先日、ヤフーニュースで「ダウン症の原因の染色体除去できる」というのを見かけました。
daun

やった~✨


なんでも、
ゲノム編集技術CRISPR-Cas9で、3本ある21番染色体のうちの1本を狙い撃ちし、過剰な染色体を除去する。
染色体が正常化されたiPS細胞では、遺伝子発現パターン、細胞増殖速度、または抗酸化能などの特性も正常に戻ることが確認される。
という事のようです。
やっぱ21番目の染色体が2本になることが大事?
iPS細胞では正常に戻るってあったけど、普通に人間ではまだまだかなぁ・・・。

iPS細胞とゲノム編集というのがでてきてから、また研究が前進してくれた感じがします。

ダウン症がなぜ知的障がいをもっているのかも研究されているようで、大阪大学では、iPS細胞とゲノム編集を駆使して、
ダウン症患者の脳組織では、神経細胞が少なく、アストロサイトが通常の2倍以上存在する。
その責任遺伝子がDYRK1AとPIGPの2つである。
ということを突き止めたそうです。

大阪大学の研究HPでは、
ダウン症患者の知的障害の解明だけでなく、成人期ダウン症の大きな問題となりつつある認知症の診断・治療にもつながる重要な発見。
と、あって、
そうなんだよね~。いい時期はあっという間で、後は認知症いつくるかっておびえて暮さなくちゃならないのかな、なんて思っている私です。

ダウン症育児をしていると、結構老人介護に似てるとこある気がします。こういった研究は老化の研究にもつながるんじゃないかと個人的に思ってたりします😓

息子がダウン症で困っていることは、筋肉がゆるいことと知的障がいかな。

筋肉ゆるいと、力弱いし、身体を長時間起こしておくのも大変だし、内臓のうごきも悪いから便秘になるし、あんまりいいことないです。

知的障がいで困っているのは、言葉でのコミュニケーションができないこと。

言葉でコミュニケーションする世界では、言葉を自分が持ってないと、置いてけぼりがすごく多くなります。我が家では、お笑いが好きなのですが、息子は、お笑いを見ても、言葉がわからないので、みんなが笑っている意味がわからない。なので同じ場面で笑えないのですが、いつも周りを見て、みんなが笑っている時に自分も一生懸命笑おうとしています。

それは見ていてちょっと悲しくなる。


私はダウン症が治ることを望んでいるのですが、なんと、そうではない人もいるってYoutubeで知った。このニュースがYoutubeでも出てて、ゲノム編集は神の領域を逸脱しているという考えの人達は、ダウン症が治るは望んでいないっぽい。

えええ~?
神の領域だから、あるがまま受け止めろって?

私、当事者の近くで当事者お世話してるから、とてもそうは思えない。息子は、自分ができない事の多さをなんで?って思ってる、と思う。

お姉ちゃんできてるのに、なんで俺できないの?くやしい!



ダウン症が治ると困る人もいるっていう説があるらしいけど、私ら親子はこのまま、ダウン症治るを希望して邁進します。

いつか、親子でお笑い見て一緒に笑うぞ!


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