幼稚園 いじめと意地悪は紙一重
これは娘が3歳の頃のお話。
最近、うちの娘は幼稚園の預かり保育の時間が大好きになって、夕方まで楽しく過ごしてくれるようになりました。
言葉がまだまだ他の子より遅いにもかかわらず、幼稚園のみんなと楽しく遊べるようになって、本当によかった。
と、思っていた矢先。
ある朝の幼稚園での出来事にちょっと引いた~(;´Д`)
娘が他の子の椅子の上でぬりえをしていて、それを見ていた子が
「そんなのいけないんだよ~」
と咎めるようにみんなに言いふらす。
という場面を見ました。
と、私はハラハラして様子をみていました。
娘は、咎められているのが、よくわからないのか?
わかっていても知らんぷりしてるのか?
聞こえなかったのか?は、わからなかったのですが、
平気でぬりえを続けていました。
と、ドキドキしながらずっと見守っていたのですが・・・
その後、なんと二人してぬり絵をしだしました。
展開の速さにびっくり。
でも何事もなく、ほっとして幼稚園を後にできたのでした~。
幼稚園児は徒党を組むのも早いけど、脱退するのも早い。
一人をネタにいじりだしても、また別パターンで別の子をいじれる。
これが年齢上になると「いじめ」となるのかもしれませんが、幼稚園では日常茶飯事でまかり通っているようです。
幼稚園児は天使と悪魔の顔を持っているのかも~。
こんな中を毎日楽しげに通っている娘すげ~。
大人の世界も、深く考えなければ、楽しく、うまくいくのかもしれません。
今日は迎えに行くと預かりの時間中寝てしまってました~。

(wrote:2009-11-10 20:13:42)
いじめっ子といじめられっ子
「HugGum」というサイトで、児童精神科医 佐々木正美という方へのインタビュー記事を読んだのですが、
「いじめっ子」も「いじめられっ子」も、その背景になるものはよく似ていて、どちらも「欲求不満が強い子」
「いじめる子」「いじめられる子」の生育環境を見てみると、親から希望や願いが受け入れられていなかったり、過剰な要求をされていることが多い。
このような環境で育つと、子どもは欲求不満が強くなり、自分を守るために攻撃的になって「いじめる人間」になるか、もしくは自信をなくして萎縮してしまい「いじめられやすい人間」になってしまうのです。こういった両者が、いじめ、いじめられるの関係になると思うのです。
元の記事はこちらです
という事でした。
娘が幼稚園に通っている時は、特に「いじめ」といった感じの雰囲気は娘の周りではありませんでした。
しかし、娘が小学校4年生の時、ちょうど1/2成人式の年ということもあって、授業で、今までの人生の振り返りという授業があったそう。
その中で、「私はいじめられていました」という告白をした人が、何人もいたそうです。
どっちかというと、いじめっ子的感じの子だったので、二人でびっくり。
小さい時から知ってる子達だけど、子どもの中身と外は全然違うんだなぁ~と実感した出来事でした。
いじめと意地悪
娘が言うには、幼稚園時代、「いじわるだなぁ」と認識していた子はやっぱりいたそうです。
ずっといじめるって感じじゃなくて、いじわるな言葉を投げかけるって感じだったそうです。
しかし、娘は、言葉の伸びが悪くて、いじわるな言葉を言われても、投げ返す言葉を持っていなかったので、いつもだまってスルーしてて、すると、その子は次の人に移っていったのだとか・・・。
言葉の伸びが悪かった娘だったので、やはり「いじめ」は気にしていたのですが、なんとか無事幼稚園時代をやりきれてよかったです。
幼稚園の時の園の中での様子は、幼稚園の先生からしか聞けなくて、娘が「今日の出来事」を話せるようになるまでずいぶんかかりました。
幼稚園時代のいじわるな子のお話は、娘が中学生になってから聞きました。
と、言ったのですが、
当時は、どう言えばいいのかわからなかったらしく、その後、すっかり忘れていたのだとか・・・。
でもその時のいやな気持ちは覚えているそうです。
と言ったら、
「うん」
と、言ってました。
いじわるな子といじわるされる子は紙一重かも・・・。
「自分の事を伝える」ことが難しい子なのかもね(´-ω-`)
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