をつけるのをやめて、補聴器を勧めた聴覚学校に相談に行きました。

今の聴力に合わせた調整を再度行ってもらい、つけてみようとしたけれど、やっぱり、

息子
いや~

で、つけてくれず・・・

息子は、保育園時代に補聴器をつけるようになったのですが、補聴器付け始めもすごく嫌がってつけてくれませんでした。

耳に掛ける状態が嫌なのか、
イヤーモールドが耳を塞ぐ状態が嫌なのか、
音が嫌なのか?

がわからない~(T_T)

嫌なところがわかれば対処できるのですが・・・

保育園時代の付け始めの「いや~」状態は、

息子
なんだかわかんないもんつけさせるな!

的、「いや~」だったと思うのですが、親の権力を振りかざした感じの「つけろ」で、つけるようにしました。

これをつければよく聞こえる、と思われると補聴器と仲良くなれ、大抵の子はそれから付け始めるそうなのですが、

息子は知的障がいがあるので、そこに到達するのに時間がかかる、もしくは到達できるかな?と思ったので、もう強制的な方法をとりました。

「聞こえる」ことの中に意味を見いだせないと「聞こえてる~♡」とはならないと思ったんです。
聞こえてる~♡だったら、今もっと言葉話せてるだろうなぁ~(;´Д`)
音は聞こえてるけど、音のボリュームや、音の中の言葉というものがよくわかっていないんです。

保育園時代は、力がそれほどなかったし、自分が親に負けてると思っているからか、補聴器をかくしてつけさせなくするなどの反抗を試みたけど、その反抗が私にばれてこっぴどく叱られたことで、つけなきゃ・・・・という状況に追い込まれ、4年生くらいまではわりとすんなりつけて生活し、そこそこ言葉の伸びもみせてくれるようになっていました。

4年生の時のいや~は、やっぱり耳垂れ状態が続いて、しばらく外していたら、付けるのが嫌になったのか、付けてくれなくなり、その時は、あっちこっち(学校やデイサービス、家の部屋)でポンと外し乾燥器の中にいれない(乾燥器のお話はこちら)、などの所業をして、私からこっぴどく怒られ、仕方なく付ける、付けた後は乾燥器の中にしまうということを再度教えなおして、やっているうちに、付ける時間を長くすることができました。

そして現在、

息子はもう小学生ではありません、知的障がいをもっていようとも、それなりに知恵はついているし、小学校3,4年生の体つきな中学生だけど、それなりに力ももっています。

親なんて、

息子
へっ

って感じです。

補聴器つけろ~
息子
らじゃ~

の息子に、頑張ってるなぁ・・・と、思っていたら、

学校の通学バスの自分の席に座ったとたん、
補聴器の電源を切るしぐさをしやがった|д゚)

見てますよ、息子よ(-_-)

そんな時のために、聴覚学校の先生と相談して、
電源を切るボタンの効力をなくしてもらいました( ̄ー ̄)

なんだか書いてて、ホントに息子にとって補聴器あった方がいいのかなぁ~なんて思ってくるのですが、

音がまともに聞こえない=言葉が増えない
言葉が増える=息子が自分で物事を選択しやすくなる

と、考え自分を奮い立たせてるところです。

コミュニケーションにはいろいろあって、息子は言葉がでなかったので、マカトンや手話にはじまり、今はpecsとかも習っているのですが、

息子は声がでないわけでもないし、どちらかといったらおしゃべりなんです。ただしゃべってる言葉が地球の言葉じゃないってだけで・・・(;´∀`)

なぜしゃべれないのかな?というのは、まだわかっていません。聞こえが関係しているのか?も詳しくはわかっていません。

聞こえるから私たちはしゃべれるわけじゃないみたいです。

聞こえた言葉とその言葉があらわすものがわかっていたり、
言葉って50音の組合わせからできていて、
50音がわからないと、言葉がうまく発音できなかったりします。

「おしゃべりができる」ということは、いろんな要素の組み合わせで成り立っています。
その要素をいっこづつ私たちは、幼児期に学んでいるのか?すでに遺伝子レベルで組み込まれているのか?

息子がダウン症という事がわかった時、新生児の聴力検査もしたけど、穴が小さくて測定器が入らなくて、聞こえの検査ができず。

病院の先生は「音がなったら振り向く?」「振り向くなら聞こえてるから大丈夫よ」とか言われたけど、聞こえてるからっておしゃべりには繋がらず。

この質問と回答はなんだったの?無責任な!!とか、しゃべれないもどかしさを抱えている時は思ったものですが~

もうそこは越えた(ー_ー)!!

ただ、そのいろんな要素を一から教えるのめちゃ大変です(;´∀`)

まず聞こえなくちゃね・・・というところから補聴器生活を取りました。

息子が補聴器を嫌がるのに、私たちは、補聴器を使って言葉を聞いて覚えてもらって、コミュニケーションとりたいという夢を描いていたりします。

息子的には補聴器の重さやイヤーモールドの閉塞感も嫌なんだろうけど、

そもそも補聴器からの音が嫌なんじゃないか?と、私達は思っています。

補聴器から聞こえる音は、自然な音とは違って、雑音からなにから拾って音声拡大して耳に入れるので、その音がうっとうしいのかも・・・。たまに車やバイクの「ぶお~~~」という音を声で「ぶぉぉぉぉ~」と表現していたりします。だからそう考えたんですが・・・。

でも補聴器していない人も、雑音からなにから交じった音を裸耳で拾ってるけど、取捨選択して聞いてるんですって。

息子はそれができなくて、嫌なんじゃないかと私は思っています。

そこの打開策は、「慣れ」
なんだそうです。

慣れることで、取捨選択できるようになるらしい。

ので~

今日も頑張って息子は補聴器をして学校へ行きました。

息子よ!お互い頑張ろうではないか~(^O^)/