息子の高校の入学式に参列してきました。
支援学校高等部の入学式、結構カオスでした
小中学部よりひどかった感じがします。
人数が増えたからそう感じるのかな?
支援学校の子ども達は、長く座っている事が難しい子が多いのです。
奇声を上げる子や、式から逃げ回っている子が多くいて、体育館から出て行こうとしたり、親の元へ駆け寄ろうとしたりを、なだめたり、動きを抑えたりするのに先生たちが大変そうでした。
新しい事って誰でも緊張するけど、支援学校生は特に新しい事に対する対応がうまくできないように感じます。うちの息子も例にもれず。なので、なるべく新しい事をする前に何度も練習します。
卒業式はたくさん練習する機会があるけど、入学式はあまり練習ができない。ぶっつけ本番だもんね。なのでいつものセレモ二ーよりもカオスだったんじゃないかな
入学式でのあいさつの練習中、保護者や参列者は、体育館で待たされていました。
それでも、式になじめない子が結構いました。高校生になると、身体が大きくなって、力もあるので、動きの制止がなかなかできません。
本人の心をセレモニーに向けるってホントに難しい。セレモニーって同調圧力半端ないもんね。動くな、しゃべるな、みたいな空気を感じるんじゃないかな~。普通の人だって、その圧力感じてううううう~となるよね?
人数が少なすぎて、小学校6年間クラス替えはありませんでした。
でも、ずっと同じクラスメイトというわけではありません。途中で亡くなった子どもが2人もいたり、小4くらいで、普通の小学校の支援学級でもついていけなくなった子が入ってきたりしました。
中学生になると、小学校の支援学級でもついていけない子がさらに増えてしまうからか、クラス数がいっきに4クラスになりました。1クラスの人数は6,7名。
高校生になると、4クラスから9クラスに増えていました。1クラスの人数は8名くらい。
支援学級でついていけない子たちがどんどん入ってきて、支援学校の生徒数は増えていきます。
特に、中学の支援学級から普通高校への受験は、すごい分厚い壁があるので、支援学級で頑張ってきた子ども達も、支援学校へ行かざるを得ないんだろうなぁ・・・。
息子はずっと支援学校で、しゃべれないし、普通の子たちができている事がなかなか出来ないので、仕方ないのですが、そんな子達が多くいる支援学校へ支援級から入るのは、友達作りが大変かもしれません。
授業内容も、普通の学校で学ぶよりは、レベルダウンになってしまいます。
入学式の日、中学で支援級から支援校へやってきた子達が、息子に向かって、名前を呼んでくれたり、👍の指をしてくれたりして、コミュニケーションとってくれる子が多くいて、それなりに、みんな学生生活を楽しんではいるようでした。
高校ではさらにたくさんの子が入学してきたので、お互い大変だとは思うけど、息子のジェスチャーや表情を読み取ってもらって、楽しく生活してくれたらいいなぁ・・・。
中のシャツやズボンは規定されていないのですが、ブレザーに合わせるとなると、下もデニムじゃあんまりなので、スラックスを購入しました。
スラックス、前のファスナーとホックが息子は難しかったりします。
春休みに何度か練習して、入学式に臨んだのですが、入学式が終わってHRの前や後にトイレに行った際、ちゃんと前を止めて出てきました。
息子に関してはここが一番の心配でした。
トレーナーとゆるいズボンが大好きな息子。堅苦しい服装が嫌いで、セレモニー時は我慢してスーツ着てくれますが、家に帰るとすぐ脱ぎます。
