息子と娘の新学期が始まりました。
娘は普通の公立の小学校
息子は他市の特別支援学校
行ってる学校が違うと、始業式の日が違ったりするので、バタバタしてしまいます
■通学の様子~息子の場合はバス通学

息子は重度の知的障がいで、普通の小学校で学ぶのは難しかったので、支援学校にしたのですが、隣の市にあるので、必然的にバス通学。
年度が変わるとバスに乗る生徒の人数からか、バス停への到着時刻が早くなったり、遅くなったりするのが難点です。
他にも、バス停が、我が家から結構離れていて、連れて行くのが大変。そして、バスの時間に合わせるのが難しい。早く行きすぎると、息子をその場所で待たせる時間が長くなるので、「長く待つ」は息子には少し難しかったりします。
乗り遅れたり、バス停行ったけど、「トイレ~」となってしまって、バスに乗らずに帰らなくてはならなくなったりというハプニングも多々あります。
バス通学で一番大変だった思い出は、台風がやってくる~、でも学校は休みじゃない~って時でした。息子は向かい風が苦手。多分呼吸するのに風が妨げになって、苦しくなるような感じがするからじゃないかと思うのですが、そんな日に、雨、風をしのげるところがないバス停で、じっとたたずんでいることができません。
強めの風が吹くたびに、ぎゃーぎゃー暴れます。
と、なだめすかして待ってるんですけど、暴れるので傘させない。待ってる間にじゅちゃ濡れになってしまいます。
家に帰って、今日はお休みにしようかな?って思ったら、バスが来て、そのままバスに押し込んで、学校に行きました。
雨の日は、学校についてから先生方が、雨の中子ども達を校舎に入れる役目もあるので、先生側も大変です。
今は、だいぶ上手にバスを待てるようになりました。アウトドアチェアをもっていって、バス停近くで息子を座らせていたりします。椅子に座った方が、ゆったり落ち着いて待てるみたいです。
■娘の通学は徒歩~集団登校です
娘は公立の普通の小学校なのですが、登校班と称して、住んでいる地区を分割して、班をつくり、集団登校をしています。
その付き添いで、保護者が週交替で、毎朝学校まで連れて行くという通学スタイルです。
登校する時には2列に並んで登校します。バラバラに集合場所に集まった小学生たちが、
の合図と共に、2列に並びます。並ぶ際、6年生が先頭、最後尾に1年生となっています。今年娘は6年生だったので、先頭になるのでは?と思っていましたが、6年生は数人いたので、じゃんけんで決めた結果、娘にはなりませんでした。
6年生が1人しかいない時は、必然的にその子になっちゃったり、俺がやる!、私がやるわ!なんて子がいる時はスムーズに決まるのですが、今年はなかなか決まらなかったので、じゃんけんになったみたいです。
集団登校は、防犯上はいいかもしれませんが、気ままに学校までの道のりを楽しんだり、仲良しの友達と学校までの道のりを楽しんだりという、通学路を楽しめないというのはあると思います。他、列で並んで歩くので、急なアクシデントで誰かが止まると危ないし、車や自転車が列に突っ込んだりすると、逃げ場が少なくて危ない気がします。
娘が行く登校班は小学生同士があまり仲良くありません。朝、集合場所に集まったら、みんな無口です。時間になったら、学校まで、みんな黙々と歩きだします。そして学校内に入ると、待っていた友だちと楽しそうに教室へ行ったりしています。
そんな風景もなんとなく、かわいそうだなぁ~なんて思ってしまいます。
■学校までの道のり~娘の場合
新学期なので、荷物が大変に多く、歩いてる足どりも重いです。荷物が多い時はランドセルの中身の重圧と、手提げに入れた荷物の重さの重圧を、必死に耐えて学校まで歩いている・・・ように見えます。
私はそんな感じで見ていますが、当の子どもたちは、それは当たり前と受け止めているのか、淡々と学校までの道のりを歩いているので、そこはすごいなぁと思ってしまいます。
娘の通学路は、ガードレールがない車道に、歩道部分に色をつけてあります。その歩道部分がめちゃ狭い。
車が突っ込んでこられたらもう逃げ場がない~
こういった通学路は多いと思いますが、大勢で歩いていると怖いです。
これも徒歩通学の難点かな~と思います。
朝の登校と、学校から帰宅の時間は地域での見守りをしているのですが、どうか無事小学校生活をまっとうしてくれ~と、祈る気持ちで地域で見守り活動しています。
■学校までの道のり~息子の場合
