ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    散髪

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    ダウン症の息子、今日は散髪の日。
    散髪の日は散髪の絵カードを見せると、わかってくれます。
    徒歩で行ける距離のところなので、場所もちゃんとわかってて、道順も憶えています。

    でも、車や自転車を自分でよけたり、交通ルールをわかっていないので、自分だけでは行くことができません。自分だけで歩くことができないので、いつも誰かが常に一緒にいます。

    美容室へ着くと、いつもの・・・になってしまっている息子。髪型は切り方で変えられるというのがわかってないのかも・・・。もう少したらヘアスタイルを変えるというのにチャレンジしてあげたいとは思っているのですが、まだ穏便に散髪を済ませるという域から出られてません

    でも、子どもの頃は、ビデオを見せながらだったのですが、それもなしでできるようになり、シャンプーができるようになり、と、それなりにスキルアップしてきました。


    今回は、うなじ処理を剃刀でしてもらえました。
    今までは電動のシェーバーを使ってもらってました。

    ↓こんなん
    shaver

    うなじ処理をする時、こそばゆいらしく、よくシェーバーから逃げようと首を動かして逃げていました。危ないので、やめてほしいけど、本人、危ないってのがわからない。

    美容師さんは、そんな時、怒るでもなく、たしなめるでもなく、やんわりと首を固定したりして、やっていたのですが、だいぶ首を動かすことがすくなくなったと判断したのか、今回は剃刀でやってくれました。

    電動から手動の剃刀に昇格した~

    kamisori
    最初は動いていたのですが、いつものように怒るでもなく、やんわり「ちょっとじっとしててね」と言葉がけすると、動きが止まり、じっとしていることができました。

    言葉わからない同士、以心伝心できた。


    息子は、単語ならなんとなくわかるのがあるのですが、文章になると、ニュアンスしかわかっていないようです。

    今回も多分言葉がわかったのではなくて、前後の美容師さんの行動から言ってる事を読みとったんだと思います。信頼関係ができないと、こういったの難しいんだよね

    障がいに慣れている福祉関係の人でも、初対面だと、息子の行動や言語の事を「どういう意味?」と聞かれたりします。慣れてないと、息子の行動や言動は難しい。

    言葉ができないデメリットは初対面が結構くるなぁ


    障がいには信頼とか慣れとかがめちゃくちゃ大事。
    今後のためにも、信頼できる人をもっと増やしてあげたい。
    災害の時、親亡き後が、とても心配です。


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    以前は子どもカットをたくさん扱っているような美容室だったのですが、今は普通の美容室に通っている息子です。

    高校生になってから、髪伸びるのが早くなって、せっせとなじみの美容室に通っています。いろんな美容室に通えるようならいいのですが、新しい所や新しい人からの散髪は難しいので、今のところでずっと散髪できたらいいなぁって思っているところ

    以前は首回りのバリカンとか、くすぐったいのか、首を微妙に逃がしてたのですが、今日はにやにや笑いながら、首を逃がすことはしていませんでした。

    にやにや笑いながらってのはくすぐったいのかな?でも体幹しっかりしてきた感じで、ぶれることなく椅子に座っていられました。


    以前は美容室にお気に入りのDVDをもっていってそれを見せて散髪してもらっていたのですが、そんなことをしなくても、ちゃんと座っていられるようにもなりました。

    シャンプーもここ1年ほど前からしてもらえるようになって、普通の散髪スタイルになりました。

    いつも「シャンプーどうしますか?」と美容師さんが聞いてくれて、断っていたのですが、今は散髪→シャンプーという流れになって断らなくてよくなったので楽になりました。

    ↓上向きでじっとしとかないといけないので、最初はできるかな?とお願いするのが恐ろしかったのですが、今は気にしなくてよくなったのもよかったです。

    head_shanpoo
    今後の課題は、新しい髪型を開発する事かな?

    いつも、「いつもの髪型で~」って感じで、私が美容師さんに言ってて、息子が望んでいるのは違う髪型かもしれないので、そこが気になってます。

    いつか、息子が自分でやってみたい髪型とかを、選んでしてもらえるようになるといいなって思ってる。

    いつも短髪なので、櫛とかも扱ったことがほぼありません。

    美容的な身だしなみは、服はなんとなく選んだりしているので、もしかして、髪型もほんとはこだわりあるのかもしれません。

    そいうった方向の引き出しが増えるように、工夫できればなぁって考えています。


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    息子の髪が伸びに伸びまくって、前髪が目に入りそうって感じだったので、散髪に行くことにしました。

    知的障がいがある息子の散髪は、親にとって、心がヒリヒリ痛む作業なので、のびのびになってしまって、仕方なく行くって感じになってしまっています。

    息子はじっとしているのが難しく、「じっとしててね」と言っても、その言っている内容がわかってくれてるのか、くれてないのか・・・

    本人が嫌だと思ったら動くし、
    じっとして何かに集中していられる時もあるしで、
    動きが読めない

    すみません、息子の髪を切って下さる美容師さん。

    という気持ちで心がいっぱいになり、ヒリヒリ心が痛むのです



    そんな状況なので、先延ばしにしてしまい、目に入りそうな髪になってから、やっと重い腰を上げた私。行ってみると、美容室内満員御礼で、3時間ほどの待ち時間。

    なぜこの日を選んだ私!


    結構いつも、子どもでにぎわっている美容室です。すいてる時間狙ったつもりだったけど、外した~

    他にも美容室行けるところがあるといいのですが、息子の髪を切ってくれそうなところ、いまのところここしか見当たらない

    開拓しなきゃと思いつつ、なかなか腰が上がりません~。

    同じ料金だったら、知的障がい児よりも健常な方々の散髪したいよね・・・とか思ってしまって動けんって感じ。


    息子は、慣れたところなら、散髪自体は嫌ではなさそうなのですが、バリカン系はこそばゆく感じるのかすぐ動いちゃう。

    好きなアニメを見せてくれるところなのですが、アニメに夢中になると、画面の動きを真似したりで、身体が動いてしまったり、嫌ではないけど、じっとしていないので、切るのが大変という状況になってしまう息子の散髪風景。

    3時間待った後の、散髪は、息子も私もへとへと。
    でも、美容室の方もへとへとなんだろうなぁ・・・。

    そんな中、うちの息子の散髪してくれてありがとう、と声を大にして言いたいです。

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