ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

小学生ライフ

放課後デイサービスを利用すると、半年に1回あるモニタリングがあります。2回目のモニタリングで思った事を記録しておきます。

■障害児支援利用計画 モニタリング2回目

1回目の様子はこちら↓

モニタリング2回目の出席者は、
●学校の先生
●私、
●計画案作成をする人(我が家は以前療育で通っていた事業所に計画案作成を頼んでいて、そこから相談支援専門員という方がやってこられます。)、
●デイサービスの責任者もしくは担当の方
の4人でした。

この4名のスケジュールを合わせるのが結構大変みたいです。モニタリング会議を主導して行うのは、計画案作成を頼んでる事業所で、そこの人がみんなの予定を聞いて日時を決めてくれます。

会議の場所は学校の教室。

PTA活動思いだす・・・。


我が家は放デイを3事業所と契約していて、その3事業所と私と、学校の先生、そして支援専門員の方の予定が合う日なんて、限りなく少ない(-_-)

今回は放デイ3事業所のうち、1事業所のみの出席でした。

そして、モニタリングは半年に1回とのことなのですが、半年に1回にならなくて、遅れ気味です。

聞くと、相談支援専門員の方は3人で、回っているそうで、その事業所で契約している、放デイサービスを利用しているすべての子どもについて会議を開いてまわってるんだって。

そりゃ遅れもするわ~


学校の先生も、なんども会議出席となってしまっているのでは・・・。
だって、放デイ使っていない生徒の方が少ない!

放デイ側もたくさん子どもを抱えていて、ひとりひとりに対応して、会議に呼ばれるわけだから、すごい大変そ~

我が家は息子のみの事を考えればいいのですが、ひとりひとりの子、すべてを考えるって、この事業ムリじゃないの?

■放課後等デイサービスの問題点


放課後デイサービスが苦手な子どももいるかと思うのですが、我が家の息子にはあってよかった~と思えるサービスです。

だって、子どもって親と遊ぶより、友達や親以外の人と遊ぶ方が楽しいみたいなんだもん。その中からどんどんいろんな事を吸収しているようです。

家では食べないおやつだって、放デイでは食べてくるみたいだし、我が家の息子はしゃべれないけど、しゃべれないなりに、歌も楽しんできているみたです。みんなで歌えば合唱も中には日本語じゃない言葉が入っててもいいんだね

そんなありがた~いところですので、ぜひともうまい具合、世の中との連携を保っていてもらいたいのですが、

放デイはまだまだ「こうだ」という基準が定まっていないようで、とても教育熱心なところと、「放置プレイ?」的なところもあるようで、選ぶのが大変です。

私の時は、たまたま家の近くにあったので、その事業所に行ったらたまたま教育熱心なところでした。

その事業所はあっという間に事業拡大をし始めて、他にも放デイができました。我が家が契約している1事業所がいろんな特色に分かれて、その特色をもとめて3事業所の契約となった・・・という流れでした。

うまく、親の気持ちをつかんで、特色を出して、3つの事業所にしたその事業所は、それなりに経営は大変だとは思うのですが、人材確保もなんとかうまくやっていて、親としては助かります。

「放置プレイ」的なところは、話に聞くだけで、そういったところを直に見たわけではありません。

ウワサには聞くけど、どんな風に放置してるんだろう・・・。


でも、そういったところって、親同士、どっかでつながっているので、すぐに話、広がるんですよ。放置した方がいい子もいるけど、親はみんな自分の子がデイサービスで楽しい思いしてくれたらうれしいんで、なんとかいろいろプログラム考えてほしいです。

お金的にも、1日10人受け入れで、人材確保して、おやつや、おもちゃや、プログラムを組んでいるところはそれにかかる資金など、いろいろ大変だと思います。

そこを不正なくやってますか~?とか、そういった事を見たいからの、モニタリングなのかな~とか思っているんですが、違うのかな?

親も、余計なサービス申し込んでんじゃないでしょうね?とかさ。

障害児支援利用計画って、子どもの応援団って私たち聞かされてるけど、国の金、簡単には出さないぞっみたいな感じの計画なんじゃ?

