ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    吹奏楽部

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    娘は中学生になったら、吹奏楽部に入部する事を決めていました。
    吹奏楽に興味をもったきっかけは地域で行われた楽器体験でした。
    毎年やっているようだったので、

    行ってみれば?

    と言っていたのですが、

    いや、行かな~い。

    って感じで興味なさげでした。

    小6になって突然、「行ってみる」と、楽器体験に行きました。
    何で急に変わったのかわからないのですが、その体験がきっかけで、中学校に入ったら、吹奏楽部に入る!と決めたようでした。

    私ら夫婦、楽器まったくできず。
    主人がちらっとギター弾けるくらい。
    私は学校で習った楽器しかできないし、知りません。
    こんな親で大丈夫?

    楽器体験を勧めたのは私のくせに、中学校に入ったら入部すると言われたとたん、

    ええ?楽器って高いんだよね?
    いくらくらいするんだろ?
    買わないとだめなのかなぁ?
    娘なんて楽器体験でしか楽器さわったことなかったじゃん、やれるのかな?
    楽譜も読めないし、読める子ばっかり入ってるんじゃない?

    なんて不安だらけ。

    入部してほんとに大丈夫なのかなぁ・・・。

    中学校に入学して、5月頃からクラブの入部体験が始まり、すぐ入部を決めた娘。
    親向けに部活説明会があって、そんな不安を吹き飛ばしてくれました。

    私が中学の時も親向けに部活の説明会なんて開いてたのかなぁ?勝手に入部、勝手に退部だと思ってた・・・


    説明会で聞いたところによると、楽器買わなくても、学校のを貸してくれるというお話。

    助かった~



    初心者でもやればできる吹奏楽

    最初は楽譜を全然読めなかった娘。

    楽譜もらってきても、読めないから、家族で音符ひろって楽譜読みをしたりしていました。
    でも、家族はあんまり役に立たなくて、最終的には自分で頑張ってた。
    そして、いつの間にか自分で読めるようになっていました。
    結構早い段階で読めるようになってて、

    すごいじゃん!

    と、びっくりしました。

    娘の担当はクラリネット。
    何故クラリネットなのかはわかりません。
    本人はフルートをしたかったそうですが、先生からクラリネットと言われたのだそうです。担当の楽器は先生が決めたそう。

    どこの吹奏楽部もそうなのかな?

    ネットでクラリネットに向いている人で検索したら

    「一見まじめで普通っぽいけれど、アッと驚くようなキャラクターを秘めた人が多いようです。」
    「まじめな人」
    「協調性があり周りの人に合わせるような平和主義者」
    「プライドが高い」
    「負けず嫌い」
    「頭がいい」

    など・・・

    先生にそんな風に見られたのかな?
    まじめ、はあたってるかも・・・

    娘は最初からクラリネットで音を出すことができたそうですが、そこから曲に聞こえるようにするのは、やっぱり大変だったみたいです。

    管楽器は弦楽器よりも音を出しやすいそう。
    弦楽器は音を出すところから、大変なんだとか。
    管楽器の方がまだ簡単らしい。
    だから、吹奏楽は、中学の部活に向いていると、またもやネット情報で知りました。

    コツコツとクラブ活動に参加していたら、いつの間にか1曲吹けるようになっていて、いろんな楽器の音も、聞き分けられるようになっていました。マーチングとかもできるようになっていて、すごい成長を感じました。

    部活ってすげ~。コツコツ毎日やってればできるようになるんだ・・・。


    先輩とか顧問の先生とか、小学校では体験できなかった関係なので、不安はあったけど、入ってよかったねって思いました。



    吹奏楽部2年目

    そうこうしている間に、教えてくれる先輩は卒業し、今度は教える番になっていました。人付き合いが苦手で、教えるという立場になんてなったことないのに大丈夫かな?

    と、またしても心配していましたが、それなりに教えられるようになっていました。
    後輩のよくない部分も見えるようになっていて、いい音、聞きづらい音とかもわかるみたいです。

    1年やると音の良しあしもわかるようになるんだね。


    娘は、毎日学校行って、授業受けて、その後ほんの1,2時間練習して、休みの日にはあっちこっちに呼ばれて演奏会、年1回のコンクール、合宿、という部活動を続けています。

    その少しづつの積み重ねが今の娘の力になってたようです。

    そうやって力をつけてきたのですが、2年生になって、練習時間が少なくなりました。

    1年生の頃は、土日も部活だったのですが、

    教員が大変的時代の流れを汲んで、市の方から、土日どちらかにしなさいとなったみたい。しかも3時間と時間も決まってしまったようで・・・。週の中で一回はノー部活デーも設定されて、かなり練習時間減りました。

