ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    歯科

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    歯医者の日。

    病院に行く日はたいてい絵カードを見せたり、歯ブラシを見せたりして「今日は歯医者の日だよ~」と教えるのですが、今までの歯医者だったら、歯ブラシを見せると、

    行きたくない!


    的感じでした。
    今行っている歯医者さん、今回で3回目。
    「うん、うん」とうなずいていて、行ってもいいよ的に感じます。言葉が話せない息子なので、ジェスチャーや態度でコミュニケーションしています

    よかった~。今の歯医者さん気に入ってくれたんだ~
    と、私の心もちょっと楽になりました。

    以前の歯医者さんだと、暴れるので、網の中での診察されている息子を見るのは、仕方ないとはわかっていてもちょっと辛かったんで

    ↓この診療を見ると、私がちょっとへこむ。暴れるから仕方ないけどさ。
    c2746ede.jpg
    今の歯医者さん、市の障害者歯科センターなんで、患者さんが多いです。1週間の中で2日しか開院してないってのもあるだろうけど、我が家が住んでいる市には、たくさん障害者の人が住んでいるのかな?

    今回の診察時も混んでました。待合室の椅子に座れないくらい人いっぱい・・・。
    「カルテが書かれていないので、しばらく待ってください」と受付の人が言っていました。

    カルテ書けないくらい先生忙しいの~?

    診察終わってからみんな長く待ってるみたいでした。

    息子の診察の順番はすぐきました。

    呼びに来てくれるのですが、前の診察時は入っていくことを拒んでいたのですが、今回はスムーズでした。前回の診察を覚えていて、息子にとって嫌じゃない診察だったから拒まなかったのだと思います。

    前回と同じ先生で、女医さんでした。
    一番最初の時は男性歯科医で、めちゃ嫌がってた
    男性だったから?はじめてきたところだったから?
    私的にははじめてというのもあるけど、男性だったからってのもあるんじゃないかと思ってます。

    ↓初めて行った時の、障害者歯科センターの様子は、こちらに書きました。


    今息子が通院している耳鼻科の先生も、言語聴覚士の方も女性。病院の先生は女性の方がうまく流れることが多いです。なぜかはわかりません。

    声?指示の出し方?
    女性の方がお願い形式で指示を出してくれるからかなぁ?

    今回はスケーラーを使うとの事だったので、ドキドキでした。
    ↓2回目の診察でスケーラー使うからという予告をしてくれていました。


    以前の歯科診療所では超音波スケーラーに慣れなくて、今回のところでは手動のスケーラーを使ってくれるとのことでしたが、人から口の中を触られるのが嫌みたいなので、我慢してくれるか私がひやひやしてました。

    診察始まる前に、絵カードで今からする事の順番を息子に見せてくれて、その中にスケーラーが入ってて、実物も見せてから、スケーリングしていました。

    最初はやめろって感じだったけど、ちょこっとずつ歯に充ててやってくれたので、なんとか暴れずにすみました。

    歯石がついてなくて、歯垢をちょこっと取っただけだったから暴れずにすんだ、ってのもあった感じだったけど・・・

    先生から、「歯石ついてないからよかったです。でも歯垢がちょこっと残ってるから、これが歯石になるので、頑張って取ってください」と言われました。

    頑張ってって言われちゃった
    歯科診療が大変になるかならないかは、日頃の歯磨き次第だもんね

    でも歯を削る治療とか今の状態じゃできないから、頑張らなきゃ!

    次の診療では、ポリッシングブラシを使う診療をするって先生が言って、衛生士さんが実物を見せてくれました。
    ↓こういうの。
    burashi

    息子は

    嫌です。これは出さないでください。

    的に、指さして、ポイっと捨てるしぐさをしました。

    「するなっていう意味ねと、みんな思ったけど、先生は、慣れてもらいたいからこれを選択して、治療の時に困らないようにしたいんじゃ?・・・と思いました。

    ↓こういったのを先々使う事態になった時に、使いやすいように慣れてもらいたいんだと思う。
    d10a1759.jpg

    息子に実際に触ってもらったり、持たせて自分で口の中に入れてもらったりしてくれました。
    診療より、時間を長くとってくれました。

    そうして今回の歯科診療が終わりました。

    今回の診察中、手鏡で自分がやってもらってるところを自分で見ることができました。以前は「鏡持って口の中見てみて」と言っても目をぎゅっとつぶって見てくれませんでした。

    以前の歯科診療所と違うところは、「事前に絵カードで説明をする」、「器材をさわらせる、使わせる」などの時間をすごく長くとってくれます。息子が納得してくれるように仕向ける努力をしてくれるので、息子も暴れなくてすんでいます。

    暴れるので仕方なく、網の中に入れて治療しないといけない時もあるのかもしれないけど、できるならば、穏やかに診察できる道を進めればいいなぁと思っています。



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    障がい者歯科診療所、2回目診療に行ってきました。
    以前は別の障がい者歯科診療所に通っていたのですが、慣れることができなかったので、転院しました。今回で2回目です。
    (↓詳しい経緯を書いた記事はこちら。)
     

    1回目、あんまりいい感じじゃなかったので、私の方がびくびくしながら行きました。暴れると、母の心も壊れるんだよね~。息子もいやだ~って思うから暴れるんだろうけど・・・

    受付すると、歯科衛生士の方々が、今日の状態を確認しに来てくれました。障がい者の人たち、気分変わりやすいからかな?