これからは、高校の後に放課後等デイサービスに行くという生活になって、デイサービスでも制服で過ごすという事になるので、脱がないか心配でしたが、そこまではしないみたい。
そこはちょっと成長したかな。
個人の能力が違いすぎるので、授業の名前は一緒でも、中身はその子に合わせた内容となっているのではないかと思います。
息子は、国語や算数という言葉をわかっていません。ただ出された問題やプリントをこなしているだけ。でも一生懸命やっていて、できた、とか、できない、というのはわかっているみたいです。
息子の中学での授業内容は50音の勉強や、物の名称、数字が表す量や、ちょっとした足し算、引き算も中3くらいから出てきました。お金の勉強も少ししていました。
小中学校では、レベル的に似たような子をグループにして教えていたようですが、9クラスとなるとどうなるのかな~?まさか、支援学級で学んできた子たち向けの授業に入れられる事はないと思うのですが、ちょっと心配しています。
保健体育では、運動的なものはもちろん、身体の事も少しは勉強しています。
スポーツのゲーム的な事はちょこっとわかってきて、勝った、負けたも少しわかっているようです。
小学校低学年までは、サッカーがわかってなくて、ボールを蹴るのは大好きで、そこそこ上手にできるのですが、ゲームがわからないのでクラブ的な物には入れませんでした。
中学、高校で、ゲーム的な事はだいぶわかってきているのですが、細かなルールがわからないので、やっぱりクラブ的な物には入れません。
中学くらいから、技術、家庭科的な勉強が多くなってきました。手先を使ったり、技術的な事は、働くという事を意識した授業になっているようです。
高校では、その段階から一歩上がって、職場実習があるようです。
知的障がい児は、高校卒業したら、就職や生活介護が一般的で、上の学校へ行く子は少ないと思われます。息子も就職が希望で、生活介護はできるなら避けたい。
うまく社会の中で暮らせるように、しっかり学んでほしいです。
支援学校高等部の入学式、結構カオスでした
小中学部よりひどかった感じがします。
人数が増えたからそう感じるのかな?
支援学校の子ども達は、長く座っている事が難しい子が多いのです。
奇声を上げる子や、式から逃げ回っている子が多くいて、体育館から出て行こうとしたり、親の元へ駆け寄ろうとしたりを、なだめたり、動きを抑えたりするのに先生たちが大変そうでした。
支援学校生はセレモニーが苦手
特別な日という緊張感が嫌いなのかな?と思います。新しい事って誰でも緊張するけど、支援学校生は特に新しい事に対する対応がうまくできないように感じます。うちの息子も例にもれず。なので、なるべく新しい事をする前に何度も練習します。
卒業式はたくさん練習する機会があるけど、入学式はあまり練習ができない。ぶっつけ本番だもんね。なのでいつものセレモ二ーよりもカオスだったんじゃないかな
入学式前に、挨拶の練習をちょっとだけしたみたいだけど、卒業式なんてもっと練習してから本番に臨むもんね。
入学式でのあいさつの練習中、保護者や参列者は、体育館で待たされていました。
子どもらが心おだやかに式に挑めるようにするなら、親はいくらでも待つさ~。
それでも、式になじめない子が結構いました。高校生になると、身体が大きくなって、力もあるので、動きの制止がなかなかできません。
本人の心をセレモニーに向けるってホントに難しい。セレモニーって同調圧力半端ないもんね。動くな、しゃべるな、みたいな空気を感じるんじゃないかな~。普通の人だって、その圧力感じてううううう~となるよね?