いろんな人がこの支援会議(モニタリング)で大変になっているようなのですが、うまく続くのかな?

うまく回ってくれ~


とは、心から願ってます。息子が放課後等デイサービスの利用年齢過ぎても、次の子達にもきっと必要だと思うので・・・。



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娘は1歳半から習い事を始めました。

1歳半で、ドラキッズという勉強系の習い事に通ってみたのですが、これが、娘に合わなかった

娘が通った教室は、2人の先生がいました。とても子どもをよくわかっている先生で(ドラキッズの先生はみんな有資格者ばかりなのだそうです)、親にまで優しく親身になってくださる先生でよかったのですが、授業内容が、娘に合わなかったようでした。

頑張って1年8ヶ月通ったけど、こりゃだめだ、と私が断念してしまいました。


■勉強系の習い事に入ってみた

ドラキッズは小学館の幼児教室。各地にあるようで、私の住んでいるところは、近所のスーパーに入っていました。娘は幼児の頃から、人の中に入りたいのに、入れないって感じだったので、何か習い事をしてお友達ができるといいなって思っていたので、入ることにしたのですが・・・。

いろんな科目があるから、楽しくできるかな?




しかし、授業的内容の習い事は、みんなそれぞれ自分でやるものばかり。自分がやりたい~って子は向いてるかもですが、消極的で、こうやっていいのかな?ああやっていいのかな?とやってることに不安を感じている娘には合ってなかったようでした。

やってて楽しそうだなって見えたのはドラえもん体操だけだったです。

読み聞かせの時間もありましたが、まったく先生のお話を聞いてなくて、後ろの方で、ふらふらしていました。

みんなが固まっているところで、じっと同じように座っているのが嫌なのか?、人が話している話を聞くのが嫌なのか?は、わからなかったです。

先生は大丈夫ですよって言ってくれたけど、その時は私がおろおろしてしまいました。

大きくなった娘に聞いたら、

勉強は何やってるのかまったくわかんなかった。読み聞かせは話している内容がわかんなかったから嫌だった。

のだそうです。ダンスだけが楽しかったとは言ってました。

私が感じていたことは間違いじゃなかったんだな。

勉強系の習い事は、そこを楽しく感じる子が行くところなんだな~と、学んだ出来事でした。

■ダンスが楽しそうだったので、舞踊系を探してみた

勉強系は諦めて、そのまま児童館や公園で幼児期を楽しもうかとも考えたのですが、近所の子ども達、みんな習い事してて、公園や児童館はちょっとやんちゃな子どもが多かったんで、大人しい娘には入る余地がなかったです。

友達作りは習い事しか道ないんだ!

と気づいたので、またしても習い事探し。今度は舞踊系で何かないかと探し始めました。

ダンスがよかったのですが、ダンス系って4歳からしか近所はなくて、まだ3歳だったので、バレエしか道がなかった。バレエは3歳からOKでした。

とりあえず、体験を申し込んでみたのですが、娘は体験してくれませんでした。

げ!レッスン入ってくれん!

レオタードも靴も貸してくれたのですが、レッスンに入らず、レッスンをじっと見て帰るということになってしまいました。

こっちの方向じゃないのかな~?

と、思ったのですが、もう1軒別のバレエ教室に行ってみました。

そこはおばあちゃん先生と娘って感じの教室でした。
そんなに優しいって感じの先生ではなかったのに、何が決め手だったのか、す~っとレッスンに入って、体験をすることができました。

娘にやる?って聞いたらうなずいたので、そこに入ることにしました。
その後、長く続いて、6年生までバレエしていましたが、中学で吹奏楽をやりたいらしく、バレエと両立は難しかったので、辞めることになりました。

今、娘にその時の話を聞いてみると、

バレエ、楽しかった。音楽が特によかった。クラッシックの音楽がゆったりして気持ちよかった。

そうです。

え?音楽の方がよかったの?

