障がい者歯科診療所、2回目診療に行ってきました。
以前は別の障がい者歯科診療所に通っていたのですが、慣れることができなかったので、転院しました。今回で2回目です。
(↓詳しい経緯を書いた記事はこちら。)
1回目、あんまりいい感じじゃなかったので、私の方がびくびくしながら行きました。暴れると、母の心も壊れるんだよね~。息子もいやだ~って思うから暴れるんだろうけど・・・

受付すると、歯科衛生士の方々が、今日の状態を確認しに来てくれました。障がい者の人たち、気分変わりやすいからかな?
息子は急に機嫌が悪くなったりはあまりないけど、自分が嫌だって思った物や事には抵抗するので、なんとか納得してもらえるようにもってくのが大変です。
前回は、
歯医者嫌だ→診察室入らない
となってしまって、診察室に入ってもらえるようにいろんな方向から説得しました。「音楽かけていいから」とiPhoneで息子の好きな音楽を流すと、やっと入ってくれました。
今回もこんな感じかなぁと思っていたのですが、前回にあまり嫌なことをやられなかったのを覚えていたようで、すんなり入ることができました。
入ってから、今からやることを絵カードを見せながら、歯科衛生士さんが息子に向かって説明してくれたのもよかったです。
言葉はしゃべれないけど、だいたいの事は雰囲気や身振り手振りで察する息子なので、ちゃんと息子に向かって説明してくれたのが、息子の信頼を得たのだと思います。
診療台にも自分から寝転がって、診察を受けていました。
「口を開ける」、「イーってする」、「口腔内写真撮る」、「歯磨きする」、「鏡で見るよ」、などの行動の細かなカードがあって、何かをする前にカードを見せて説明してくれました。
さすが障がい者歯科センダーだと思いました。
障がいを持っている人は息子だけじゃなく、猜疑心が強いので、何かをする前に説明して納得してもらった方がうまくいくと思います。説明する事で抵抗する時もあるかもですが、だまし討ちは後で信頼してもらえなくなるもんね

歯科医師が女性だったのも息子にとってはよかったです。
娘もだけど、男性ってだけでなんか圧を感じるようで、女性の方が我が家の子どもたちは病院ではうまくいきます。圧を感じながらだと、先生の指示をよく聞けないみたいです。女性でも圧のある人よりもふんわりした感じの先生の方が我が家の子どもたちはよく指示がわかるようです。
なので、うちは女医さんを目指して病院探したりするもんね。
そんな感じで、すんなり診察が終わり、待合室に息子と一緒に戻ってきたら、息子の目が赤くなってきてうるっとしてきてました。
怖かったようで、一生懸命頑張って診察を受けたみたいでした。
頑張ったね。よくやったね。
うるうるした目で
できた、できた・・・
と言っていました。(「できた」という言葉は言えるのです。)その話を衛生士さんにすると、衛生士さんも
「よく頑張ったね。えらいね。」と言ってくれました。
2回目の歯科診療、いつも暴れ泣き叫んで終わる歯科診療が、違う意味の涙で終了。
3回目の診療内容を教えてもらったのですが、「少し歯石がついてる部分があるので、スケーラーで歯石取りをやろうと思ってる」とのこと。
↓こんなんかな?
練習した方がいいんじゃ?と超音波スケーラー購入を迷ってます。(実は1年くらい・・・。)
リンク
1年くらい前は超音波スケーラーのレビューほとんどなかったのですが、レビューがたくさんあって「ほんとに取れます」とか書いてると、また購入意欲がむくむくと・・・。
障がい児と暮らしていると、医療系の備品がどんどん増えていく。ついつい買っちゃうのですが、うまくいくときもあるけど、同じくらいうまくいかない時ある。
買ってすぐ
これは使えん!
という時もあるので、これも?とか思って躊躇してしまう。
どうしようかなぁ・・・
と、次の1年考えてしまうのかな、私・・・。