ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    HSP

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    マスク着用しなくてももういいよって感じに世の中がなった時、私はわりとすぐに外しました。

    鼻中隔が曲がってて、いつも呼吸するのに大変な私。マスクしてると呼吸が結構苦しいんですよね
    世の中で浮かないため、身体の弱い息子のために頑張ってしていました。

    家族はしばらくはマスクしてました。
    けど、暑くなったなぁって頃(6月くらい?)に旦那がマスク離脱。

    息子は、マスク外したら?と何回か取ってみたけど、学校でやってる子もいるようで、「やらないといけない」と思ってるみたいで、なかなかマスク取れなかった。
    ↓マスク取れない記事こちら~。


    夏休みに入って、マスクつけてデイサービスに行っていたら、1日中つけているからか、口の周りや鼻に吹き出物ができるようになって、こらいかん!とマスク強制的に外すように頑張りました。

    最初は怒って

    マスクよこせ!

    って感じだったけど、毎日マスクをしれっと渡さなくなったらなんとなくマスク所望が減ってきた。

    夏休みに親戚の家にしばらく宿泊したら、親戚の家の人はまったくマスクしていなかったので、そこでマスクとは完全おさらばできました。

    やっぱ、周りにしてない人がいるっていうのは効くなぁ~。

    その後、学校が始まってもマスクの事はすっかり忘れているようで、マスクくれ!とはなりませんでした。

    よかった~。


    しかし、娘はまだマスクしています。
    娘の場合、目的が顔を隠したいって気持ちがあるみたいで、コロナとかインフルとかまったく関係ないようです。

    でも、コロナ以前はマスクしていなかったので、コロナがマスクで顔を隠すという状態ができるという事に気付かせた感じ・・・。

    顔を隠したい=自己肯定感が低い・・・みたいな~。
    もともと自己肯定感が低い子だったけど、マスクが追い打ちかけて低いを肯定した~

    HSP感性の旦那と娘、他の人とは違うってのが本人の中にあるっぽいです。
    感覚や感性がちょっと独特なのは私も感じます。

    笑うツボとか違ってたり、人の言動とかの読み違いとかよくあります。物事についての感じ方が多数の人と違うんで、多数の中に入れないから、肯定感が低くなるって感じじゃないかと私は思ってます。

    ほんとは人と自分が同じってことがありえんと思うけどな。ここに気付くのいつ頃かなぁ・・・。


    マスクしている人、まだいるんでいいけど・・・。
    最後の一人になってもするって根性はなさそう~

    日本人がマスクしたがるの、もしかして、この辺の気持ちからかな?とか思ったり?

    でも、マスクが必要って時もあると思うんで、その時にまたつけるの息子にどう説明すべきか・・・。知的障がい児に必要という認識を理解させるの難しいんだよ~。HSPの娘に気持ちをポジティブに持たせるのと同じくらい・・・

    正しいマスク着用のガイドラインほしいなぁ・・・


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    娘の学校で運動会があったのですが、人がたくさん集まる会がちょっと苦手です。

    人が集まる場は嫌いじゃないようなのですが、そういったところでは、人の思惑がうごめくので、受け止めきれずに泣いて帰ってくることが、小中学生の時はよくありました。

    さすがに高校ではないかと思ったけど、高校生になってもきつく人に言われたら、「うっ」となるらしくて、さめざめ泣いて帰ってきたりします。

    きつく言っている側は、無意識いじわるな口調とか、ちょっと困らせてやれ的な言葉を発したと思われるのですが、HSP娘にとっては、それはロンギヌスの槍的威力。
    sasaru

    突き刺さって抜けないんで、家でのケアが大変です。

    HSP娘の場合、相手の言葉のひとつ、ひとつを重く受け止めすぎることが傷つきやすくなってしまう要因ではないかと考えます。

    後、相手の態度にも妄想しすぎ。

    相手の態度がちょっとおかしかったら、自分が悪かったのかと思うようです。

    なぜそこで自分が悪いって思うの?相手の問題かもしれないよ?


    と、言ってみるのですが、回路が自分が悪いように考える回路になってしまっているようです。

    いわゆる自己肯定感が低いってやつやな・・・。


    私もそんなに自己肯定感高い方じゃないし、私の育て方の問題だろうか?