私が考えていたのとは違うバレエの捉え方していたみたい。でも、やめた今でもバレエ楽しかったって何度も言っています。

■相談しながら決められるようになった

バレエを習う事は、私が道を決めたけど、バレエをやめる方向にするのは、2人で相談して決めました。

HSCの娘は、幼児期とても言葉が少なく、自分から発信する、がなかなかできませんでした。なので、決めるのがほんとに難しかったです。どうしたいのか?を言ってもらえなかったです。今聞いたら・・・

世の中の何もかもが怖かった。

そうです。

小学校高学年くらいから、自分を発信する事が少しづつできるようになってきたのですが、否定されるとグレるので、話し合うというのが難しかったです。「こうならないと嫌」と譲らないのは、思っている方向にならないのが嫌なんじゃなくて、否定された悲しみの方が強いようでした。

でも、ダメや無理はあるから、すり合わせは仕方ないんだよ~って感じで、本格的に一緒に考えて決められるようになったのは最近です。

■短期で終わった習い事

●テニス

小学高学年になると、体育でボールの授業があるのですが、ボールがなかなか上手になりませんでした。家で私と練習したりしたのですが、うまくいかなかったです。

学校からうなだれて帰ってくるので、どこか教えてもらえるところないかな~と、探してみました。近所のバレーボールのチームとかでもよかったのですが、娘がその団体の中に入る力がなかった。

おとなしい娘に、出来上がってるチームの中に入るのは無理だろうなぁ。

と思ったので、近所のカルチャーセンターにテニス教室があったので、テニスに入ってみることにしました。

人数が少なくて、時にマンツーマン指導になってしまい、マンツーマンだと先生の言葉がとてもきつく感じるみたいで、先生の一言一言に傷ついて帰ってきていたので、すぐにやめることになりました。

敏感な子に体育会系男子の言葉は辛いんだな・・・。と、学びました。

先生が悪いわけじゃないんです。体育会系若い男性のはきはき明るくて強い言葉は、繊細な娘の心に響き過ぎるみたい。指導を上手に受け取れなくて申し訳ない・・・。

でも、指導のおかげで、体育のボール授業が楽しめるようになり、バスケットやバレーボールの授業も普通にこなせる力がついたので、入ってよかったです。

●水泳

水泳の授業についていけなくて、習うことにしました。

しかし、HSPの娘、あれこれ習うの嫌いみたい。いろんな人に会ったり、いろんな先生に合わせるのが大変で、気を使う場が増えるので、あまり習い事を増やしたくないみたいでした。なので、短期の水泳教室に入ることにしました。

夏休みだけ、とか冬休みだけの集中講座があったので、その教室に申し込み、水泳授業を乗り切ることができました。

●公文&学研

勉強も授業でついていけなくて、塾探しが必要でした。さらっと授業で習うだけではうまく内容を受け取れないみたいで、丁寧な指導が必要な娘でした。

最初は公文に入ったのですが、先生がハキハキとちょっと厳しめの先生だったので、自分からどこがわからないかの発信をしにくかったらしく、打ち解けられなくて、先生は逆に、はっきりしない子は不得意なようでした。「はっきり言わないとわからないでしょ!」という場面になってしまって、揉めたので、辞めることにしました。

次に入った学研の先生は、「どこがわからないの?」と下に降りてきてくれて、丁寧に指導してくれる先生だったので、ずっとお世話になる事ができました。

繊細な子には、習い事の先生の性格の見極め大事!と学びました。

■HSPの習い事選び

「出来る」で目立つのも、「出来ない」で目立つのも嫌う娘。でも自分で上達するための力もないんで、習う必要がありました。

趣味の習い事なら、嫌ならやめるでいいけど、学校の授業でついていけないと、補習的に学ぶ必要があって、あっちこっち探し回って大変でした。

娘の繊細な心を壊さず、かつ、力をつけさせてくれて、通うのが容易なところってどこだ~?