    息子は急に機嫌が悪くなったりはあまりないけど、自分が嫌だって思った物や事には抵抗するので、なんとか納得してもらえるようにもってくのが大変です。

    前回は、
    歯医者嫌だ→診察室入らない
    となってしまって、診察室に入ってもらえるようにいろんな方向から説得しました。「音楽かけていいから」とiPhoneで息子の好きな音楽を流すと、やっと入ってくれました。

    今回もこんな感じかなぁと思っていたのですが、前回にあまり嫌なことをやられなかったのを覚えていたようで、すんなり入ることができました。

    入ってから、今からやることを絵カードを見せながら、歯科衛生士さんが息子に向かって説明してくれたのもよかったです。

    言葉はしゃべれないけど、だいたいの事は雰囲気や身振り手振りで察する息子なので、ちゃんと息子に向かって説明してくれたのが、息子の信頼を得たのだと思います。

    診療台にも自分から寝転がって、診察を受けていました。

    「口を開ける」、「イーってする」、「口腔内写真撮る」、「歯磨きする」、「鏡で見るよ」、などの行動の細かなカードがあって、何かをする前にカードを見せて説明してくれました。

    さすが障がい者歯科センダーだと思いました。

    障がいを持っている人は息子だけじゃなく、猜疑心が強いので、何かをする前に説明して納得してもらった方がうまくいくと思います。説明する事で抵抗する時もあるかもですが、だまし討ちは後で信頼してもらえなくなるもんね

    歯科医師が女性だったのも息子にとってはよかったです。

    娘もだけど、男性ってだけでなんか圧を感じるようで、女性の方が我が家の子どもたちは病院ではうまくいきます。圧を感じながらだと、先生の指示をよく聞けないみたいです。女性でも圧のある人よりもふんわりした感じの先生の方が我が家の子どもたちはよく指示がわかるようです。

    なので、うちは女医さんを目指して病院探したりするもんね。


    そんな感じで、すんなり診察が終わり、待合室に息子と一緒に戻ってきたら、息子の目が赤くなってきてうるっとしてきてました。

    怖かったようで、一生懸命頑張って診察を受けたみたいでした。

    頑張ったね。よくやったね。

    って言うと、
    うるうるした目で

    できた、できた・・・

    と言っていました。(「できた」という言葉は言えるのです。)

    その話を衛生士さんにすると、衛生士さんも
    「よく頑張ったね。えらいね。」と言ってくれました。

    2回目の歯科診療、いつも暴れ泣き叫んで終わる歯科診療が、違う意味の涙で終了。

    3回目の診療内容を教えてもらったのですが、「少し歯石がついてる部分があるので、スケーラーで歯石取りをやろうと思ってる」とのこと。
    ↓こんなんかな?
    suke-ra
    超音波スケーラーではやらないって事だったのですが、次回は暴れずに済むのかなぁ・・・不安です

    練習した方がいいんじゃ?と超音波スケーラー購入を迷ってます。(実は1年くらい・・・。)
    1年くらい前は超音波スケーラーのレビューほとんどなかったのですが、レビューがたくさんあって「ほんとに取れます」とか書いてると、また購入意欲がむくむくと・・・。

    障がい児と暮らしていると、医療系の備品がどんどん増えていく。ついつい買っちゃうのですが、うまくいくときもあるけど、同じくらいうまくいかない時ある。

    買ってすぐ

    これは使えん!

    という時もあるので、これも?
    とか思って躊躇してしまう。
    どうしようかなぁ・・・
    と、次の1年考えてしまうのかな、私・・・。

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    息子の歯科医院選びは大変。

    幼児期から行ってたのは普通の歯科医院。
    検診を受けていたのですが、障がい児はあんまりよく思われないらしく、嫌み言われてなんか行きづらくなってしまいました。

    次の医院も普通の歯科医院を選んだのですが、しばらく通ってたけど、障がい児の面倒はもう見られないと、途中で障がい者歯科センターを紹介されました。

    紹介された歯科センターに行ってみると、自宅から遠く、とても通える距離じゃなかったんで、自分でネットで調べて選びました。

    他県にある、ダウン症のカウンセリングを行っているところに、併設されて歯科診療所があったので、連絡を取ってみました。

    最初に「障がい者にとって歯科診療がいかに重要か講習」みたいなのがあって、しかもちょっと遠かったのですが、通えますか?と聞かれて、他に行くところがなかったため通う事を決意しました。