    とも考えたりするのですが、そんな事言うとったら、ますます迷路入るんで、テンション下がる出来事が起こった時は、甘いもん食べるに限る!

    と、ケーキ屋に行ってケーキ買ってきた~。


    自分が悪いと思う思考回路がなんとかフラットになるといいなぁ・・・。
    そんな風に考えると、とても辛くなるもんね。

    小中学生の時よりは、思考が大人になったからか、自分が悪い的思考から離れやすくなってきました。でもとっさの時はそういう回路に行くようなんですよね。

    よくよく考えると、そうでもなかった・・・って今は思えるみたいなのですが・・・。

    ケーキ食べて、家族で話をしたら、楽になっていってるようでした。

    いろんな人と、いろんな話をするというのが娘にとってはいいようです。自分の思い込みで苦しい方に考えなくても済むからだと思います。

    なので、娘は大家族がうらやましいみたいです。

    会う約束もしなくていいし、家に帰ればお話しできる人がたくさんいて楽しそう。

    ええ~?
    私と旦那、大家族的なところで育ったんで、大家族は嫌なんだけど・・・。

    そんな親だから?
    いろんな考えが必要な娘がおりてきたのでしょうか・・・。

    HSP娘は、人の言葉で傷ついたりするけれど、心を寄せてくれる人の言葉で癒されるみたい。いい環境にいるという事がほんとに重要です。



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    HSPじゃ?と思っている我が家の娘は、物を覚えていられないので困っています。

    記憶する事自体があまり得意ではないみたい。

    歴史や文学的な文章を覚えるのがとても苦手。旅行に行ったりすると、その旅行後の記憶がだんだん曖昧になってきて、細部が事実とは別に書き換わっていたりもします。

    歌詞を覚えたり、ダンスを覚えたりはめちゃくちゃ早いのですが・・・。

    娘は、

    興味があることはできるけど、興味がないことはできない。

    と、言っています。

    そりゃ誰でもそうなんだよ!

    でもちょっと行き過ぎなんじゃ?と心配しているのですが、そこまで言うとHSPな娘なので、気に病みすぎるから言えません~


    そんな娘は誕生日や記念日を覚えておくのも苦手。

    小学生の時、友達から誕生日プレゼントをもらっても、友達の誕生日を覚えきれなくて、自分からは渡すことができなかったりしました。

    中学生くらいになると、メモを取ることを覚えて、メモに人の誕生日とかを書いているようでした。

    高校生になると、それに母の日が入ってきたみたいで、ここ数年、母の日にプレゼントを渡してくれるようになりました。

    覚えてたの?

    と聞いたら、

    いつもメモ見てチェックしてる・・・。

    と言ってました。
    チェックしてくれてるのか・・・。
    うれしいけど、ちょっと複雑だなぁ・・・。


    旦那も記憶があれ?なタイプ。
    歴史的な人類の流れとか、長い文学的話とか覚えられないので、まったく興味持てないみたいです。

    こやつも、

    覚えていても意味ないから、覚えなくていい!

    とか言っていて、娘と同じように興味ない事は覚えないタイプです。

    二人の共通点は、長く保つ記憶が苦手だということ。
    でも、短期のほんの一瞬的な記憶はめちゃくちゃうまい。

    〇〇がなくなったので買わないと~とか、どこどこに〇〇を置いたとかはすごくよく覚えてるのに、〇〇に旅行に行ったね~とか、そこで〇〇なことがあったよね、とかは全然覚えてない二人

    そんな旦那も今年は母の日を覚えてくれて、私に缶ワインを「母の日」として買ってきてくれました。

    一緒になった当初は私の誕生日覚えてなくて、会社の健康保険証作る時、被保険者の私の誕生日間違って申請してたっつ~黒歴史があるから、覚えててくれたのはうれしかったです

    なんで覚えてたの?
    と、聞いたら、娘が母の日の事を相談したらしくて、そこで母の日の存在を思い出したみたいです。

    なんだかこれも複雑だなぁ・・・。

    どうして昔のことは覚えてられないのかな?と調べてみたところ、長期記憶と短期記憶というのがあるのを知りました。

    <長期記憶、短期記憶>
    目や耳などの感覚器から入ってきた情報は、脳の奥にある海馬に一時的に保管されて、記憶しようと思った情報のみが大脳皮質に刻み込まれるという仕組みになっているそうです。

    記憶が保たれる時間によって、「短期記憶」「長期記憶」とあるのだとか。

    海馬にとどまるだけの情報が短期記憶、数秒から1分ほどの短い記憶。

    大脳皮質に送られて保管される情報が、長期記憶。数分から年単位におよぶそう。

    じゃあ、うちの父娘は大脳皮質に情報送ってないってことなのかな?
    長く覚えておく事にメリットを感じてないから送っても無駄と思ってるとか?