HSP娘の習い事選び、まじ大変だった

前に進む推進力が少ない
しかし、進めるようにお膳立てしてあげて、ちょっと押してあげれば長く続きます。
ルーティンが上手な娘です

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放課後等デイサービスを使用しているため、半年に一回のモニタリングを行わなければならないようになりました。

■モニタリングとは・・・

riyoukeikaku


放課後等デイサービスを利用する際は、障害児支援利用計画を作成しなくてはならないのです。

障害児支援利用計画を作った記事はこちら↓


小1の時は作成しなくても役所にデイサービスを利用したい旨を伝えて、申請書を提出すればそれでOKでした。

でも、小3くらいで障害児支援利用計画を作成しないと、放課後等デイサービスは利用できないというお達しがきて、小5で作成しました。

2年の空白は、作成順番を待っていたんです~。



支援計画を作成したら、その後、計画が順調に進んでいるか、「実施状況の把握」と「計画の見直し」をしないといけないんです。

それがモニタリング(定期的な検証)。半年に1回行われることになっています。

放課後等デイサービスを利用にあたって、障がいをもつ本人にとって適切なサービスを行っているか?利用頻度や利用時間は?など、

障害児支援利用計画で立てた目標が達成されているか、サービスが合っているかどうか等を検証し、次の療育目標をまた設定しなおす、という事がモニタリングの目的だそう。

放課後デイサービスにおける「サービス」とは、「療育のお手伝い」。
子ども達に必要な、生活、または学習の「環境」であったり、「教え」であったり、「行動の手助け」を、私たちは提供してもらっています。

成長の度合いが、子ども達で「かなり」違うので、個人の「ここまでがんばろう」がとても重要です。

みんな一緒には進めないところが障害をもつ子ども達の難しいところ・・・。



「計画」と銘打って、子ども達の成長を確認し、次の目標を設定して、その目標を子ども達の周りにいる大人達で共有することはとても大事な事と私は思っています。

子ども達自身は、「目標」を認識できる子は少ないけれど、目標が達成される喜びはみんなわかります。

「できたね」はどんな子もすごく喜びます。

「できたね」がわかるというのは、「できていない」というのも、子ども達はきっとわかっていると思うのです。

表にそれを表現できる子もいれば、できない子もいるけれど、どの子も「できない」「できた」はすごくわかっていて、「できた」の喜びは子ども達の人生の糧であると私は思っています。

■我が家のモニタリング

初回の支援計画を作成後、半年たってもお呼びがかからず、まだかな?まだかな?と思っていたところ、

「忙しくて手が回らなかったので、今回は訪問のみで~」と、支援計画を作ることを依頼している園から急に電話がかかってきました。

もう半年過ぎてますけど~?



しかも、会議形式で、学校とデイサービス、家庭、支援計画をつくるところと4者会談で、計画をつくる、

ということじゃなかったの?

電話をもらった数日後、

計画のための聞き取りの人が我が家にやってきて、息子の様子、デイサービスの様子、学校での様子などを聞いて帰られました。

その後、モニタリングシート(案)が出来上がったので、サインをしに来てくださいとのことで、サインをしに行きました。

サインをした時点で(案)ではなくなります。

そのモニタリングシートを、息子にかかわる各関係機関、デイサービス、学校、病院、聴覚支援学校などに配布してくれとのことで、たくさんもらってきました。

えええ~?私が配らないといけないの?



で、あっちこっちに今配布して回っているところです。

こんな感じなの?
モニタリングって?
私と学校とデイサービスがやったことを聞いてまとめただけ?

■モニタリングシートの内容

息子のモニタリングシートの中には、

●我が家での息子の様子が記された項目
●我が家がお世話になっているデイサービスから見た息子の様子が記された項目
●学校での息子の様子
●病院で診断した今の息子の状況
●聾唖学校で行っている補聴器の調整や、指導内容


などが、びっちり1枚に書かれていました。我が家への聞き取り調査は訪問という形だったけど、学校、デイサービスへは電話で聞き取りしたようで、その聞き取った内容をまとめて書いていました。

次回は、また半年後、

デイサービスと学校と私と、支援事業所の相談員の4者会談が次回実現か?
今度は息子も~と言われていたような~。

でも、半年後になったら、また変わりました~とか言われそうな気もします・・・

まだまだ「障害児支援計画」や「モニタリング」のシステムは完成されていない状況のようです。

■放課後等デイサービス利用の流れ

今回で一通り、今の放課後等デイサービス利用の流れがつかめた感じもします。

数年前、我が家が放課後等デイサービス利用のために行ったことは、


利用したい放課後等デイサービスに、「利用したいんですけど~」と、申込みに行く。

役所に利用のために必要な、通所受給者証の申請に行く。

受給者証が来て、利用開始。

と、単純な仕組みだったのですが・・・

今は、
利用したい放課後等デイサービスの空き状況をまず確認。(人気のところはなかなか空かないみたいです。)

利用したいデイサービスを確保して、役所に放課後等デイサービスを利用したいと申込み。

障害児支援利用計画案を作成支援事業所に依頼、もしくは自分で作る。

この計画案を元に、通所受給者証が発行される。

放課後等デイサービス利用開始。

半年毎のモニタリング

という感じの流れなのかな?