息子はバス停までは自転車の後部座席に乗って移動しています。学校まではバスが連れて行ってくれるので、自分で重い荷物を自分で持って行くという経験に乏しいです。
しかも、自分の荷物の把握が曖昧で、確実じゃない。
と、確実にわかってるわけじゃないので、傘や帽子などは、大人の監視が必要です。じゃないと、どっかでなくなるんで・・・。
今年はバスの時間が早くなったので、早めに家を出たのですが、バスは昨年通りの時間に来たので、長く待つことになってしまった。
いざバスの扉が開かれると、中から奇声が聞こえてきました。
よく見ると、耳をふさいでいる子もいて、ああ、新学期だから、切り替えるのが大変な子が多かったんだな~という事がわかりました。
支援学校に通う子ども達はとても敏感な子が多いです。
「春休み」から「新学期」に切り替えるのが難しかったりするみたいです。
息子は、春休みがいつまでで、新学期がいつからかってのはわかっていません。日付や曜日を理解していないのですが、なんとか促されるままに、学校行けてます。長い休みから学校へ行くことへの切り替えが少なくなるように、長い休みはデイサービスに行ったりして、あまり活動内容を変えないようにはしています。
でも、曜日や時間や日にちで人は切り替えが行われるので、そういった事を覚えてほしくて、今、カレンダーを教えています。○をつけたり、色をぬったりしても、それが何の意味なのかまだ理解してないです。いつか理解してくれる日がくるといいのですが・・・。
新学期もわかってないので、今日、学校へ行って、あれ?いつもの先生じゃない・・・と、びっくりするんだろうなぁ。
夏休みや冬休みが終わっても担任の先生は変わらないけど、春休みが終わると担任の先生が変わっているという法則にも気づいていないと思います。
■みんな学校へ一生懸命通っている
そんな感じで、小学生、みんな一生懸命学校へ通っています。
「義務」教育なので、それが「あたりまえ」かもしれないけど、子どもにとって楽しい「義務」ならいいんだけど・・・。
息子と娘はいまのところ楽しく通っています。
学校の門をくぐるまで、支援学校生も普通小学生も、結構大変なのですが、それすらも楽しみに変えて、そのうち大人になったら、こんな感じで学校に通っていたな~なんて想い出にしてくれたらいいなって思います。
娘は普通の公立の小学校
息子は他市の特別支援学校
行ってる学校が違うと、始業式の日が違ったりするので、バタバタしてしまいます

■通学の様子~息子の場合はバス通学

息子は重度の知的障がいで、普通の小学校で学ぶのは難しかったので、支援学校にしたのですが、隣の市にあるので、必然的にバス通学。
年度が変わるとバスに乗る生徒の人数からか、バス停への到着時刻が早くなったり、遅くなったりするのが難点です。
他にも、バス停が、我が家から結構離れていて、連れて行くのが大変。そして、バスの時間に合わせるのが難しい。早く行きすぎると、息子をその場所で待たせる時間が長くなるので、「長く待つ」は息子には少し難しかったりします。
乗り遅れたり、バス停行ったけど、「トイレ~」となってしまって、バスに乗らずに帰らなくてはならなくなったりというハプニングも多々あります。
息子にトイレを我慢するという芸はできませ~ん。
バス通学で一番大変だった思い出は、台風がやってくる~、でも学校は休みじゃない~って時でした。息子は向かい風が苦手。多分呼吸するのに風が妨げになって、苦しくなるような感じがするからじゃないかと思うのですが、そんな日に、雨、風をしのげるところがないバス停で、じっとたたずんでいることができません。
強めの風が吹くたびに、ぎゃーぎゃー暴れます。
もうちょっとでバス来るから~。
と、なだめすかして待ってるんですけど、暴れるので傘させない。待ってる間にじゅちゃ濡れになってしまいます。
家に帰って、今日はお休みにしようかな?って思ったら、バスが来て、そのままバスに押し込んで、学校に行きました。
雨の日は、学校についてから先生方が、雨の中子ども達を校舎に入れる役目もあるので、先生側も大変です。
今は、だいぶ上手にバスを待てるようになりました。アウトドアチェアをもっていって、バス停近くで息子を座らせていたりします。椅子に座った方が、ゆったり落ち着いて待てるみたいです。
小学校入学から、いろいろ工夫して何年も「バス停で待つ」を頑張ってきました。今年も頑張って登校させねば!