    ありえる・・・。


    長期記憶が苦手って人は、結構いるようです。
    でも日常的には、長期記憶よりも、短期記憶の方が使う場面が多いから、あんまり支障ないって話。

    まぁね・・・。
    でも家族の誕生日くらいは覚えててほしいよね・・・。

    娘については、クリスマスが12月24,25日ってのを最近覚えたとか、

    毎年クリスマス過ごしてて、カレンダーの日付スルーしてたんか~い!


    家の電話番号も、オープンスクールでのアンケートを何回も書くので覚えたとか、
    オープンスクールのアンケート、娘にとってはいい仕事してる。他の人にはきっと毎回書かないとだからうんざりだろうけど

    娘の学校での覚えるタイプのテストの点数はもうあきらめた。
    興味がないからという言い訳聞くだけだもん

    どこどこに旅行に行ったってのは最近、スマホで写真撮ってるので、なんとなく覚えてるっぽい。
    iPhoneグッジョブ

    長期記憶を伸ばすには、覚えるって作業を繰り返しやるしかないって感じ。

    でもそこまでやる気もなさげ。
    人には得意不得意があるということで、人生送るんだろうなぁ・・・。

    ちなみに私は長期記憶が得意で、短期記憶が不得意です。なので、彼らの長期記憶を私が受け持ち、今日の晩御飯には〇〇と〇〇買わなきゃだから覚えといて、とか、さっきまで持ってたのに、〇〇どこに置いたっけ?なんてのは彼らの役目です。

    私が逝った後、娘にもそういった人がそばにいてくれるといいなぁ・・・。

    記憶については下記にも書いてます。よかったらどうぞ。

     

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    うちのHSP娘、連休前に家族でスポッチャに行こう、カラオケに行こう!と計画していて、とても楽しみにしていました。

    スポッチャには朝早くの出発になってしまったのですが、それでも遊びの当日は楽しそうでした。

    次の日はカラオケ。
    楽しそうにしていたのですが、午後3時くらいから、電池が切れたみたいに、歌わなくなりました。

    夜は早く休んだのですが、次の日は動けないって感じに動かなくなりました。

    それから3日連続で休みがあったのですが、ずっと家にいました。そのうちの1日はまったく動けずぐーぐー寝てました。

    HSP娘には連休いらんなぁ・・・。


    HSP娘は楽しくても楽しくなくても、たくさんの事が押し寄せてくると、フリーズしてしまいます。なので、長い休みがあるよりも、少しの休みがたくさんあった方がいいみたい。

    連休にして休みを取るというのは、HSPにとって効率の悪い休み方のような気がします。

    そんな娘ですが、ルーティンが得意。

    コツコツ続ける事や、丁寧にしなきゃならないところは、とても上手にやってのけます。

    習い事が長く続いたり、
    授業で取るノートがきれいだったり、
    お菓子を作るとき、形をこぎれいにしたり・・・

    同じことを同じ量だけ動くという方が得意みたいです。

    でもこのゆっくり丁寧が仇となる事も多々あって、

    行ったことのないお店でお金を出す時、ゆっくり丁寧にしか出せなかったり、
    歩いたことのない道ではゆっくりしか歩けない。ダンスの練習ではキレのある踊りができていたのに、いざ発表の時になると、緊張してゆっくりになって、ちょっと音とずれたりしてしまう。

    新しい事柄の時は、

    これでいいのかな?
    間違ってないかな?