自治体によって違うかもしれませんが・・・。
(後で勘違いでした~ってところもあるかも・・・

私が利用し始めた時は、放デイ自体が少なかったので、単純な方法でよかったのかもしれませんが、今はたくさんできて、しかもいろんな特色があり、そして、利用の際の決まり事も複雑になりすぎてわけわから~ん

連携をとらなくてはならないところも増え、我が家と繋がったばっかりに、
「これ、この間の会議の内容のコピーです。」
と、私は配って回らなければならないし、
相手はわざわざ受け取らなくてはならない・・・

という事態もなんだかイヤだなぁ~

それだけ、息子にいろんな人がかかわって、息子のことを考えてくれているという事であって、それは、ありがた~いことなんですけどね

■放課後等デイサービスはどこへ・・・

介護の世界でも「モニタリング」というものがあり、介護支援専門員(ケアマネジャー)が、適正なケアマネジメントが提供されているかどうか?状況の変化に応じた利用者のニーズが新たに発生していないか?常に把握していなければならないのだとか・・・。

介護の世界では、ケアマネージャーさんがやっているみたいですが、
障がい児の世界では、決められた支援事業所やる・・・ということになっているようです。

でも・・・
介護の世界のように、ケアマネージャーさんを放課後等デイサービスに置いて、利用計画を作ってくれた方がいいのかなぁ~?

しかし、もし、放デイ側と我が家でなんらかのトラブルがあった時、放デイで福祉サービスをマネージメントしてもらうと、他のサービスにまで影響が???

などと考えてしまいます

放課後等デイサービスで、計画を作ってくれるところもあるんですけど、我が家の場合、利用していて急に「障害児支援計画」作れの方向性に変わったので、慌てて支援事業所と契約したという流れで・・・

今現状では、「しなければならない」ものをこなすのにやっとって状況。
多分、支援計画を作る事業所さんも同じなのかな。

本人支援計画の中には、放課後等デイサービスの利用だけじゃなく、障害のための福祉サービス利用などをする時も、「計画の見直し」になるので、支援計画書を作っているところに相談を先にしないといけないよう。

勝手に福祉課に「このサービス利用したいです」と言って、利用開始にはならない?そういった意味では、モニタリングって「監視」の意味?

それって、私らが必要と思っているサービスも、
そりゃいらんやろ・・・と言われたらおしまいってことよね?

こわい



親や学校などが、障害をもつ子ども達に、「必要」と考えることが、すぐに「あ、必要なんだな」と理解してくれて、そのサービス利用に向けて手続きしてくれるってんならいいんですけどね。

お母さんの希望は?とか家庭で困っていることは?と、支援計画を作る際に聞いてくれるけど、

その支援計画を作る目的が、
「市」や「国」側を守るためなのか?
障害を持つ子ども達やその家庭=国民を守るためのものなのか?

そこが問題のような気がします。

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我が家の息子は病原菌やウイルスに弱いです。

病原菌、ウイルスに弱いという事が身体が弱いということなんだな~と、息子が我が家に来てから思い知りました。

漫画とかで身体が弱いという話がよく出てくるけど、漫画だと儚げな感じがするけど、実際は修羅場だったりします

今年も早くも新学期ちょっと前から体調微妙だな~と思っていたんです。

お漏らししたりが何日か続いて、漏らしたりということは、小学生になってからなかったのですが、急にデイサービスで漏らしたという話を聞いて、なんでかな?と思っていたんです。

それが2日ほど続き、その後下痢症状が出ました。どうも下痢をしたかったけど、おしっこしか出なかったという状態だったよう。

お腹の調子が悪いのかな?



