ダウン症児の発達検査
これは娘3歳、息子2歳の時のお話。
発達検査に行ってきました。
今2歳9カ月ですがなのですが、
1歳半くらいとの事でした。
なかなか言葉が伸びないのが悩みです。
現在の息子の状況は↓こんな感じです。
- 喃語みたいな感じの言葉で語っていて、日本語とも外国語ともつかない、宇宙語って感じに聞こえます。誰にでも宇宙語で話しかけてます。
人の話で言葉覚える気なさそう・・・(-_-)
- まだ「物」と「言葉」がつながってません。
物には名前があるって気づいてないみたい(~_~)
- ダウンの子は耳が弱く、目から情報を取り入れるのがうまいそうです。
だからモノマネがうまいらしい。
息子もなんでもマネしてます~(^^;)
目が効くのは、ホントに日常で実感しています。
私がファンデーションをぬる時にするしぐさを真似して、
パフやブラシを一生懸命顔にこすりつけてみたり、
電話を取る瞬間とかの私の物まねをしたりします。
ウィンクをしてみせると、顔をゆがめて真似します。
ウインク、娘はまだできません。
身体がやわらかいので開脚足抜きも得意です。
出来ないことも多いけど、いろいろ考えて自分がやりたいと思った事はやってるんじゃないかな。
と、思います。
自分が出来ない事はうまく人を使うというのがすごく上手で、
指さし命令、アゴ命令が得意
みんなそれぞれ出来る事とできない事、苦手と得意があって、
だからこそたくさんの人が助け合って暮らしていける、
そんな世界になるといいな~
(wrote:2009-11-09 22:53:12)
発達検査とは
発達検査とは、
主に乳幼児や小学生の発達の度合いを調べ、養育に役立てるための検査である。知能検査、性格検査などとともに、心理検査の一種である。
ウィキペディアより
と、あります。
乳幼児の時は、発達検査はなくて、出産した病院の乳幼児検診に通っていました。
赤ちゃんが生まれたら、乳幼児検診とよばれる、母子保健法に基づいて行われる乳幼児に対する健康診査(検診)があって、健常のお子さんにまじって、受けていました。
ダウン症児という負い目から、私、めっちゃこの検診嫌だった~(;´Д`)
今となってみれば、もっと自信もって検診に挑んでやればよかったなぁ。
だよね~。ごめん息子よ(;_;)
その時は、私なりに一生懸命育児してたのに、
負い目とはなんだ~!と、自分を叩き直したいです(;´Д`)
息子の検診は、
- 1ヶ月健診
- 6~7ヶ月健診
- 9~10ヶ月健診
- 1歳児健診
と、健常の子と同じくらいの時期に行きました。
息子は心雑音が聞こえるとかずっと言われてて、その点を重視していたので、心臓の先生にも診てもらっていました。
その間、病院併設の発達相談室にも通っていました。
定期的に予約をとって行くという形でした。希望者が行くという風な感じだったので、行かなければ行かないでよかったのかもしれないけど、ダウン症児についてなんの知識もない一般人が、育てるには難しすぎたので、1歳まで頑張って予約とって、通っていました。
その時も、発達検査というのはなかったと思います。ただ、私との雑談で聞き取り、息子が遊ぶ様子をみて発達度合いを見ていたのだと思います。
初めての発達検査は1歳4か月
と、いうのを初めてしたのは、1歳すぎてからです。
病院の発達相談室の利用をやめて、自治体運営の療育施設にお世話になる事になった時、発達検査がありました。
保護者に対して、家庭での様子を聞き取りをしたり、
息子の、おもちゃでの遊び方や、ハイハイの仕方、話しかけたりして、検査をしているようでした。
かなり後になって調べてみたら、
保護者への聞き取り調査は、乳幼児精神発達診断法と検査方法だったのではないかと思います。
日常生活の中の行動を、「運動」、「探索」、「社会」、「生活習慣」、「言語」のカテゴリーに分け、○才には○○ができるようになるという標準的な物があるそうで、保護者への質問の聞き取りから、そこに当てはめて、発達を見る。
という検査方法だそうです。
息子に行われた検査は、
新版K式発達検査という検査方法ではないかと思われます。
積み木や木のパズルみたいな物や、大小のコップを重ねていくなどのおもちゃで遊ぶ様子を見てどの程度できるかを見て、発達年齢を算出する。
という検査方法だそうです。
発達検査は、「運動」、「探索」、「社会」、「生活習慣」、「言語」この5点の中のどこかが極端に低くなれば、全体がガッツリ下がります。息子の場合は「言語」が伸びなくて、ガッツリ下がります。歩くのは遅かったけど、運動は結構できるんだけどな(;_;)
2歳9カ月時、障害の程度は中度だった息子ですが、後に重度となり、
現在の息子の療育手帳はAです。
↓私が住んでいる県の療育手帳判定要領、障害程度の判別基準
A<重度>
自他の意思の交換及び、環境への適応が困難であって、基本的な日常生活に絶えず注意と解除を必要とし、成人になっても自立困難と考えられるもの
B(1)<中度>
新しい事態の変化に適応する能力にとぼしく、他人の助けや指導によって、自己n身辺のことがらを処理しうるもの
B(2)<軽度>
日常生活にさしつかえない程度にみずから身辺のことがらを処理できるが、抽象的な思考推理が困難なもの
上記は息子が療育手帳を作った時にもらった冊子の中に書いてありました。
18歳以上の方に関する目安で、年齢などにより異なるそうです。
発達検査を受けた後、自治体運営の療育施設の、障がい児学級に入りました。
その後、療育手帳を作る際にも発達検査がありました。
療育手帳を作ると、自治体のサービスが受けられます。
障害の等級によって受けられるサービスは異なります。
サービスが受けられるというメリットだけじゃなく、こういった子ですよと他の方に示す事もできるので、話がスムーズになりやすいです。
発達検査とは、だいたいの人が何歳にはこんな事ができるようになるという物差しを用いて、発達度合いを測るというような物だと私は理解しているのですが、人と同じ時期にできる事がとても少ない息子。
最初のうちは、それが「できない事」の羅列のように感じて、ぐっと胸に突き刺さったりしたのですが、Aになった頃から、単なる息子の成長の指針を計るものと、割り切る事ができるようになりました。
と、今は考えています。
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