■娘の通学は徒歩~集団登校です
娘は公立の普通の小学校なのですが、登校班と称して、住んでいる地区を分割して、班をつくり、集団登校をしています。
その付き添いで、保護者が週交替で、毎朝学校まで連れて行くという通学スタイルです。
登校する時には2列に並んで登校します。バラバラに集合場所に集まった小学生たちが、
時間きたから行こうか。
の合図と共に、2列に並びます。並ぶ際、6年生が先頭、最後尾に1年生となっています。今年娘は6年生だったので、先頭になるのでは?と思っていましたが、6年生は数人いたので、じゃんけんで決めた結果、娘にはなりませんでした。
6年生が1人しかいない時は、必然的にその子になっちゃったり、俺がやる!、私がやるわ!なんて子がいる時はスムーズに決まるのですが、今年はなかなか決まらなかったので、じゃんけんになったみたいです。
集団登校は、防犯上はいいかもしれませんが、気ままに学校までの道のりを楽しんだり、仲良しの友達と学校までの道のりを楽しんだりという、通学路を楽しめないというのはあると思います。他、列で並んで歩くので、急なアクシデントで誰かが止まると危ないし、車や自転車が列に突っ込んだりすると、逃げ場が少なくて危ない気がします。
娘が行く登校班は小学生同士があまり仲良くありません。朝、集合場所に集まったら、みんな無口です。時間になったら、学校まで、みんな黙々と歩きだします。そして学校内に入ると、待っていた友だちと楽しそうに教室へ行ったりしています。
学校に着くまで微妙な空気。今の子どもら、誰とでも話のできる子の方が少ないよね。
そんな風景もなんとなく、かわいそうだなぁ~なんて思ってしまいます。
■学校までの道のり~娘の場合
新学期なので、荷物が大変に多く、歩いてる足どりも重いです。荷物が多い時はランドセルの中身の重圧と、手提げに入れた荷物の重さの重圧を、必死に耐えて学校まで歩いている・・・ように見えます。
私はそんな感じで見ていますが、当の子どもたちは、それは当たり前と受け止めているのか、淡々と学校までの道のりを歩いているので、そこはすごいなぁと思ってしまいます。
私だったらぶ~ぶ~文句言ってるよ。
娘の通学路は、ガードレールがない車道に、歩道部分に色をつけてあります。その歩道部分がめちゃ狭い。
車が突っ込んでこられたらもう逃げ場がない~

こういった通学路は多いと思いますが、大勢で歩いていると怖いです。
これも徒歩通学の難点かな~と思います。
朝の登校と、学校から帰宅の時間は地域での見守りをしているのですが、どうか無事小学校生活をまっとうしてくれ~と、祈る気持ちで地域で見守り活動しています。
■学校までの道のり~息子の場合
息子はバス停までは自転車の後部座席に乗って移動しています。学校まではバスが連れて行ってくれるので、自分で重い荷物を自分で持って行くという経験に乏しいです。
小学5年生だけど、身体的には2年生くらいしかないから、重い荷物持つこと自体が難しいんだよね・・・。
しかも、自分の荷物の把握が曖昧で、確実じゃない。
この荷物俺の!
と、確実にわかってるわけじゃないので、傘や帽子などは、大人の監視が必要です。じゃないと、どっかでなくなるんで・・・。
今年はバスの時間が早くなったので、早めに家を出たのですが、バスは昨年通りの時間に来たので、長く待つことになってしまった。
いざバスの扉が開かれると、中から奇声が聞こえてきました。
よく見ると、耳をふさいでいる子もいて、ああ、新学期だから、切り替えるのが大変な子が多かったんだな~という事がわかりました。
支援学校に通う子ども達はとても敏感な子が多いです。
「春休み」から「新学期」に切り替えるのが難しかったりするみたいです。
息子は、春休みがいつまでで、新学期がいつからかってのはわかっていません。日付や曜日を理解していないのですが、なんとか促されるままに、学校行けてます。長い休みから学校へ行くことへの切り替えが少なくなるように、長い休みはデイサービスに行ったりして、あまり活動内容を変えないようにはしています。
でも、曜日や時間や日にちで人は切り替えが行われるので、そういった事を覚えてほしくて、今、カレンダーを教えています。○をつけたり、色をぬったりしても、それが何の意味なのかまだ理解してないです。いつか理解してくれる日がくるといいのですが・・・。
新学期もわかってないので、今日、学校へ行って、あれ?いつもの先生じゃない・・・と、びっくりするんだろうなぁ。
夏休みや冬休みが終わっても担任の先生は変わらないけど、春休みが終わると担任の先生が変わっているという法則にも気づいていないと思います。
■みんな学校へ一生懸命通っている
そんな感じで、小学生、みんな一生懸命学校へ通っています。
「義務」教育なので、それが「あたりまえ」かもしれないけど、子どもにとって楽しい「義務」ならいいんだけど・・・。
息子と娘はいまのところ楽しく通っています。
学校の門をくぐるまで、支援学校生も普通小学生も、結構大変なのですが、それすらも楽しみに変えて、そのうち大人になったら、こんな感じで学校に通っていたな~なんて想い出にしてくれたらいいなって思います。