と、思っていたら、急に体温がピっと上がる日が出てきました。

息子は身体の調子を口で伝えることができないので、体調のバロメーターとして、体温をチェックするという方法を使っています。

体調悪そうだなぁ~という時は、一日に何度も体温を測ります。
で、そんな中、急に平熱よりもピッっと体温が上がったりする時があるのです。

熱がピッと急に上がる、そういった時はちと怪しい状態で、何かの菌、ウイルスにやられてる、発症初期みたいな感じに思っています。

その後、しばらくして、発熱してぐったりする症状が出て、学校休み~ということになってしまいました

新学期早々、病欠キタ~~~~~



気をつけても、気をつけても、病原菌、ウイルスにやられてしまいます

昨年の欠席は、嘔吐、発熱、溶連菌、インフルエンザで、溶連菌なんて2回ももらってきてて、すごく大変でした。そのたびに、4日~7日は休むので、出席日数確保のために出席停止にしてもらって、病院に何度も足を運び、登校許可証をもらいに行きました。

息子が病気になると、発熱、食欲不振、たまに嘔吐などの症状が出ます。

寝ている間の嘔吐を気にしなければならなくなり、
食欲不振でも水分補給は考えないといけないし、

だからといって、だらだら寝ている時間が多いわけではなく、ちょっとでも元気になったら、暴れ出すので、体調に気遣いながら遊んであげなければならない~

家族の病気は、家族の者が大変になる・・・



そして、病後の療養期になってくると、養生という名のおこもり生活が始まります。

保育園時代は1ヶ月くらい回復にかかっていました。
ずっと微熱が続くので、保育園を休まなければなりませんでした。

やっと熱落ち着いてきたなって思って登園しても、「お熱です~お迎えに来てください~」とのコールがかかったりもよくしていました。

微熱、発熱の間は、買い物にも行きにくいので、スーパーのネットで買い物できるところを利用したり、旦那が帰ってきてから交替で私が買い物に出たり・・・。

そんな感じで、家族が病弱というのはかなり生活が大変です。

ダウン症児すべてが病気に弱いというわけではないと思いますが、
やはりダウン症だからかな~と思ってしまいます

■ダウン症児が虚弱なわけ~私なりの見解

低緊張


ダウン症は低緊張。筋肉の緊張度が低いため、筋力が弱い口を開けていることが多く、病原菌が入りやすいのでは?

体温調節が下手


障がい児は体温調節がうまくいかない子が多いのだとか。息子も例にもれずです。体温調節中枢がうまく働いていない?夏は熱がこもりやすく、冬は熱を作りだすのがむずかしいです。

体温を感じとり、自分で自分を守れない


自分で温度をうまく感じ取るのも難しいようで、寒かったり、暑かったり、がわかりにくいみたいです。自分で上着を着たり、脱いだりはこちらが促さないと身体を守ることができません。

皮膚が薄い


皮膚が薄いなども関係するのでしょうか?ダウン症の子は皮膚が薄く、目の周りの皮膚は特に薄くもろいので、泣き暴れたら、血管きれて、目の周りにそばかすみたいな血管切れた後が出ます。

ダウン症の21番目の染色体が1本多いだけで、いろんな不都合が起こっています。そのせい?か病気がなついてくるので、困ってます。

■虚弱体質改善のためにしていること

病気にかかると、改善がとても遅いです。息子は鼻にくることが多く、鼻水がたくさんいつまでもでます。

菌、ウイルスが副鼻腔にも影響を及ぼしているのでしょうか?
目ヤニ、耳だれで困っています。

副鼻腔の状態をみたいので、MRI撮影で中の状況を見たいと耳鼻科の先生は考えているのですが、MRI撮るのにじっとしていなければならず、息子はそれができないので、麻酔をしないといけないのです。

