新学期になって、子どもたちはストレスマックスで帰ってきました。娘はHSPなので(親が思っているだけだけど・・・)新しい事は幼児期からだめでした。
幼稚園からずっと、クラス替えの度に新しい先生や友達に慣れるのに一苦労。慣れるのは3学期くらいにやっと慣れてきてました。
習い事に至っては、毎日の事じゃないので年単位で慣れるという・・・。バレエ教室は9年通って慣れたのが6年目くらい

高校生になって、初めて1クラスしかない特殊なクラスに入ったことで、今年は少し大丈夫でした。
でも先生が新しい先生だったから、気疲れして帰ってきたけど・・・。疲れて家に帰ったら、すぐ爆睡して、夜寝られない~ってなるのが嫌なんだよねぇ。
息子は幼児期から小学校までは、新学年への移行はそんなに気にならなかったです。なので大丈夫なタイプなのかと思っていましたが、
中学くらいから、新しい事に対する不安を感じているように見受けられました。
よく考えると、幼児期から小学校までは、全部が新しくならないように保育園や学校が考えてくれていました。
保育園のクラスの友達はずっと持ち上がりだったし、先生は担任の先生はいたけど、遊びの時間が多く、大勢の先生が交代で息子を見るというスタイルだったので、多少の先生の移動はわからないって感じでした。
↓息子の保育園は人数が多い保育園でした。先生も多かったです。いろんな事して遊んでいる子の中に先生も交じってるって感じでした。そんな大勢の中では、ダウン症児が1人いてもあんまり気にならないって感じで息子にとってはとてもいい環境でした。
支援学校の小学部の時は、息子の学年、1クラスしかなかった。友達は普通小学校から入ってくる友達を1人か2人迎え入れるくらいで、ほとんどメンバーが変わりませんでした。
担任の先生も3人~4人いて、学年が上がると先生も変わったのですが、1人はクラスに残ってくれる先生がいたので、全員先生が変わるという事はなかったです。
そのおかげでか、不安があんまりなかったのかな?と思いあたりました。普通学校に行っている子たちは言葉でやりとりするので、言葉でのやり取りができない息子には大変な環境となってしまいました。
先生も全入れ替えとなったり、他学校から入ってくる先生が多かったりと、落ち着かない環境となっているようです。
だからか?
高校1年生になった時が一番しんどそうでした。
言葉でどういう事があったか伝えられないので、家に帰ってぐったりって感じで、デイサービスでも様子がおかしかったようです。学年が上がるごとに知識や経験値も上がっていくから、というのもあるのかなぁ。
知恵がついてくると、その分余計な不安も増すのかもしれません。そんな事を考えると、今の世の中の子どもの世界の不安は、みんな知的な子たちばかりだから?
そうかも・・・。昭和の子ども、知的って感じじゃなかったよなぁ・・・。
ま、昭和は情報が少なかった。やってみないとわかんなかったもんね。
今は情報知りすぎて、逆に新しい事への不安煽ってる感じになってしまっているのかもしれません。
学生生活って1年ごとにすべて変わるので、こんな事になるかも、あんな事になるかも、と毎年考えなくてはいけないのがデメリットって気がします。
新しくなった場所が自分にとって嫌な場所なら1年頑張ればいいとなるかもですが、いい場所でも1年たったら変わるので、心が落ち着かないよね

もうちょっとで二人とも、社会に出ていくのですが、もしかしたら学校生活よりも社会生活の方がいいのかな?
職場を変えなければ、新しい事にはなりにくい
環境のいいところに勤められればいいなぁ

環境のいいところに勤められればいいなぁ

物事は、グラデーションで変える方が人の心には優しい気がします。
うちの子たちは優しい切り替わりでないと生きていけないなぁ・・・。