ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    娘(高校生)

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    うちのHSP娘とHSPじゃ?と私から思われている旦那は、人の話をとてもよく聞いているというのがわかった話。思ったことをメモしとく。

    先日、人の話をどう聞いているかという話が、我が家の雑談中持ち上がりました。

    娘は、

    人の話は一生懸命聞いてるんだけど、理解するのが遅くて、話を理解しようと脳内でリピートしているうちに人の話の後半部分が聞けなくて困ってる

    ということでした。

    旦那は人の話を聞いている時、脳内でよくつっこんでいるらしく、

    どこでどうつっこもうかと戦闘モードになってるよ。

    って言ってた。

    聞いた内容に対して、彼らは、話の確信をついている事を考えていたり、その事柄について、私には考えつかない斬新な考えを心の中に有してる。

    え~?そっちに考えた?その方法があったか?

    みたいなことがたくさんあるので、何か事を起こす時、大抵相談するようにしています。問題解決の時とても助かる😓

    HSPだと思うキーポイントのひとつが、言葉?音?(目にもなんかある気がするけど😓)
    映画やドラマを見ている時の彼らののめり込み具合が半端ない。
    娘なんか画面の登場人物の様子に一喜一憂してて、表情がめちゃ変わって観てます。
    旦那は自分が集中して観てる時に、横から茶々入れられるのを極端に嫌います。

    でも主婦の愚痴話は二人とも「うん、うん」って聞いてくれる。

    歌が好きで、音楽がないと二人ともダメみたい。車の中では絶対音楽流す派です。

    音に対しての敏感がすごいと常々思ってて、敏感とは、深く?なのかな?と考えている私です。

    対して私は、音にあんまり反応してないっぽい。
    人の話は聞いているつもりなんだけど、抜けがあるらしく、聞いてたのに、聞いてないという事が度々起ったりしてる。

    聞いてるけど、多分、興味あるところだけ、入ってるっぽい。

    ということはあまり人が言うことに興味持ってないってか?物事に対して浅すぎるぞ私!


    抜けやすいので、メモをとったり、人に手紙を書いたりして、リピートすることで、情報が定着するという技を小学生の時に発見して、今はブログに記録するという方法に落ち着いた。

    同じ話を聞いていても、受け取る方の処理が違うんだな🤔

    しかし、

    娘や旦那の方が、人に興味を示していて、話をよく聞こうとしているのに、うまくコミュニケーションにつながらない。

    そんなところがとても残念でならない。

    発信力が極端に低すぎる。自分自身の能力は高いのにそれを表現することが出来なくて、私もとても残念。もっと評価されてもいいんだけどなって思うのは身内の欲目かなぁ😞

    言葉として出力する時に、相手を傷つけないよう、自分も飾れるような言葉にするために、頭でいろんな装飾を施してるうちに発言のチャンスを逃したり、意図的に発言しなかったりしてるみたい。人を気にしすぎて、「人に~思われる」と考えるのも発信できなくなるポイントだと思う。

    私は、あまり聞いていないにもかかわらず、人に発信する事は割とできる。むしろ、「てんぷら食べた?」と人に嫌み言われるくらい言葉出る。あんまり深く考えてないからこそ出てる気がする😓

    でも、そんな人が得する世の中になっている?

    息子も発信できないタイプ。息子の場合、言葉覚える気ない気がする。教えたけど、言葉より絵の方が好きだった。言葉しゃべらないから、発達検査で「言語・社会」の値がぐっと落ちるんだよね・・・。、心の中に思いはあって、ただ言葉にできないだけみたいなんだけどな。

    言葉にできない時点で、知的に劣るとされてしまう。

    発達検査:
    「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」の3つの領域における発達の状態を測定し、「発達年齢(DA:Developmental Age)」と「発達指数(DQ:Developmental Quotient)」を算出します。

    そんな息子を見ているからか、発達検査での検査方法?内容が間違ってるんじゃ?と思ってる私がいる。

    言葉の件で検索かけると、「境界線知能」「発達障害」のワードが出て、めちゃくちゃ「劣」に振り切る形になってて、Youtubeとかの動画で、境界線知能と診断された人が、仕事で困ってる話を聞いたりするけど、これって仕事教える人の方がおかしいんじゃ?と思ったりしてる。

    ほんとは世の中逆で、言葉で伝えようとする側の方が「劣」なんじゃないか?とか思っている私がいて、これから先の世界では、どうだろう?と思って記録しておこうと思った。


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    我が家のHSP娘は読書感想文が苦手です。感想がないわけじゃないようなのですが、それを言葉に変換するのが難しいみたいです。

    そのおかげで小学生の時はかなり苦しみました。小学生の時が一番作文が多いからです。中学に入ると、長い休みに感想文の宿題が出たりするけど、年1~2くらい。なんとかこなして卒業できました。

    高校生になると、もっと感想文書く機会が減って、やった~と思っていたのに、卒業間際に読書感想文の宿題が出ました。

    最後の最後になんで~?

    高3の授業ほとんどなきに等しいのに、感想文で苦しむはめに・・・。


    文章というものに生まれてからずっと苦しめられている気がします。

    幼稚園時代、迎えに行って、今日の出来事を聞いてもあんまり話てくれませんでした。今考えると、思いはあっても、文章を頭で組み立てて言葉で伝えられなかったんじゃないかなって思います。

    文字もあんまり好きじゃなかった。幼稚園に入った当時、お手紙交換が流行ってて、

    私も友達にお手紙渡したい!

