ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

娘が4年生の時、学校の道徳の授業で、自分の心の中を出そうみたいな授業があったそうで、その授業で、「私はいじめられていました」みたいな告白をする人が結構いたそうです。

そう言っている子たちは、はたからみると、とても活発で、利発で、お喋り上手な子だったので、娘はすごくびっくりしたそうです。

でも私は、利発すぎて、敏感なんじゃないかな~と、思いました。
少しの事で傷つきやすいので、いじめられていると感じやすのかな?

娘は友達を家に連れてくるのが好きで、何人かの友達を知っていますが、とても大人っぽい対応をする子が多く、私の反応もよく見ていて、そこから相手の気持ちを読み取ったりしているんだな~というのが、私にもわかります。

我が家の娘は、そういった利発なタイプとはちと違うんですけど、相手の態度に過剰に反応したり、深読みしすぎたりする傾向があるようで、相手の気持ちにもとても敏感です。

この小学生の皆様の状態はなんだろう?



と、思っていたのですが、「ひといちばい敏感な子」という本にぶち当たりました。


ひといちばい敏感な子、この本の中では「Highly Sensitive Child」略してHSCと呼ばれていました。

■ひといちばい敏感な子「Highly Sensitive Child(HSC)」

HSCの特徴は、

細かい事に気づく
刺激を受けやすい
強い感情に揺さぶられる
他人の気持ちにとても敏感
石橋をたたき過ぎる
よくも悪くも注目されやすい


娘は、注目されやすいってのは、ちと違うと思うのですが、他はみんなあってる

でもこの項目、入る子多いと思うんですよね。

このHSCって、ADHDや発達障がいと誤診されたりしてるって書いてあったりしました。

え~?そりゃモンダイじゃん



チェックリストも23項目あるのですが、私もやってみたけど、私、5,6個くらいでした。
私は違う?
はたして娘はHSCなんでしょうか?

■娘の幼児期
小さい時は、ぼや~っとしてる子でした。

●言葉が少なかった


状況を理解するのが難しい子なのかな?
それを言葉で表すのが苦手な子なのかな?

とか思っていました。

私と旦那が大喧嘩した日、娘は3歳くらいだったと思うのですが、その時はぽや~と私たちを見ていたんです。でも大きくなって、ホントに最近になって、その時の様子を話してきました。その前まではまったく言ったことなかったのですが・・・。

覚えとったんかい!



なんで今頃?
その時娘はきっとびっくりしすぎてフリーズして、言葉で表現したり、泣いたりもできなかったのかな?刺激が強い場面とか、感情に訴えてしまう場面は娘には見せんとこ~。

●大きな音、強い音が嫌い。でも音楽やダンスが好き


娘は幼児期からダンスが好きでした。幼児教室のお勉強の時間はふらふらしてたけど、ダンスの時間だけ張り切ってた。

ヒップホップとか、ロック系のダンスは苦手。
低い感じの大きな音が出る音楽が苦手なようです。

旦那が趣味でバンド活動をしていて、ライブをしたりするのですが、ライブハウスが嫌いで、その場の空気感や音響ががとても苦手。怖いんだって。

雷とかも嫌いで、雷のどど~んと落ちたな・・・って感じの音に泣くトイレを流す音にもおびえてました。スーパーのトイレとかに行くと流す音の大きなところがあるので、流すたびに私がドキドキ。泣きださないかひやひやしてた。