支援学校の生徒数は増えていく
息子が小学部に入学した時、1クラスしかなく、クラスメイトは7人でした。人数が少なすぎて、小学校6年間クラス替えはありませんでした。
でも、ずっと同じクラスメイトというわけではありません。途中で亡くなった子どもが2人もいたり、小4くらいで、普通の小学校の支援学級でもついていけなくなった子が入ってきたりしました。
中学生になると、小学校の支援学級でもついていけない子がさらに増えてしまうからか、クラス数がいっきに4クラスになりました。1クラスの人数は6,7名。
高校生になると、4クラスから9クラスに増えていました。1クラスの人数は8名くらい。
支援学級でついていけない子たちがどんどん入ってきて、支援学校の生徒数は増えていきます。
特に、中学の支援学級から普通高校への受験は、すごい分厚い壁があるので、支援学級で頑張ってきた子ども達も、支援学校へ行かざるを得ないんだろうなぁ・・・。
息子はずっと支援学校で、しゃべれないし、普通の子たちができている事がなかなか出来ないので、仕方ないのですが、そんな子達が多くいる支援学校へ支援級から入るのは、友達作りが大変かもしれません。
授業内容も、普通の学校で学ぶよりは、レベルダウンになってしまいます。
もっと子ども達の段階にあった教育がなされるといいなぁ。
入学式の日、中学で支援級から支援校へやってきた子達が、息子に向かって、名前を呼んでくれたり、👍の指をしてくれたりして、コミュニケーションとってくれる子が多くいて、それなりに、みんな学生生活を楽しんではいるようでした。
高校ではさらにたくさんの子が入学してきたので、お互い大変だとは思うけど、息子のジェスチャーや表情を読み取ってもらって、楽しく生活してくれたらいいなぁ・・・。
高校生になって制服着用となりました
支援学校育ちの息子。学校へ行くのはいつも私服でした。制服が中学に上がってもありませんでした。でも高校生になったら、制服がありました。といっても、ブレザーは着用してくださいというものですが・・・。中のシャツやズボンは規定されていないのですが、ブレザーに合わせるとなると、下もデニムじゃあんまりなので、スラックスを購入しました。
スラックス、前のファスナーとホックが息子は難しかったりします。
今までずっとゴムのズボンだったもんね。
春休みに何度か練習して、入学式に臨んだのですが、入学式が終わってHRの前や後にトイレに行った際、ちゃんと前を止めて出てきました。
よかった~。社会の窓開いてない~
息子に関してはここが一番の心配でした。
トレーナーとゆるいズボンが大好きな息子。堅苦しい服装が嫌いで、セレモニー時は我慢してスーツ着てくれますが、家に帰るとすぐ脱ぎます。
これからは、高校の後に放課後等デイサービスに行くという生活になって、デイサービスでも制服で過ごすという事になるので、脱がないか心配でしたが、そこまではしないみたい。
そこはちょっと成長したかな。
支援学校高等部の授業内容
高校での授業は、国語、算数、保健体育、美術、家庭科、音楽と、普通高校と同じような感じなのですが、内容が全然違います。個人の能力が違いすぎるので、授業の名前は一緒でも、中身はその子に合わせた内容となっているのではないかと思います。
息子は、国語や算数という言葉をわかっていません。ただ出された問題やプリントをこなしているだけ。でも一生懸命やっていて、できた、とか、できない、というのはわかっているみたいです。
息子の中学での授業内容は50音の勉強や、物の名称、数字が表す量や、ちょっとした足し算、引き算も中3くらいから出てきました。お金の勉強も少ししていました。
小中学校では、レベル的に似たような子をグループにして教えていたようですが、9クラスとなるとどうなるのかな~?まさか、支援学級で学んできた子たち向けの授業に入れられる事はないと思うのですが、ちょっと心配しています。
保健体育では、運動的なものはもちろん、身体の事も少しは勉強しています。
スポーツのゲーム的な事はちょこっとわかってきて、勝った、負けたも少しわかっているようです。
小学校低学年までは、サッカーがわかってなくて、ボールを蹴るのは大好きで、そこそこ上手にできるのですが、ゲームがわからないのでクラブ的な物には入れませんでした。
中学、高校で、ゲーム的な事はだいぶわかってきているのですが、細かなルールがわからないので、やっぱりクラブ的な物には入れません。
クラブも体験させてあげたいけど、周りの子の事を考えると・・・
中学くらいから、技術、家庭科的な勉強が多くなってきました。手先を使ったり、技術的な事は、働くという事を意識した授業になっているようです。
高校では、その段階から一歩上がって、職場実習があるようです。
知的障がい児は、高校卒業したら、就職や生活介護が一般的で、上の学校へ行く子は少ないと思われます。息子も就職が希望で、生活介護はできるなら避けたい。
うまく社会の中で暮らせるように、しっかり学んでほしいです。
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