ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

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    うちのHSP娘、連休前に家族でスポッチャに行こう、カラオケに行こう!と計画していて、とても楽しみにしていました。

    スポッチャには朝早くの出発になってしまったのですが、それでも遊びの当日は楽しそうでした。

    次の日はカラオケ。
    楽しそうにしていたのですが、午後3時くらいから、電池が切れたみたいに、歌わなくなりました。

    夜は早く休んだのですが、次の日は動けないって感じに動かなくなりました。

    それから3日連続で休みがあったのですが、ずっと家にいました。そのうちの1日はまったく動けずぐーぐー寝てました。

    HSP娘には連休いらんなぁ・・・。


    HSP娘は楽しくても楽しくなくても、たくさんの事が押し寄せてくると、フリーズしてしまいます。なので、長い休みがあるよりも、少しの休みがたくさんあった方がいいみたい。

    連休にして休みを取るというのは、HSPにとって効率の悪い休み方のような気がします。

    そんな娘ですが、ルーティンが得意。

    コツコツ続ける事や、丁寧にしなきゃならないところは、とても上手にやってのけます。

    習い事が長く続いたり、
    授業で取るノートがきれいだったり、
    お菓子を作るとき、形をこぎれいにしたり・・・

    同じことを同じ量だけ動くという方が得意みたいです。

    でもこのゆっくり丁寧が仇となる事も多々あって、

    行ったことのないお店でお金を出す時、ゆっくり丁寧にしか出せなかったり、
    歩いたことのない道ではゆっくりしか歩けない。ダンスの練習ではキレのある踊りができていたのに、いざ発表の時になると、緊張してゆっくりになって、ちょっと音とずれたりしてしまう。

    新しい事柄の時は、

    これでいいのかな?
    間違ってないかな?

    という心理が働くらしく、ゆっくりになってしまうみたいです。

    新しい店でお金を払う時、手が震えてたりするもんね。


    間違ってたっていい。ちゃんと挽回できる、というのを思えないみたいで、間違わないように頑張ってます。

    しょっちゅう間違ってる私のもとに生まれたのになぁ・・・。もしやしょっちゅう間違ってる私のもとに生まれたからこその心理なのかなぁ・・・。

    とか悩んでしまうけど、何か力になれる事って一緒に寄り添う事なのかな?と思って一緒にゆっくり歩いてます。

    でも、一緒に歩く事が果たして娘にとっていい事なのかな?とも思ってしまうんですけどね・・・。

    少しづつ心が強くなっていってくれたらいいな・・・。



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    新学期になって、子どもたちはストレスマックスで帰ってきました。娘はHSPなので(親が思っているだけだけど・・・)新しい事は幼児期からだめでした。

    幼稚園からずっと、クラス替えの度に新しい先生や友達に慣れるのに一苦労。慣れるのは3学期くらいにやっと慣れてきてました。

    習い事に至っては、毎日の事じゃないので年単位で慣れるという・・・。バレエ教室は9年通って慣れたのが6年目くらい

    高校生になって、初めて1クラスしかない特殊なクラスに入ったことで、今年は少し大丈夫でした。

    でも先生が新しい先生だったから、気疲れして帰ってきたけど・・・。疲れて家に帰ったら、すぐ爆睡して、夜寝られない~ってなるのが嫌なんだよねぇ。


    息子は幼児期から小学校までは、新学年への移行はそんなに気にならなかったです。なので大丈夫なタイプなのかと思っていましたが、

    中学くらいから、新しい事に対する不安を感じているように見受けられました。

    よく考えると、幼児期から小学校までは、全部が新しくならないように保育園や学校が考えてくれていました。

    保育園のクラスの友達はずっと持ち上がりだったし、先生は担任の先生はいたけど、遊びの時間が多く、大勢の先生が交代で息子を見るというスタイルだったので、多少の先生の移動はわからないって感じでした。

    ↓息子の保育園は人数が多い保育園でした。先生も多かったです。いろんな事して遊んでいる子の中に先生も交じってるって感じでした。そんな大勢の中では、ダウン症児が1人いてもあんまり気にならないって感じで息子にとってはとてもいい環境でした。
    hoikuen-asobi

    支援学校の小学部の時は、息子の学年、1クラスしかなかった。友達は普通小学校から入ってくる友達を1人か2人迎え入れるくらいで、ほとんどメンバーが変わりませんでした。
    担任の先生も3人~4人いて、学年が上がると先生も変わったのですが、1人はクラスに残ってくれる先生がいたので、全員先生が変わるという事はなかったです。
    shiengakkou
    そのおかげでか、不安があんまりなかったのかな?と思いあたりました。


    支援学校の中学部になると、普通小学校から支援学校へ変えてきた友達がどっと増えて、高校になるとさらに増えました。
    普通学校に行っている子たちは言葉でやりとりするので、言葉でのやり取りができない息子には大変な環境となってしまいました。

    先生も全入れ替えとなったり、他学校から入ってくる先生が多かったりと、落ち着かない環境となっているようです。

    だからか?
    高校1年生になった時が一番しんどそうでした。
    言葉でどういう事があったか伝えられないので、家に帰ってぐったりって感じで、デイサービスでも様子がおかしかったようです。

    学年が上がるごとに知識や経験値も上がっていくから、というのもあるのかなぁ。

    知恵がついてくると、その分余計な不安も増すのかもしれません。

    そんな事を考えると、今の世の中の子どもの世界の不安は、みんな知的な子たちばかりだから?