音的には、クラッシック系の音楽とかj-popの曲とか、かわいい感じや清楚、荘厳な感じの音楽が大好きみたいです。

●光が苦手


光も苦手。
なので、朝がとても苦手。
眩しがることが多く、「おめめが痛い」とかよく言っていました。

幼児のくせに朝起きられない~。
幼稚園に間に合わないじゃん!!!ってのが一番大変でした。

小学1,2年生になると、言葉で言い表せるようになったからか、物や人が大きくなったり小さくなったり見えるというのも言っていました。

後で調べると「不思議のアリス症候群」というのがあるそうで、それなのかな~?なんて思っていましたが、病院には行かなかったので、その症状はほっといて現在に至ります。

今もたまにあるそうですが前より頻度が落ちたんだとか・・・。

●食べ物の味やにおい、形に敏感


食べ物や匂いにも敏感で、新しいものにも敏感、慎重です。
食べた事がない物の匂いを嗅ぐとかします。
家族の誰もそんなのやらないのに

好き嫌い、めちゃ多いです。苦いのが苦手なよう。野菜の苦み、えぐみがダメなので、野菜全般たいてい嫌いです。

形がいびつなのもダメ。色も彼女好みの色じゃないと、おいしそうに感じないみたいです。見た目が悪いと信用できないみたい。

●感情の出し方がちょっと違う。疑り深い。人を信用していない。


幼稚園では、「なぜそこで泣く」という場面で泣いたりして、
幼稚園の先生も友達もおろおろ・・・。

本人なりの理由があるとは思うのですが、
その理由を言葉で伝えることができないのか、
泣くばかりなので、
泣いている理由がわたしらさっぱり~?
ってのが何度もありました。

しかもワーワー泣くじゃなく、じわ~と泣く。
さめざめ泣く。
ちとうざいです(´-ω-`)

幼稚園で、面談があると、ぜったい私にすり寄ってきて、先生と私の会話を何気に聞いたりしていましたが、それは私に甘えているのではなく、自分の悪口言っているのでは?と、偵察に来ていたのです。

■小学校高学年になって
小3くらいまで、めちゃめんどくさいな~って感じの子でした。親の想いが伝わってしまってたからかな?でも、めんどくさいな~って思ってはいても、自分の子なので、小さく、小さく、関わるようにしていったら、4年生くらいで、ちょっと変わってきました。

自分がこう思っているって口にすることができるようになってきました。

小学校高学年になると、こういう風に言われると「傷つく」と言うことができるようになり、お互いになんで、こうじゃダメなのか?もっとこうこうした方がいいんじゃない?と言葉で言い合えるようになってきました。

幼児の頃は、親絶対!と思っていたみたいです。なので、うっぷん溜まってた?

でも、絶対って言ってないよ、私ら?


なんかそう思ってしまった。



のだそうです。

最近、そうだったことを話し合えるようになってきたのでよかったです。そして、めちゃくちゃおしゃべりになってきました。こっちから聞かないと学校の事教えてくれなかったんですが、今は、友達の事、先生の事、私はこう思った、こんな風にしたらダメだよね。なんてことも言ってます。私ら親にも文句言えるようにもなってきました。

無口な子から、なんでこうなったのかはわかりません。

でも、ずっとちょっとずつ寄り添った事と、スキンシップを喜んでいるのがわかったので、頭をなでたり、手をつないで歩いたりをずっとしてきました。そして話を丁寧に聞く。その積み重ねがよかったのかな、と思いました。

やってるつもりだったけど、丁寧に意識してやったら少しずつ、気持ちが溶けてきたって感じでした。幼児の時は、私の対応がきっと雑だったんですね。

ごめん!



■HSCは子どもの15~20パーセントに見られるらしいけど・・・
50年ほど前から、HSCの研究はあり、当時は「敏感」という言葉ではなく、引っ込み思案とか、内向的、怖がり、消極的なんて言葉で表現されていたとのこと。その言葉に当てはまる子なら、以前からもいたし、私もそういった言葉を言われたりしました。

でも、今の子たちはそういった言葉でくくれないほど、「敏感」な気がします。

そして、私は、そのへんのお母さんより、ちょいと年寄りですが、そのへんのお母さんも結構、敏感な感じがします。

単に私が人口の少ない県から、人口の多い県に出てきたから、かもしれないし、私がちとお年寄りだからそう感じるのかもしれませんが・・・。

その敏感な人たちを、「Highly Sensitive Person(人一倍敏感な人)」というのだそうです。

敏感なひとたちは、もしかしたら、これからどんどん多くなり、敏感があたりまえになっちゃったりするのかもしれません。


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娘はプリパラが大好きで、プリパラの映画の前売り券を買っていたのですが、行こうと思った前日に席を取ろうと思って、ご利用案内と書かれた紙を見ながら、旦那と二人でパソコンに開かれた映画館の座席表を見ながら入力開始。

ここがいいと思わる席をクリックして、次の画面に行くと、


なんだか番号が必要みたいだけど、チケットに番号がない~


と、よくよくチケット見てみたら、インターネットでは席取れませんとのこと。

う~ん、やっぱり、ゲームできるチケットになっているからかしら~?