    という気持ちを強く持つことができたから、なんとか文字を覚えられたけど、覚えてる途中で、「なんで「あいうえお」じゃないといけないの?」とか言ってました。

    友達にお手紙渡したいんやろ?頑張れ!

    で乗り切った~


    「読書感想文 苦手な子」
    みたいな言葉で検索すると「発達障害」がよく出てきます。
    書字表出障害・書きの困難(ディスグラフィア)という病名?もよく出てきます。

    読書感想文を書く時の本人の困りごととしては、
    テーマを1つに絞ること自体が難しい
    頭で思い出したり考えたりしたことを、文字でアウトプットという同時作業が難しい
    読んだことを理解できてない
    あらすじを書いてしまう
    感想を言葉で表せない
    などという事があることを調べて知りました。

    幼児期、言葉が少なかったので、心配して相談に行ったけど、「発達障害」とは言われませんでした。

    なんでも発達障害に結びつけるのはよくないな・・・。

    と、その時反省しました。

    私的には、

    本読まないからじゃ?

    と思ってます。

    本、幼児期から嫌いだったです。読み聞かせも聞いてもらえませんでした。
    動画が大好きで、動いてる物が好きみたいでした。

    本好きな子と比べたら、圧倒的に知ってる言葉が少ないのが、文を書けない原因なんじゃないかと私は思ってます。

    でも、好きじゃないのを、無理やり読ませたりするのもなんだかなぁ・・・と思ってやり過ごして高校まで来てしまった。

    レポートがありそうな大学生というものには、ならない方がいいなって思ったので、専門学校への道を選びました。

    もうこれで、読書感想文とはおさらばだといいね

    幼稚園時代は私に手紙書いてくれたりしてました。でも学校に入って読書感想文になると、きれいにまとまった文章を書かないといけないみたいなプレッシャーもあったようで、「まともな文、きれいな文」に苦しんでいた感じがします。
    tegami
    娘なりの言葉を、これから取り戻してくれたらいいなぁって思ってます✨

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    高校生活もあとわずかなHSP娘。
    最後の難関?
    宿題で読書感想文が出てた。

    文章が苦手なので、毎回めちゃくちゃ苦労しています。
    文章が苦手なので、LINEとかメールとかも苦手です。
    書くのが苦手なのじゃなく、物事を言葉の塊の文に治すのが苦手のようなので、コミュニケーションも苦手です。

    コミュニケーション能力を伸ばすには本・・・と思って、幼児期から絵本や児童書をすすめつづけたけど、結局そっちの方面には入れなかったな

    読み聞かせもだめだった。文の塊を聞くと、何言ってるかわからないって感じなんだって。少し大きくなってからそう説明してくれた。

    ずっと文苦手だったんで、小学生時代は心配で、いろいろためしたけど、中学、高校ではもうあきらめた。

    文章嫌いな子もいるさ。

    とりあえず学生生活の中で、文章との付き合い下手で、いじめられる事はなくスルーできてよかった、と、思っていた矢先、最後の最後で読書感想文キタ~って感じ。


    毎日悩みながら格闘して書いてる
    締め切りに間に合うのか?

    読書感想文の何が嫌か聞いたら、
    何文字書かないといけないというところが苦痛なんだとか。文字数見て、そんなに書くこと思いつかないと思っちゃうらしいです。

    次に、何の本を選べばいいかわからないというところ。
    自分が読んだ本の中で、人に紹介してもおかしくない本はどれだろう?と考えると、わからなくなるそうです。

    自分が好きな本の方がいいんじゃないの?

    と言うと、

    私の好きな本は万人向けじゃないもん!

    とか言われてしまいます。
    万人向けは別に気にしなくてもいいんじゃ?と、私は思うけど、繊細な娘にとって、万人は敵なので、敵につつかれないようなものを選びたいみたいです。

    やっと本を選んだら、今度は感想がふわっとしかなくて、どういう事を書いたらいいかわからないそうです。

    HSP娘に、読んだ後どう思ったか聞くと、ちゃんと答えることはできるのに、それを文章に書くという作業になると、できなくなるみたいです。文章に書くというのは、感想をちょっときれいに飾って紙の上にのせるって感じなので、その作業が難しいみたいです。

    読んでいろいろ思った事あるのに、それを人に伝えるのが難しいなんて残念。


    いろいろ思う事があっても、どの言葉が自分の思いにふさわしい言葉か、選ぶのが大変みたい。たまにおかしな単語使ったり、間違った単語つかってて、

    この文章あってる?

    と、聞かれるのですが、

    この文章で、この単語の使い方はおかしいよ。

    と、単語の解釈が間違ってる時結構ある。

    こんなことを学ぶのが読書なんだよなぁ・・・。

    でも、読書は好きじゃないみたいなので、もうオススメするのはあきらめた。


    変わりに、私にはわからない音楽の世界がいいようです。
    音が表現する雰囲気だったり、明暗はなんかわかるみたいです。

    私にはそっちの方が難しいんだけどな・・・。

    高校卒業したら、もう、読書感想文の宿題はないんじゃないかと思うので、これが最後と頑張れ、娘よ。



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