    そうかも・・・。昭和の子ども、知的って感じじゃなかったよなぁ・・・。

    ま、昭和は情報が少なかった。やってみないとわかんなかったもんね。
    今は情報知りすぎて、逆に新しい事への不安煽ってる感じになってしまっているのかもしれません。

    学生生活って1年ごとにすべて変わるので、こんな事になるかも、あんな事になるかも、と毎年考えなくてはいけないのがデメリットって気がします。

    新しくなった場所が自分にとって嫌な場所なら1年頑張ればいいとなるかもですが、いい場所でも1年たったら変わるので、心が落ち着かないよね

    もうちょっとで二人とも、社会に出ていくのですが、もしかしたら学校生活よりも社会生活の方がいいのかな?

    職場を変えなければ、新しい事にはなりにくい
    環境のいいところに勤められればいいなぁ

    物事は、グラデーションで変える方が人の心には優しい気がします。

    うちの子たちは優しい切り替わりでないと生きていけないなぁ・・・。


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    娘のお気に入りのアニメ 「ぼっち・ざ・ろっく」。
    面白いから見れ!と正月に勧められたので、家族でイッキ見しました。
    bocchizarock

    旦那と二人、なんて娘的な行動をする主人公・・・と、思いました。

    まるまるうちの娘がやりそうなことばかり・・・


    人とのかかわりが怖いくせに、人とかかわりたくてたまらないとか
    妄想のしすぎで行動できないとか
    友達を作りたくても話しかけられないとか
    思い込みが激しいとか・・・

    まさしく娘!

    この漫画の紹介文では、コミュ障ってひとりちゃんのこと書いているけど、HSPじゃないんかい?

    娘の幼少期、言葉が少なくて、心配でした。育児相談にも行ったけど、障がいとは言われなかった。

    いろいろ調べてHSPでは?と私の中で腑に落ちた的に思ってて、「ぼっち・ざ・ろっく」のひとりちゃん見てさらに納得。娘を理解するのにとても役立ったアニメでした。



    今ごろになってやっと、幼少期はこう思っていたということを話せるようになったのか、いろいろ子どもの頃の心情を教えてくれます。

    娘が言うには幼少期はすごく怖かったらしいです。
    あと、人が言う小さい一言、一言に傷ついていたみたいです。(今もだけど・・・)
    話聞いてみると、相手の言い分は何気な一言なのでは?と思うのですが、本人の胸には言葉の傷がついているようです。

    人の言うこと丁寧に聞いているということなのかな~?


    小学校、中学校時代は、友達になかなか話しかけられなくて、一学期が一番悲惨な学生生活となってしまうのですが、それでも友達に話しかけられないのは、相手の反応を妄想しているからというのも「ぼっち・ざ・ろっく」でわかりました。

    そうじゃなかろうか・・・という感じで娘をとらえていたのですが、よりはっきり輪郭見えてきた~!

    私にはHSP要素が多分少ないっぽいです。

    娘がどうしてその方向で考えるのか?その方向考えたら効率悪くない?なんて思ってしまうのですが、それを口に出したら、娘、なめくじになりますので、言いませんけどさ~。

    中2くらいまですごく口数が少なかったのですが、コロナで学校行かなくていい日が長く続いたら、家ではすごくおしゃべりになってきました。

    リラックスが重要みたいです。

    生まれた時から口数少ないってのは、家のことを信用していないんだなって思ってはいました。
    特に何かあったって心あたりはないのですが、なんで信用してないんだろう?
    私のお世話の仕方に問題が?

    それもあるんだろうけどさっ。



    私的には、前世の記憶にネガティブがいっぱい詰まっているのがHSPだ!と思っていたりします。

    確か、「敏感すぎて困っている自分の対処法」という本にそのようなことを書いてあって、すごく腑に落ちました。↓こちらに記事書きました。


     
    最近、コミュ障や引きこもりのキャラが出てくるアニメや漫画多い気がします。
    昔はそれを引っ込み思案と言っていたと思うのですが、そのキーワードはどこいった?

    私も引っ込み思案と言われたけど、コミュ障やHSPとはちと違う感じがします。現代独特?つ~か、今までの人類の心の傷や、悲しい思い込み、経験などが人に遺伝して、噴出してきているのでは?と思っている私です。

    これを癒すにはどうしたらいいんだろう?

    HSPは人と生きるの大変なんで、社会的地位を得たキーワードだからって、生きていくのが楽になるわけじゃない~

    HSPという言葉が広がるよりも、ぼっちの心情が広がるよりも、その人たちが楽しく生きられる方法が広まってほしいと思うんだけどなぁ~。


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