    という心理が働くらしく、ゆっくりになってしまうみたいです。

    新しい店でお金を払う時、手が震えてたりするもんね。


    間違ってたっていい。ちゃんと挽回できる、というのを思えないみたいで、間違わないように頑張ってます。

    しょっちゅう間違ってる私のもとに生まれたのになぁ・・・。もしやしょっちゅう間違ってる私のもとに生まれたからこその心理なのかなぁ・・・。

    とか悩んでしまうけど、何か力になれる事って一緒に寄り添う事なのかな?と思って一緒にゆっくり歩いてます。

    でも、一緒に歩く事が果たして娘にとっていい事なのかな?とも思ってしまうんですけどね・・・。

    少しづつ心が強くなっていってくれたらいいな・・・。



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    新学期になって、子どもたちはストレスマックスで帰ってきました。娘はHSPなので(親が思っているだけだけど・・・)新しい事は幼児期からだめでした。

    幼稚園からずっと、クラス替えの度に新しい先生や友達に慣れるのに一苦労。慣れるのは3学期くらいにやっと慣れてきてました。

    習い事に至っては、毎日の事じゃないので年単位で慣れるという・・・。バレエ教室は9年通って慣れたのが6年目くらい

    高校生になって、初めて1クラスしかない特殊なクラスに入ったことで、今年は少し大丈夫でした。

    でも先生が新しい先生だったから、気疲れして帰ってきたけど・・・。疲れて家に帰ったら、すぐ爆睡して、夜寝られない~ってなるのが嫌なんだよねぇ。


    息子は幼児期から小学校までは、新学年への移行はそんなに気にならなかったです。なので大丈夫なタイプなのかと思っていましたが、

    中学くらいから、新しい事に対する不安を感じているように見受けられました。

    よく考えると、幼児期から小学校までは、全部が新しくならないように保育園や学校が考えてくれていました。

    保育園のクラスの友達はずっと持ち上がりだったし、先生は担任の先生はいたけど、遊びの時間が多く、大勢の先生が交代で息子を見るというスタイルだったので、多少の先生の移動はわからないって感じでした。

    ↓息子の保育園は人数が多い保育園でした。先生も多かったです。いろんな事して遊んでいる子の中に先生も交じってるって感じでした。そんな大勢の中では、ダウン症児が1人いてもあんまり気にならないって感じで息子にとってはとてもいい環境でした。
    hoikuen-asobi

    支援学校の小学部の時は、息子の学年、1クラスしかなかった。友達は普通小学校から入ってくる友達を1人か2人迎え入れるくらいで、ほとんどメンバーが変わりませんでした。
    担任の先生も3人~4人いて、学年が上がると先生も変わったのですが、1人はクラスに残ってくれる先生がいたので、全員先生が変わるという事はなかったです。
    shiengakkou
    そのおかげでか、不安があんまりなかったのかな?と思いあたりました。


    支援学校の中学部になると、普通小学校から支援学校へ変えてきた友達がどっと増えて、高校になるとさらに増えました。
    普通学校に行っている子たちは言葉でやりとりするので、言葉でのやり取りができない息子には大変な環境となってしまいました。

    先生も全入れ替えとなったり、他学校から入ってくる先生が多かったりと、落ち着かない環境となっているようです。

    だからか?
    高校1年生になった時が一番しんどそうでした。
    言葉でどういう事があったか伝えられないので、家に帰ってぐったりって感じで、デイサービスでも様子がおかしかったようです。

    学年が上がるごとに知識や経験値も上がっていくから、というのもあるのかなぁ。

    知恵がついてくると、その分余計な不安も増すのかもしれません。

    そんな事を考えると、今の世の中の子どもの世界の不安は、みんな知的な子たちばかりだから?

    そうかも・・・。昭和の子ども、知的って感じじゃなかったよなぁ・・・。

    ま、昭和は情報が少なかった。やってみないとわかんなかったもんね。
    今は情報知りすぎて、逆に新しい事への不安煽ってる感じになってしまっているのかもしれません。

    学生生活って1年ごとにすべて変わるので、こんな事になるかも、あんな事になるかも、と毎年考えなくてはいけないのがデメリットって気がします。

    新しくなった場所が自分にとって嫌な場所なら1年頑張ればいいとなるかもですが、いい場所でも1年たったら変わるので、心が落ち着かないよね

    もうちょっとで二人とも、社会に出ていくのですが、もしかしたら学校生活よりも社会生活の方がいいのかな?

    職場を変えなければ、新しい事にはなりにくい
    環境のいいところに勤められればいいなぁ

    物事は、グラデーションで変える方が人の心には優しい気がします。

    うちの子たちは優しい切り替わりでないと生きていけないなぁ・・・。


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