息子は支援学校の中学3年生。
高等部への受験があるので、2月は体調に気を配っていたつもりだったのですが、受験前日に発熱してしまいました。

ぎゃ~なんで今日かな~?狙いすましたように発熱すんな~!


このご時世なんで、コロナ疑いということで、泣く泣く受験を断念。朝から病院へレッツゴー。(発熱してコロナ疑ったの時の様子はこちら↓です。)


検査で陰性だったので、数日で学校へ行けるようになったのですが、学校の先生からも、デイサービスの人からも、「高校受験どうすんの?」って感じで心配されてしまいました。

息子が行ける高校、1校しかないのにね・・・。


とりあえず、2次募集にすぐさま応募し、受験票ゲット。なんとか2次募集の試験を受けることができる運びとなりました。



息子が通う支援学校は、小学部、中学部、高等部の3つに分かれています

どこの支援学校も同じかはわかりませんが、息子が通っている支援学校は、小学部、中学部、高等部の3つに分かれています。息子が受験した高校は、同じ学校の高等部。

小学部から中学部まではエスカレーター式で、すんなり進学できましたが、中学部から、高等部へ進学する時は、受験があります。

受験方法は、面接のみなのですが、息子は言葉がしゃべれない。

自閉症の子のように、みずから発する事をしないって感じじゃなくて、喃語みたいな言葉を話して、話す内容が日本語ではない

というか、地球の言葉でもない気がする~


おしゃべりは大好きみたいなので、喃語みたいなのが出るようになってから、あの手この手で、言葉を伸ばそうとしましたが、結局、簡単な単語を発するのみ、という成果しか得られませんでした。

今では、息子独自の言葉を話しています。なんだか宇宙語って感じなので、私は、宇宙語しゃべっていると思っていたりします。

そんな息子なのに、受験方法が、面接・・・

受験の流れ

受験場所は支援学校。控室で面接時間までみんな待機しています。2次試験では息子を含めて6人の受験生がいました。みんな保護者と一緒に受験です。

1次試験の時は何人いたのかな?

面接方法は、教室へ子どもが先にひとりで入り、面接官からの質問にひとりで答え、その後保護者が入室し、面接官から保護者へ質問をする、という流れだと説明を受けました。

会場の控室で、他の子達を観察すると、制服を着ていたので、みんな地域の中学校からの受験のようです。息子が通っている支援学校は制服がないので、私服で登校しています。息子以外の子達は、地域の中学校で支援級にいて、高校は支援学校を受験、というようでした。

中学校進学の時も、地域の小学校の支援級にいたけど、中学は支援学校へという子は結構いました。息子はずっと支援学校。息子の学年は、1クラスしかなかった。でも中学へ進学したとたん4クラスになって、多くの支援学級から来た子達に交じって中学校生活をすることになりました。

支援学級の子達は、しゃべれる子がほとんどなのですが、今度、高校受験しに来た子達も、みんなしゃべれる子だったみたい。保護者とお話できてたもん。

うちだけか・・・。親ともしゃべれない子は・・・



面接の様子

待合室で、20分ほど待った後、面接をする教室へ移動。息子が先に入室し、面接がはじまりました。質問されている内容は・・・

「名前は何といいますか?」

●△■×~○▲×□~


「どこの中学校に行っていますか?」

●△■×~○▲×□~


「住んでいる場所はどこですか?」

●△■×~○▲×□~



「住んでいる場所」を、「○○市かな?」と質問する人が聞き変えて、なんとか答えてもらおうとしてくれたのですが、息子できず・・・。

ニコニコ笑って答えてるけど、全部日本語じゃない私も何言ってるかわかりません。すみません

教室の外で、聞こえてくるやり取りにハラハラはしたのですが、息子はなんとか質問に答えようとしていた感じがしました。

いつもなら質問されると、質問にかぶせるように、自分なりの言葉をぶつけてずっとしゃべり続けたりするのですが、今回はなんとか、質問に応答って感じでしゃべっていたように思いました。そこは成長かも・・・。

面接の先生は、質問の返答が返ってこなかった~と、思っていただろうな~。一応喃語のように話している言葉が返答なんだけど・・・

息子の面接が終わった後、保護者の私が呼ばれ、
「お子さんの長所は?」「家での遊びは何をしていますか?お手伝いはしていますか?」「この学校へ進学したら、お子さんに何を勉強してもらいたいですか?」
などを聞かれました。

その後、面接は終了。時間は15分くらい?15分もなかったかも・・・。

高校生になれるかな?

私的には、頑張った面接と思ってて、息子もそう思ったようで、「で○▲■×しょ、で○▲■×しょ」と言っていました。多分、

できたでしょ?できたでしょ?

と、言っていたのだと思います。

生まれたばっかりの時は、高校まで考えた事なかったなぁ。いつもその時、その時を、元気で、せいいっぱいやる事ばっかりを考えて、生活してきたので、高校受験できたことが私にとってはびっくりの出来事。
↓首がなかなか座らなくて、ふにゃふにゃしてました。
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無事、高校生になれるといいなぁ。
私も高校生になった息子の保護者になりたいな


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