ずっと休校だった娘の公立中学校は、6月に入ってから学校再開しました。しかし、クラスを2グループに分け、午前中だけのグループ、午後だけのグループに分けての授業。隔週で午前中、午後は入れ替わるのですが、毎日学校へ行けているので、今年度の受験の不安が学校へ行けていることにによって少し緩和された感じがあります。

そう思っているのは親だけかも・・・。


新しい授業スタイルに戸惑っている娘の学生生活再開の話はこちら。




支援学校 コロナ禍の登校状況

息子が通う支援学校では、まだまだ毎日学校行けてません。とりあえず様子見で、週1~2回を学年別に分けての授業再開となりました。

支援学校の場合、普通の学校よりも、感染リスクが高いと思われるので、仕方ないよね。

広い空間でも、人と手をつないだり、先生を近くで頼ったりすることがどうしても必要になるので、密を避けるという事ができません。頑張って、学校に通う人数を減らすという方向にしたのが、週1~2回という方法だったのだと思います。

障がい児の場合、たまに学校へ行くというのは、ルーティンが乱れるので難しくなる子もいるのですが、息子の場合は、休校中もデイサービスに行けたので、その流れで、間に学校が入っても、登校するのには問題はなかったです。

娘もそうだけど、ルーティンが乱れるのはあんまりよくない気がします。


問題といえば、中学生になってから、朝起きるのがすごく遅くなったので、学校への登校の時は、朝起こす時が大変になってしまいました

知的障がい児といえども、中学生くらいになると、夜が楽しくて、朝がツライのはみんなと変わらんみたいで、夜更かしが大好きで、朝寝坊が日課となってしまった


小学生の時は、結構朝起きてくれてたんだけどなぁ~。

幼児の時なんか5時起きとかもあって、朝から相手しなければならなかったのがすごく大変だったのですが、今は起こしに行って、ちょっと目を離すと寝てて、また起こしに行って・・・、という状態が大変。

どんどん朝食を食べる時間がなくなる~と、イラついてさらに言葉きつく怒ったら、

うっさい!

と、怒ってます。

言葉しゃべれないくせに、この単語は言えるんか~

時計がわかって、自分で「間に合わない」とか、考えてくれるようになるといいのですが・・・。息子の理解まだそこまでいってません。

せめて、そこそこの朝の時間には、起きてよ~

知的障がいをもっていても、反抗期はある。息子の場合年中かな・・・。親が言うことにすぐにうんとは言いたくないっぽい。




中2になりました~新しいクラス、新しい先生

息子は、娘のように中1から中2になったからといって、特に何も気にすることなく、学校へ通えています。娘のような、変に気を使うHSP要素は、息子にはまったくなさげです。

あれ?先生が変わってるな?

くらい気づいてくれたんだろうか

とか思っていたのですが、

たまたま学校に遅れて行く日があり、私と一緒に登校したら、教室が変わっているのがわかっていて、おそるおそる行っていました。

教室に入ると、私も知らない新しい息子の担任の先生がいたのですが、息子もまだ1回しか会ってないからか、ちょっとおどおどしていたので、ちゃんと何もかもが去年とは違う事はわかっているみたいでした。

息子は、中1、とか中2とかの学年はもちろん、年齢も理解していないのですが、自分を取り巻く環境が変わった事はわかっているようです。小学生の時は、先生が変わろうが、教室が変わろうが、

俺は俺だ!

って感じで、な~んにも気にしないって感じ。

小学校低学年の時はとてもやんちゃだったのですが、だんだん小学校高学年になってから、こんな事をやるのはいかがなものか?と、自分で気にする部分が出てきたように思います。ここでこれをやると恥ずかしいとか、相手を気にする部分も少しは出てきました。

中学生になってからは、さらに落ち着いてきた感じと、少し大人しくなった感じです。中学生に上がったら、周りのお友達が、普通の小学校から来た子が多くなってしまって、言葉で先生とやりとりする子がとても増えたので、気後れしているのかもしれません。

中1までの学習内容

中1では、普通の小学校から支援学校へとなった子にまじっての学習に、ついていけてない感じでした。今年度はそのついていけなさに、さらに拍車かかりそうです。

今までの学校生活で学んだ事は・・・
  • なんとなく50音は読めるようにになった。書くのはお手本があれば書ける。
  • 濁音もなんとなく読めるよう。書くのはお手本があれば書ける。
  • 破裂音は中1で勉強中で、少しはわかるよう。
  • 「-」伸ばす音も中1で勉強中だった。
  • 読める➡自分から言葉を発するにつなげたかったので、単語を読めるようにするために絵カードに単語をつけて、中1ではこの絵単語帳が宿題に採用されたばかりだったが、現在その宿題はぶった切られている。
  • 1~5くらいまでは確実に量もわかっているよう。10までは数を言える。
  • 数字を書くのは見本があれば書けるが、「8」を書くのに苦労しているよう。
  • 10までの量を学習している最中。
  • お金の種類を覚えるのに授業でついていってなかった。見て覚えるので、このコインが何円のコインか?というのはまだわかっていない。でも、自分が好きな物の値段110円=110円のコインを交換というのはわかっているよう。110円を表すコインがどれとどれかはわかっているようで、財布の中からコインを選ぶことができる。勉強の中のお金の授業はついていけてないけど、生活の中でのお金は少しづつわかってきている。
  • 小学生の時は、時計を見ることができないが、数字はわかるので、デジタル時計の数字が表す時間を目安に行動をしていたが、中学生になって、時計の針を意識した生活をしている最中だった。まだ意識するの段階で、針の意味がわかっているわけではない。
  • カレンダーを小学校の時から勉強しているが、日付に関してはまったく関心がないようで、何日かはわかっていないよう。曜日もわかっていないので、自分が好きなアニメの放送曜日に気づけない・・・残念(;´Д`)

といった感じ。

コロナ休校中の家庭学習

休校の間、学校のHPに動画やPDFで自宅学習内容が掲載されていたのですが、息子ができそうやつがまったくなかった。

一応、プリントで宿題をもらったのですが、宿題内容が、これまた息子ができそうにない物、今の息子に合っていない物があり、そんなこんなが3ヶ月続いたので、もはや中2は終わったな・・・とか思ってしまってます。

息子の学習は、教科書がなくて、ほとんど先生の手作りです。先生が息子に必要な学習を考えて作るって感じなのです。今年度は先生が新しくなって息子の事を理解していないので、必要な学習がわからないのだと思います。

オンライン授業は、知的障がい児にはちと難しいです。息子は画面からは学べない感じ。画面の向こうが面白くないと見ないし・・・。画面の向こうの先生がやってる事、わかってないんじゃないかな。
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コロナ休校後の学習

コロナ禍での息子の生活を支えてくれたのは、放課後等デイサービスでした。

言葉でのコミュニケーションができない子と一緒に、ずっと家に閉じ込められることになるので、デイが頑張ってくれて、ほんとに助かりました。

放デイが苦手な子もいるとは思うけど、うちは大好きで、放デイに行かせるために、身体を整えたり、生活を整えたり、家でも気を使っています。

病気になると楽しく過ごせるデイに行けなくなるもんね。


娘の場合は、塾が頑張ってくれて助かりました。学習塾、コロナでお休みのところもあったようですが、娘が通っている塾の先生は頑張ってくれて、今年受験なので助かりました。

学校が休校の間、学校での学習ってのはふたりとも忘れたみたい。塾やデイでいいって感じ。

何年も学校通ってるのに、この短期間で忘れるってすごい。
今まで習ったものを、ここから繋げることができるのかちと不安です。


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