でも、原因を知るためだけに麻酔をしても・・・と考えるからか、そこまではしなくていいかで止まっています。

原因知っても治療方法一緒だもんね。



今は、鼻水がそうそう出ないような強い身体をつくろう!という事で、漢方を飲んでいます。

効果はちと微妙かなぁ・・・。

飲んでいる漢方は「十全大補湯」



耳鼻科の先生がいうには、中耳炎に効果ありという結果が出ているそうです。

漢方は、苦いので、飲むのが困難な子どももいるそうです。
息子は最初はめちゃ嫌がってたけど、頑張って嫌がらずに飲めるようになりました。

病気になると、鼻水が大量に出て、その鼻水が耳にまわり、そこから滲出性中耳炎・・・という幼児期。何度も繰り返すうち、慢性になり、補聴器が必要という状態になってしまいました。

普通の子どもなら、鼻をかむということができるようになると、中耳炎は治っていくそうですが、息子はなかなかかむことができるようにならなくて・・・。

小3ころから少しずつ鼻をかむことは上手になってきて、4年生でかなり上手になりました。

成長は感じていますが、生まれてから、すっきりしない体調。いつも低空飛行です。抗生物質もたくさん飲んできました。

漢方で少しでも、抗生物質に頼らない生活になるといいなぁと思っていますが~

なるかな~?




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息子と娘の新学期が始まりました。

娘は普通の公立の小学校
息子は他市の特別支援学校

行ってる学校が違うと、始業式の日が違ったりするので、バタバタしてしまいます

■通学の様子~息子の場合はバス通学



息子は重度の知的障がいで、普通の小学校で学ぶのは難しかったので、支援学校にしたのですが、隣の市にあるので、必然的にバス通学。

年度が変わるとバスに乗る生徒の人数からか、バス停への到着時刻が早くなったり、遅くなったりするのが難点です。

他にも、バス停が、我が家から結構離れていて、連れて行くのが大変。そして、バスの時間に合わせるのが難しい。早く行きすぎると、息子をその場所で待たせる時間が長くなるので、「長く待つ」は息子には少し難しかったりします。

乗り遅れたり、バス停行ったけど、「トイレ~」となってしまって、バスに乗らずに帰らなくてはならなくなったりというハプニングも多々あります。

息子にトイレを我慢するという芸はできませ~ん。





バス通学で一番大変だった思い出は、台風がやってくる~、でも学校は休みじゃない~って時でした。息子は向かい風が苦手。多分呼吸するのに風が妨げになって、苦しくなるような感じがするからじゃないかと思うのですが、そんな日に、雨、風をしのげるところがないバス停で、じっとたたずんでいることができません。

強めの風が吹くたびに、ぎゃーぎゃー暴れます。

もうちょっとでバス来るから~。


と、なだめすかして待ってるんですけど、暴れるので傘させない。待ってる間にじゅちゃ濡れになってしまいます。

家に帰って、今日はお休みにしようかな?って思ったら、バスが来て、そのままバスに押し込んで、学校に行きました。

雨の日は、学校についてから先生方が、雨の中子ども達を校舎に入れる役目もあるので、先生側も大変です。

今は、だいぶ上手にバスを待てるようになりました。アウトドアチェアをもっていって、バス停近くで息子を座らせていたりします。椅子に座った方が、ゆったり落ち着いて待てるみたいです。

小学校入学から、いろいろ工夫して何年も「バス停で待つ」を頑張ってきました。今年も頑張って登校させねば!



■娘の通学は徒歩~集団登校です

娘は公立の普通の小学校なのですが、登校班と称して、住んでいる地区を分割して、班をつくり、集団登校をしています。

その付き添いで、保護者が週交替で、毎朝学校まで連れて行くという通学スタイルです。

登校する時には2列に並んで登校します。バラバラに集合場所に集まった小学生たちが、

時間きたから行こうか。


の合図と共に、2列に並びます。並ぶ際、6年生が先頭、最後尾に1年生となっています。今年娘は6年生だったので、先頭になるのでは?と思っていましたが、6年生は数人いたので、じゃんけんで決めた結果、娘にはなりませんでした。

6年生が1人しかいない時は、必然的にその子になっちゃったり、俺がやる!、私がやるわ!なんて子がいる時はスムーズに決まるのですが、今年はなかなか決まらなかったので、じゃんけんになったみたいです。

