ダウン症児が生まれた後、経済的支援を受けようと思ったら、ダウン症である、どの程度の障がいがあるか?の診断書が必要になります。

我が家の近くに、障がい児を診てくれる診療所と、PTやSTも受けられるという複合的な福祉の施設があって、そこでずっと診てもらって、診断書を書いてもらっていました。

しかし、18歳以上は、もうやってもらえないってところなので、紹介状を書いてもらって、町の心療内科に行くことになりました。

どんなところかなぁって思って、心配していたのですが、優しい先生だったので、よかったです。

先生の診断が、今後の障害基礎年金にかかわるので、理不尽な先生にあたったらどうしようとめっちゃ怖かった!

以前、障害基礎年金の説明会に行ったことがあるのですが、病院の先生の診断書で、年金額が変わるので、いい先生につくことはとても重要と聞きました。

なので、ここはいい先生に付きたい!って思ってた。
今回行った心療内科の先生も、障害年金の内情をよくわかってくれていたみたいで、理不尽な診断書は出さなそうな先生のようでした。

説明会では、先生の方針で、障がいをもっていてもしっかり働くべし!、自分の事は自分で!甘えんな!って感じの先生がいるって聞きました。甘えではなく、できないんだっていう診断をしてもらわないと、のちのちすごく困る事になりやすいので、そういった先生は選ばない方がいいって言ってたな。

病院の先生って、無責任な人結構いるよね。人の人生かかってるのにね。

今回の心療内科での診察は、紹介状の中身の確認的な診察でした。
簡単な問診と、どのくらいの頻度で通院するかといった事を聞かれました。
息子で困っていることがたくさんあったら、通院頻度が多くなってたと思うのですが、家庭内で地味にやっていくしかない事ばかりだったので、年1回の通院となりました。

「A判定もらってるから、そんなに年金では不利になることはないはず」みたいな事も言ってもらえました。

息子は幼児期に、療育手帳の判定がB1からAになりました。

我が家が住んでいるところの自治体では、B2(軽度)、B1(中度)、A(重度)の3つに知的障がいの度合いが分かれます。自治体によっては、A1(最重度)、A2(重度)、B1(中度)、B2(軽度)とか、1度(最重度)、2度(重度)、3度(中度)、4度(軽度)の4区分のところもあるそう。

重度となってしまった時は、私がとても辛かったです。
その後、一生懸命「療育」を頑張ったつもりですが、AからBにってのはなりそうな感じはなかったです。

むしろ成長するにしたがって、幼児というカバーがはずれて、知的障がいを見る感じでした。

誰かが助けなければ生きていけないのを思い知らされたのですが、息子を見ていると、誰かを頼ることはそんなに悪いことではないって今は感じています。

助ける方が癒される場面も多々あるなぁって、今は思ってます。

息子的にはマイペースで何も変わっていないのに、私が判定に振り回されて、本来の息子を見てあげないのはよくないなって気づいて現在に至ります。

次の療育手帳の更新、18歳以上になったので、子どものセンターじゃなくて、知的障害者更生相談所ってとこになるそう。市内にはなくて、別の市まででかけなくてはならない。
うちから遠いよ~😖

でもこれも、息子の将来に必要なことだから、私が生きている間は、きちんと未来につながる道を作っていってあげたい。