耳だれで補聴器をしなかった1年間の間に言葉が消えてきた

昨年7月から耳だれが出続けていいるので、補聴器をつけることができず、1年ずっと付けていなかったのですが、その間、なんだか言葉が少なくなってきました。

今までは、

息子
りんご、食べる。みかん、ちょうだい。ジュース(コップに)いれて。

など、簡単な言葉は出ていたのですが、ここ1年くらいで徐々に言葉を使わなくなり、指さしで伝えたり、絵カードで伝えたりして、言葉を使わなくなってきました。

頑張って言葉勉強してきたのに、なんで?

中学生になって、もっといろんな方向のコミュニケーションを勉強した方がいいかなぁと、PECSを教えてくれる放課後等デイサービスに通うようにしたり、絵カードに言葉をつけて部屋のあちこちに置いたりしていました。

ダウン症の子ってしゃべれるって思ってたけど、息子はしゃべるのが難しいみたい。比べたくはないけど、なんだかなぁって思ったんで、思い切ってPECSの世界に飛び込んでみたけど・・・。

PECSは絵カードコミュニケーションといわれるもので、言葉を絵に置き換えてコミュニケーションをとるという方法。

自閉症の子に使われているコミュニケーション術なのですが、ダウン症の息子は、言葉と言葉の意味がわかっているのに、なかなか言葉をしゃべってくれなくて・・・。細かいニュアンスや場所などは絵カードの方がよくわかってくれるので、PECSという方向に進んでみました。

すると、絵カードで通じるってわかったからか、言葉を使わず、絵カードでわかってもらおうとするようになってきました。

今では、自分が行きたい場所「からおけ」とか「ぼーりんぐ」とか絵カードを持ってきて、「行こう」と誘ってきたり、今日のデイはどこ?と絵カード集を出して、絵カードで教えろって指示をします。

そんなつもりでPECSに入ったんじゃなかったけど~しゃべれる言葉はしゃべろうよ~

言葉をしゃべるという方向に行かない息子、なんでかな~?

という話を耳鼻科の先生にしたら、

「もしかしたら、聞こえが弱くて、言葉がわかりにくいのかもしれないよ、補聴器してる?」

と、聞かれたので、今は耳だれがひどくてしてません、と答えたら、

「今はそうたくさん耳だれ出てないから、補聴器つけてあげた方がいいかもよ。聞こえないから言葉が出にくくなったのかもよ」

と、目から鱗的お言葉をもらいました。

ずっと絵カードのせいかと思ってたけど、聞こえのせいだったのかも・・・。聞こえなくて困ってたから絵カードを使うようになったのかな?

ちょうど言葉が少なくなってきたな~という時期と、耳だれで補聴器をつけたり、つけなかったりの時期が一致するので、もしかしたら、そうなのかも・・・と、さっそく、ちょっとの時間でも補聴器をつけるようにしてみています。

息子の聞こえって、水の中で音が鳴っているような感じって、聴覚支援学校の先生が言ってたっけ。だから、補聴器をつけるようにしたのに~。

新しい補聴器を助成金で購入して、そのままつけれなかったのですが、これからはその補聴器に活躍してもらわねば・・・。

(↓助成金を申請して補聴器を買うことになった話はこちら)

次に補聴器を購入する時はもう助成金の申請資格がないかもしれない。その時は自腹で購入か~と思っていたら、シャープさんが、補聴器事業に参入するというニュースが・・・。

難聴者ではなく、聞こえにくい人をターゲットにした商品のようですが、価格が普通の補聴器よりもお安いので、そういった方向で補聴器業界も活性化してくれれば、助成金に頼ることなく買えるようになるかも・・・とか、期待しています。

コミュニケーションを言葉でとれないのって、ちょっと寂しく思うのです。音って寂しい気持ちを和らげてくれるものなんです。絵カードでもいいんですけど、絵カードの受け渡しにはあまり音はありません。

コロナで、オンライン飲み会やリモート会議や、飲食店の飛沫ガードなんかって音が遮断されちゃうんで、不安が増す物だと思います。

音が少ない世界にいる息子に、言葉という音をたくさん届けたいなって思っているので、頑張らなければ・・・。

音がないと不安が増して、寂しいんだなぁって、今学んでいます。