    教員の大変問題は、
    家で練習しろ、楽器買えよって感じ?
    と思ってしまいました。

    娘が

    楽器買って~

    と言うようになって、
    そりゃやってりゃほしいよね
    練習時間減るし、気持ちはわかる

    と、楽器屋さんに見に行くだけ行ってみました。

    娘の友達のオススメは、
    ヤマハのYCL-SEVmasterというものか、

    クランポンのR13というもの。


    どちらも30万越えか~
    吹奏楽部のクラリネットメンバーは、娘以外、全員自分のクラリネット持ってるらしい。
    入部して1年たってるのに、親はそんな事まったく知らなかった。ごめ~ん

    やっぱり楽器は学校が貸してくれるっつっても甘えずに買うべきだった

    そうこうしているうちに、娘の最終学年が近づいてきました。
    3年生の部活動終了なんて間近。

    そもそも高校に入ったら吹奏楽部に入るの?
    と聞いてみたら・・・

    わかんない。


    だそう

    楽器買ってって言ってるのに、これから先やらない可能性もあるってこと?


    いまさら買ってもそんなに長く使わない可能性もある・・・という事で、我が家では学校の楽器を借りて頑張れ!という結論に至りました。

    部活用品は、入学と共に買わなきゃだめだなぁ・・・と、学びました。

    でもいい学びもたくさんありました。

    部活に入って、クラリネット吹くことができるようになったし、楽譜も読めるようになりました。先輩とかクラブの先生とかとの人間関係も体験しました。いろんなところに演奏にも行ってたし、コンクールに出場する機会も、そのための練習も体験しました。

    私たち親は、演奏のたびに見に行くので、楽器もまったく知らなかったのに、娘にいろいろ教えてもらって、少しは音色がわかるようになりました。いろんな学校の曲も聞くので、学校のカラーがあるのも知りました。

    子どもの部活って親にとっても子どもにとってもたくさんの学びがあるのね・・・

    自分が子ども時代は、親がこんなに子どもの部活に気持ち入ってるとは思わなかった。親になって初めて知ったって感じでした。

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    年末年始は、娘の吹奏楽部の練習と習い事のジャズダンスの発表会が重なり、暮れも正月もなかったです。

    吹奏楽部は部活動日がめちゃ多い。
    1日でも1時間でも多く練習しないといけないみたいです。

    学校がある日の放課後は毎日部活。
    土日も、夏休みもほぼ毎日部活。
    合宿もありました。
    そして冬休みの現在、毎日学校行ってます。

    そして毎日弁当~
    親も休めない

    自分で選んで入った部活だから仕方ないけどさ。吹奏楽部ってこんなにたくさん活動するんだってびっくりした。


    そこに今年の年末は、ダンスの発表会も重なって大変な年末となってます。

    遅い帰宅になるので、送り迎えが大変

    うちには留守番ができないダウン症の息子がいるので、一緒に連れて娘を迎えに行くのが大変~。息子は娘のために、寒い中いちいちお迎えに付き合わなくてはならなくて、ふくれるんだよな~。

    年末の大掃除、お正月のおせち、雑煮すらないという正月になってしまいました。

    当の本人は、吹奏楽で楽器を鳴らすのも、ダンスを踊るのも好きだから、そこはいいっぽいです。しかし、練習スケジュールを自分の生活に落とし込むのが大変。

    何日の何時に、どこで、何をやるのかを、考えて前もって準備するというのが難しい娘。スケジュールが被らないように、練習に行けるようにするのが大変です。どんなに芸をやるのが好きでもやる場に入れなかったら、芸をすることができな~い。
    朝早く起きるのが苦手なので、そこも四苦八苦しています。

    芸事は好きだけど、芸事に付随することをこなすのに苦労している・・・
    HSPの彼女の思考は忙しい。余計な思考が多いので、順序だてて事柄を組み立てるのが苦手です。
    shikou
    そんな娘なのに、幼児の頃からバレエをやっていて、月謝払ってると、毎年のように発表会に出るという機会がやってきます。バレエを辞めてからも、吹奏楽で舞台を踏むことが多くなり、そこにジャズダンスを始めてからは、ダンスの発表会と、芸をやるごとに発表会がついてきて、舞台尽くしの人生。舞台を踏むのに不随する諸々の事柄に毎々あたふたしています。

    毎年舞台踏んでるのに、スケジュール管理がなかなかできるようにならない~。



    芸事には発表会ってつきもの。
    発表会には出るための芸だけやってればいいってもんじゃなく、いろんな事を組み立てて、芸をする準備をしないといけない。出演後も後始末がたくさんあります。舞台衣装の返却準備や、お金の清算、先生へのお礼など・・・。

    そして次の舞台への練習と続く・・・。
    その芸を辞めない限り続くわけで~

    娘がやっていると、私もやり続けなければならないわけで~

    今年もその道は続くみたい。
    娘も頑張ってるので、母も頑張るしかない


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