    普通の病院に受け入れてもらえなかったので、その時はちょっとうれしかったな。


    通い始めたのは、小3から。
    その頃はまだ乳歯がたくさんありました。

    乳歯が生えるのも遅かったけど、乳歯が抜けるのも遅かった。
    つ~か、乳歯自力で抜けてくれなくて、結局全部抜歯しました。

    最後の乳歯の抜歯が終わったのが中3。

    永久歯、6歳臼歯は普通の子より少し遅いかなって感じだったけど、まぁまぁ生えてくれた。前歯の上下から永久歯が生えだしました。犬歯あたりが一番生えてこなかった。乳歯も犬歯あたりが生えてこなくて心配しました。

    犬歯って生えづらいんかなぁ・・・。

    生え変わりでは、乳歯が抜けなくて永久歯が生えるスペース確保できない~って感じで抜歯を繰り返しました。とりあえず永久歯が歯茎から見えたら、乳歯が抜けるのをずっと待ってるのですが結局抜けない。動かしてもびくともせん~って感じで抜歯。

    抜くと、ちゃんと歯根は吸収されたのか歯根なかった。なんでぐらつかなかったんだろ?
    basshi
    乳歯の抜歯は様子見ながらやってたので、普段の診療は歯ブラシ指導だけ。虫歯がなかったので治療もなかったです。

    染色液で赤く染めて、染めたところを歯ブラシって感じだったので、最初は嫌がっていたのですが、だんだん慣れてきた息子でした。泣いたり暴れたりはせず、温和な診療風景だったのですが・・・。

    年齢がアップして歯の汚れもしっかりしたものになってきたからか、超音波スケーラーでの歯垢落としが始まりました。

    その超音波スケーラーの際、暴れるので、ネットに入っての診療になり、いずれ慣れる、慣れたらネットを外そうと思っていたのですが、全然慣れませんでした。

    慣れるどころか、力が強くなって、巻いているネットが緩くなってしまうほど身体を揺らして暴れるようになってしまった・・・。

    (↓歯科診療について書いてます)



    これは慣れない・・・と、思ったので、他の医院に転院をと何回も考えましたが、せめて全部永久歯になってから~と考えて我慢していました。

    高1になってやっと永久歯ばかりの生活に・・・。でも超音波スケーラーの洗礼は続いていて、暴れるので、だんだん歯科衛生士や歯科助手の人から疎まれるようになってきました。

    そして、「いいかげんに慣れろ!」と暴言を吐かれる日が出てきました。

    そこで、私の心が折れたんで、地域の障がい者歯科センターに移ることにしました。

    最初に普通の歯科医院がもうだめだ~って時に、地域の障がい者歯科センターでもよかったのですが、利用者が多すぎて、なかなか予約が取れないんで、よく面倒を見てくれるところが欲しかったので今のところにしたのです。

    でも、いくら行く回数が多くても、疎まれているのにもう通えません。

    なので、市役所で障がい者歯科センター利用の手続きをしました。(私が住んでいる自治体では、市役所で手続きして、初回予約は市役所の人がとってくれるようになっていました。)

    地域の障がい者歯科センターに行ってみると、とてもやさしく案内してくれる衛生士さんがたくさんいたのですが、息子は診療室に入ってくれませんでした。

    入ってもらうためにいろいろ言葉を添えたり、なだめすかしたり。最終的には好きな音楽かけていいからと、iphoneを渡すと入ってくれました。

    初回の診療は歯磨きのみでした。それ以上できなかったし、今後もさせてくれるのかな~って感じでした。

    その後、歯科衛生士さんと、息子がこんな性格で、こんな治療を嫌がるとか打合せをして次の予約を取りました。

    先生は「こういうふうな事したいけど、させてくれなそうだよね・・・」ってちょっと不満そうだった。

    すみません・・・。


    前の障がい者歯科センターの先生は、いろんな先生に変わったりしていました。転院したセンターも、もしかしたら先生次々変わるのかも。

    推測だけど、障がい者歯科センターって、手が空いている先生が入ってくれるというスタイルになっているんじゃないかと思います。

    転院した歯科センターでうまく診察できるようになるといいけどなぁ

    今までの障がい者歯科センターには、近所のセンターに行きますって言ったら「あっそう」「じゃあそこで診てもらって」って感じで捨てられた~って感じでした。

    そんな所も最初はやさしく「そのうち慣れますよ」って言ってもらってた。超音波スケーラーでの歯垢除去が開始されるまでは良好な関係でした。でもスケーラーに慣れなくてだんだん疎まれるようになって、最後は「よそで慣れるかしら?」ってニュアンスの言葉を添えられ、「よそで診てもらえるならそうして」って感じで終了

    どうしても嫌なことは嫌っていう息子なので、病院選びはほんとに困ってます。

    診察拒否はしないけど、先生やスタッフさんからは嫌みはいっぱい言われるんで・・・。

    でも行かないわけにはいかんので、病院側からどんな事を言われようが、どんな態度を取られようが一緒に行ってあげるしかない。

    息子も、我慢ができるようになるといいんだけどな。

    せめて暴れないでくれ~。




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