支援学校へは通学バスで通っている息子です。小1から高3の現在までずっとバス通学でした。
家からバス停まではそこそこ距離があって、ゆっくりモードのダウン症児ですが、毎朝頑張って歩いてバス停まで行ってます。
我が家の近隣の支援学校、たいていみんなバス通学。
自分でバス停まで行ける子も結構いるのですが、息子は無理でした。
成長すればもしかしたら・・・という感じの子ではなかったので、小学生から高校まで頑張ってバス停まで送るぞ!とは覚悟してた。
帰りは放課後等デイサービスの車が送ってくれるので、助かってます。
息子は、部屋の中しか、自分で自分の思ったところに移動はできません。外に1歩出ると、誰かがついていないと、目的地まで行くことができません。
息子はそこそこ目的地までの道を覚えることはできるのですが、車に気をつけたり、自転車に気を配ったりができない
多分、ずっと誰かと共に歩くことになるんだと思います。
学生生活が終わったら、どこかの事業所まで私が送迎することになる予定。B型事業所で送迎してくれるところ、めっちゃ少ない
仕事上がりが15時くらいのところが多く、学生時代よりも送迎に追われるかも。
でも仕方がない
移動支援という支援サービスがあるようなのですが、学校への通学や職場への通勤には原則として使えないんですよね。職場から自宅へ帰る時、少し寄り道して帰ってもらう、という使い方をしてるみたいです。
そっちの方が子どもにとっちゃ、大変では?少なくとも、うちの息子にはその方がストレスだろうなぁ・・・。仕事で疲れて、早く帰りたいのは障がいを持ってても一緒だと思う。
移動支援もうちょっと寄り添ったサービスにしてほしいなぁ。毎日の通勤、通学が一番大変なのにな・・・ということで、通学バスのありがたみをかみしめながら、親子で通学バス停まで卒業まで通おうと思ってます。
うちは、ゆっくりモードのダウン症児との徒歩だったので、道々、小さな植物を目で追ったり、月や太陽の手話を練習したり、カラスやスズメを愛でつつ通ってました。
時に、台風が近づいてて、風が強くて、息子の体力じゃ歩くのが難しい日があったり、大雨でびしょ濡れになったり、めっちゃ暑い日も、凍えそうな寒い日もバス停で親子でバスを待った11年。今年12年目入ってる。
後、半年、頑張ろう
↓通学バス停までの道のりで見つけた雑草たちをリール動画にしてみました。毎年こんな雑草見てたな~って自分が思い出せるように作ってみた
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