で、映画館のスケジュールでプリパラは、特別興行となっていて、それって何?と、調べてみたら、

主に、通常の入場料金と種類が違うもので、学割や割引券、招待券、
映画の日割引、レディースデーなど割引がきかない


というものらしい。

そんな感じの映画だったので、ふつ~に映画館に行って、席取りするってことに・・・。旦那が娘とプリパラ一緒に行きたいという事だったのですが、旦那は気がちっちゃいので、鑑賞する人が多くて席とれなかったらどうしよう・・・と、びくびくで、

明日、朝、早く行くぞ!


と、娘に言い渡していました。


娘は早起き苦手なんだけど・・・。でも旦那は人ごみで席を取るのはテンパるだろうしなぁ・・・。ムムム・・・。



混雑を心配していましたが、予想に反してガラガラだったそう。

気合い入れて行ったけど、そうでもなくてよかったね。



混雑が苦手なので、映画ひとつでも大変なんです、うち。

昔は、受付があって、受付の方がチケット売ってくれてたけど、今は機械と対話できないとチケットすら買えません。

受付ショーケースに映画のパンフレットや軽食、お菓子なんかが置いてあって、買うのも人に言えばよかったけど、今はたくさんのメニューの中から選択しなければならず、セットメニューとかもあって、お得を考えれば、キリがなくて、決めにくい!!

映画の視聴も、座席なんて決まってなくて早い者勝ちで、席に座れなかった人は、階段とかに座ったり、壁にもたれかかって見たりとかしてた。

今の満員御礼と、昔の満員御礼は違うと思う。

こんなの、私と旦那の世代しか知らんだろうなぁ・・・。


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バレンタイン前日にチョコを買いに行ったのですが、いつもバレンタインチョコは近所のスーパーで買っている私。

今年は、大型複合施設までわざわざ出向いてみたのですが、バレンタインというイベントのために、わざわざ特別販売所がいくつもできていて、

でも、いくつもの販売所があるにもかかわらず、けっこう完売という商品が多くて、焦りました

バレンタインチョコは前日に買うものではない?バレンタイン舐めてたわ。




仕方ないので、少ない品数の中を何度も何度も、ぐるぐる回って探しました。旦那が食べられそうなやつって・・・シンプルなもの。固くないもの。中に何も入ってなさそうなもの。ナッツなんてとんでもない、ベリー類もノーサンキューな人なのです

だいたい好き嫌い多すぎるんだよ!


旦那が好きなチョコは生チョコだったのですが、生チョコ類はほとんどなくなってまして、生チョコ人気を思い知りました。

選んだチョコは、

フレデリック・ブロンディールというショコラティエが作ったチョコレートを選びました。ベルギー・ブリュッセルに本店をもつという、「海外産」に心惹かれたのと、シンプルなものだったので、これなら食べられるだろうと思ったので・・・。

日ごろ、明治やらロッテやらの国産を買う我が家。初の海外産よ~と、私の方が浮かれてしまいました

私が若い時は、バレンタインこんなに商業的に活発ではなかった。子どもの頃なんて、バレンタインというものがそもそもなかった・・・ので、バレンタインにはっきりいって疎い・・・

こんなに海外のショコラティエのチョコが出回っているとは・・・。


私の中の年号まだ、昭和。

で、旦那と一緒に食べたのですが、旦那は、

う~ん、美味しいけど、でも別に海外産じゃなくていい・・・


私の想い、玉砕した・・・


旦那も昭和でした。

娘は、娘で、バレンタインチョコを炊飯器で作っていて・・・

ホットケーキミックスとチョコと油を炊飯器に入れて焼くというお手軽なチョコケーキを、クックパットで見つけまして、これなら娘でも大丈夫だろうと、作ってみたら、かなり美味しかったです。

