高校生活もあとわずかなHSP娘。
最後の難関?
宿題で読書感想文が出てた。

文章が苦手なので、毎回めちゃくちゃ苦労しています。
文章が苦手なので、LINEとかメールとかも苦手です。
書くのが苦手なのじゃなく、物事を言葉の塊の文に治すのが苦手のようなので、コミュニケーションも苦手です。

コミュニケーション能力を伸ばすには本・・・と思って、幼児期から絵本や児童書をすすめつづけたけど、結局そっちの方面には入れなかったな

読み聞かせもだめだった。文の塊を聞くと、何言ってるかわからないって感じなんだって。少し大きくなってからそう説明してくれた。

ずっと文苦手だったんで、小学生時代は心配で、いろいろためしたけど、中学、高校ではもうあきらめた。

文章嫌いな子もいるさ。

とりあえず学生生活の中で、文章との付き合い下手で、いじめられる事はなくスルーできてよかった、と、思っていた矢先、最後の最後で読書感想文キタ~って感じ。


毎日悩みながら格闘して書いてる
締め切りに間に合うのか?

読書感想文の何が嫌か聞いたら、
何文字書かないといけないというところが苦痛なんだとか。文字数見て、そんなに書くこと思いつかないと思っちゃうらしいです。

次に、何の本を選べばいいかわからないというところ。
自分が読んだ本の中で、人に紹介してもおかしくない本はどれだろう?と考えると、わからなくなるそうです。

自分が好きな本の方がいいんじゃないの?

と言うと、

私の好きな本は万人向けじゃないもん!

とか言われてしまいます。
万人向けは別に気にしなくてもいいんじゃ?と、私は思うけど、繊細な娘にとって、万人は敵なので、敵につつかれないようなものを選びたいみたいです。

やっと本を選んだら、今度は感想がふわっとしかなくて、どういう事を書いたらいいかわからないそうです。

HSP娘に、読んだ後どう思ったか聞くと、ちゃんと答えることはできるのに、それを文章に書くという作業になると、できなくなるみたいです。文章に書くというのは、感想をちょっときれいに飾って紙の上にのせるって感じなので、その作業が難しいみたいです。

読んでいろいろ思った事あるのに、それを人に伝えるのが難しいなんて残念。


いろいろ思う事があっても、どの言葉が自分の思いにふさわしい言葉か、選ぶのが大変みたい。たまにおかしな単語使ったり、間違った単語つかってて、

この文章あってる?

と、聞かれるのですが、

この文章で、この単語の使い方はおかしいよ。

と、単語の解釈が間違ってる時結構ある。

こんなことを学ぶのが読書なんだよなぁ・・・。

でも、読書は好きじゃないみたいなので、もうオススメするのはあきらめた。


変わりに、私にはわからない音楽の世界がいいようです。
音が表現する雰囲気だったり、明暗はなんかわかるみたいです。

私にはそっちの方が難しいんだけどな・・・。

高校卒業したら、もう、読書感想文の宿題はないんじゃないかと思うので、これが最後と頑張れ、娘よ。



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