集団登校は、防犯上はいいかもしれませんが、気ままに学校までの道のりを楽しんだり、仲良しの友達と学校までの道のりを楽しんだりという、通学路を楽しめないというのはあると思います。他、列で並んで歩くので、急なアクシデントで誰かが止まると危ないし、車や自転車が列に突っ込んだりすると、逃げ場が少なくて危ない気がします。

娘が行く登校班は小学生同士があまり仲良くありません。朝、集合場所に集まったら、みんな無口です。時間になったら、学校まで、みんな黙々と歩きだします。そして学校内に入ると、待っていた友だちと楽しそうに教室へ行ったりしています。

学校に着くまで微妙な空気。今の子どもら、誰とでも話のできる子の方が少ないよね。



そんな風景もなんとなく、かわいそうだなぁ~なんて思ってしまいます。

■学校までの道のり~娘の場合

新学期なので、荷物が大変に多く、歩いてる足どりも重いです。荷物が多い時はランドセルの中身の重圧と、手提げに入れた荷物の重さの重圧を、必死に耐えて学校まで歩いている・・・ように見えます。

私はそんな感じで見ていますが、当の子どもたちは、それは当たり前と受け止めているのか、淡々と学校までの道のりを歩いているので、そこはすごいなぁと思ってしまいます。

私だったらぶ~ぶ~文句言ってるよ。



娘の通学路は、ガードレールがない車道に、歩道部分に色をつけてあります。その歩道部分がめちゃ狭い。

車が突っ込んでこられたらもう逃げ場がない~
こういった通学路は多いと思いますが、大勢で歩いていると怖いです。

これも徒歩通学の難点かな~と思います。

朝の登校と、学校から帰宅の時間は地域での見守りをしているのですが、どうか無事小学校生活をまっとうしてくれ~と、祈る気持ちで地域で見守り活動しています。

■学校までの道のり~息子の場合

息子はバス停までは自転車の後部座席に乗って移動しています。学校まではバスが連れて行ってくれるので、自分で重い荷物を自分で持って行くという経験に乏しいです。

小学5年生だけど、身体的には2年生くらいしかないから、重い荷物持つこと自体が難しいんだよね・・・。



しかも、自分の荷物の把握が曖昧で、確実じゃない。

この荷物俺の!


と、確実にわかってるわけじゃないので、傘や帽子などは、大人の監視が必要です。じゃないと、どっかでなくなるんで・・・。

今年はバスの時間が早くなったので、早めに家を出たのですが、バスは昨年通りの時間に来たので、長く待つことになってしまった。

いざバスの扉が開かれると、中から奇声が聞こえてきました。

よく見ると、耳をふさいでいる子もいて、ああ、新学期だから、切り替えるのが大変な子が多かったんだな~という事がわかりました。

支援学校に通う子ども達はとても敏感な子が多いです。
「春休み」から「新学期」に切り替えるのが難しかったりするみたいです。

息子は、春休みがいつまでで、新学期がいつからかってのはわかっていません。日付や曜日を理解していないのですが、なんとか促されるままに、学校行けてます。長い休みから学校へ行くことへの切り替えが少なくなるように、長い休みはデイサービスに行ったりして、あまり活動内容を変えないようにはしています。

でも、曜日や時間や日にちで人は切り替えが行われるので、そういった事を覚えてほしくて、今、カレンダーを教えています。○をつけたり、色をぬったりしても、それが何の意味なのかまだ理解してないです。いつか理解してくれる日がくるといいのですが・・・。

新学期もわかってないので、今日、学校へ行って、あれ?いつもの先生じゃない・・・と、びっくりするんだろうなぁ。

夏休みや冬休みが終わっても担任の先生は変わらないけど、春休みが終わると担任の先生が変わっているという法則にも気づいていないと思います。

■みんな学校へ一生懸命通っている

そんな感じで、小学生、みんな一生懸命学校へ通っています。

「義務」教育なので、それが「あたりまえ」かもしれないけど、子どもにとって楽しい「義務」ならいいんだけど・・・。

息子と娘はいまのところ楽しく通っています。

学校の門をくぐるまで、支援学校生も普通小学生も、結構大変なのですが、それすらも楽しみに変えて、そのうち大人になったら、こんな感じで学校に通っていたな~なんて想い出にしてくれたらいいなって思います。

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