娘は小学5年生で、友達同士で、手作りチョコ交換という年齢になってきました。

↓昨年はまだ手さばきが子どもだったので、かなり大変だったですチョコは手早くしないと固まっちゃうもんで~



学校が終わると、自転車で友達の家までわざわざチョコ配って回ってたり、公園でみんなで食べたりしてて、それが楽しいみたい・・・

いろんなバレンタインがあるのでしょうが、バレンタインは若いうちだけのようで、旦那の心にはもはやヒットしなかった。私もおばちゃんだし、無理してチョコ渡さなくてももういいのかなぁ・・・。

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今日は全国的に雪が降っているみたいですが、起きて窓の外を見てみると、風景はしとしと雨でした。



若干いつもより寒いかなぁ~なんて程度で過ごすことができます。
ありがたや~。

そんな恵まれた地域に存在していながら、我が家の子ども達、朝から起きてきません。
ここんとこ毎日です。寒くなると、布団から出たくないのはわかるのですが、でも、学校行かなきゃ友達にも先生にも会えないよ?



我が家の子ども達、家族より、友達や先生が好きみたいで、学校行くのをすごく楽しみにしているみたいなのですが、朝がうまくいきません。

娘にいたっては、病気かな?
と思うほど朝起きられない。

娘は幼稚園の頃から、朝起きられないタイプ。起こしても、起こしても起きなくて困っていました。
幼稚園に行きたくないから起きないのかな?とも思ったのですが、行けばとても喜ぶし、幼稚園から帰る時間になると、「帰りたくない~」と、ギャン泣きする日もあったりして、朝起きられない=幼稚園行きたくないって感じではなさそうでした。

朝、相当弱いってことか?


いろいろ調べたところ、

起立性調節障害というものを知りました。

☆起立性調節障害
自律神経の働きが悪くなり、起立時に身体や脳への血流が低下する病気。

・腹痛や全身のだるさで朝起きられない症状
・立ちくらみ
・食欲不振
・立っていると気分が悪くなる
・失神発作
・動悸
・夜になかなか寝つけない
・イライラ感・集中力低下
・頭痛症状が出る場合も・・・

自律神経をうまく調節できない体質が原因
夜型タイプで、夕方になると元気になってくる


幼児の時は頭痛のことを「おめめが痛い」と、言っていました。日光も苦手。眩しいのが嫌みたいでした。夜の寝つき、幼児の時から悪かった。

若干当てはまる?



そんな娘は朝は大変ですが、夕方になってくると元気になってきて、
夜はパワー全開、「5時から男」ならぬ、「5時から幼稚園児」。

起立性調節障害かどうか、調べた方がいいのかなぁ~と思いつつ、結局病院には行きませんでした。

小学生になっても、朝弱いのは相変わらずで、今朝は朝ごはんを30分も見つめていました。
頭が働かないみたいで、食べようと手を動かせないみたい。眠そうな目を一生懸命開けようと30分かかるって感じです。

病気なのかな~と、思いつつも、

自分の体質を考えて、生活工夫しろ!



と、いう方法でいまんとこやってます。

たとえば、「起立性調節障害ですね」と診断されたとしても、生活を工夫するという方法しかないのではないかと思うのです。

私の想像する治療方法ですが~

なので、それならもうそういう子なんだ・・・と、あきらめて、自分がどういう生活をしたら朝起きられるようになるか?

という方向で、そのノウハウを創りだした方がいいんじゃないかと思っているのですが・・・。

こんな寒い朝が一番の戦いの日なんですよね。

大人になったら、戦いに勝っている娘がいるんでしょうか・・・。
職場に遅刻ギリギリで行く娘の姿が目に浮かぶ~

そんな風になってほしくないんだけどな~




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