私たち親子が、放課後等デイサービスを利用し始めたのは、小学校1年生から。ちょうどでき始めでした。その前までは放課後等デイサービスではなく、児童デイサービスと呼ばれていたそうです。

息子が小学校中学年頃、急に放課後等デイサービスを利用する場合は、障害児支援利用計画をつくらないといけないということになりました。(過去に記事を書いてます↓)



その後、その計画案は半年1回見直しとなっていて、半年に1回、各デイサービスの方々と、現在の息子の様子と、今後どう導くかとか、問題点とかを話し合う、「懇談」をしています。


たくさんのデイサービス使っている我が家なので、半年ごとに、デイサービス訪問が重なる日々となります。

息子の場合、ダウン症ですので、成長が大変遅く、問題が年単位で同じだったりします。今はウンコがトイレでできないってのが大問題でずっとクリアできなくて困っています。

他には、どうしても言葉が伸びません。

絵カード、手話、PECS、マカトン、いろいろやったのですが、人の言葉はなんとなく理解しているようですが、自分から発信する言葉がめちゃくちゃ少なくて、幼児以下って感じです。

↓この中で自分から言葉を選んで言えるものはめちゃくちゃ少ないです。でも物はわかってるらしくこれが食べたいとかは絵カードを選んで示す事はできます。
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まだ1歳児の方が言葉しゃべれる・・・


永遠にこれがクリア目標に入りそうな気がします。終わりが見えない~。

半年に1回あちこちのデイサービスの方々とお話させていただくと、目標はほぼ変わらないのですが(クリアしてないから)、普段の様子にちょっとした成長を感じたり、他の子とのかかわりの中でおにいさんになったんだなってところを教えていただけたりするので、この懇談で息子の成長を知れるのはうれしいです。

でも、事業所としては、半年1回はちょっと多いって思っているかも・・・。


10月は懇談月で、あちこちのデイの方々から話を聞いたのですが、総じて言われたのが、「6月くらいまで、様子がおかしくて、いつも疲れているようだった」
ということでした。

どのデイも「高1なった事から、気疲れしていたんじゃないでしょうか・・・」と心配してくれていたようです。

家では、疲れていたような感じはなかったのですが、ウンコに行く回数がすごく減ったことを心配していました。

高校生になって、クラスの人数が増え、クラス数も増えました。ダウン症児って人が好きな子が多くて、息子も例にもれず人大好き、自分大好きって子です。

なので、人数増えてもなんとかなるかなって思っていたのですが、かなり少数学級にいたからか、大所帯の高校生活に戸惑っていたようです。

高校では、障がい児でも、高校生なりの生活態度や人との付き合い方も求められるらしく、少人数学級だったことから、クラスメイトとも先生ともかなり距離が近かったのが、突然、人とは一定の距離を持ちましょう的に変わるようになってるそう。

そこも難しかったのかも・・・。

お話できる子が多くなり、話せない子、数人しかいないみたい。人との距離が近いからこそ伝わるコミュニケーションで今まで生きてきてるので、遠くなると、途端に伝わりにくくなるってのもあったのかも・・・。

重度の障がいをもっている子って、発信力が小さいので、注意深く見てないと、わかりにくいです。でも注意深く見ていたら、こういう意味?こういった事を言いたいのかな?ってのがわかるんです。

これで私もデイサービスも小中学校もやってきたからなぁ・・・。


お互い、伝え方をもうちょっといろいろ工夫した方がいいのかなぁと、考えた今回の懇談でした。



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