ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    映画

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    親子で妖怪大戦争を見に行ってきました。

    私はあまり映画館が好きではありません。昔は大好きだったんですけど、今の映画館には様々な関所があり、そこをいちいちクリアするのがとても面倒に感じるんです。



    映画館の様々な関所

    私は昭和世代。今の映画鑑賞システムが面倒に感じるのは私だけでしょうか?今のシステム、便利なの?私にとっては大変不便。ましてや、子連れでは、サバイバルにしか感じないんですけど・・・

    チケット購入

    まず、チケット購入する時の、機械操作が嫌です。

    次へ次へって面倒くさい~

    いちいち画面をタップして次の画面、次の画面と出すのが煩わしく感じます。

    昭和の映画館鑑賞は、映画館の窓口でチケットを店員さんから買うというシステムで、映画館にいかなきゃならなかったけど、席が決まってなかったから、チケット買うのは簡単でした。満席の時は、席と席の間の階段で見るという方法ができたのが今考えるとすごいなぁ。

    今はそんなことできなくて、席でゆっくり見られるのは、いいのかもだけど、その日しか空いてないって人は映画観られないって事だよね・・・。

    席でゆっくり観るためには、映画館で自動券売機の前で画面を読みつつ、次へ次へとボタンを押さなきゃ・・・。子どもがまだ~?という感じの間、機械操作するのがなんか嫌・・・とか思う私は我儘なのか・・・。

    子どもを気にしつつ、間違わないようにボタン操作って大変なんだよね。

    事前に予約もできまっせって?子どもの気分はすぐ変わる・・・体調も変わりやすいので、予約はあまりしたくない~。

    飲食売店

    飲食買うのも面倒です。メニューが煩雑すぎて、よくわかりません。お得セットとか謳っていても全然お得を感じないんだけど・・・。バラバラなメニューにすると出来上がるの、遅くなるし、大抵混雑しているし・・・。

    昔のように、缶ジュースやポテチなどの簡単な物を売ってくれるといいのにな。


    昭和の映画館には売店があり、パンフレットもお菓子もキャラクター商品も同じ扱いで売っていました。この光景、私が田舎だったから?映画の前売り券も同じ扱いで売っていて、そこに行けば買えるし、自動販売機もあったので、飲み物をそこで買えばよかった。

    映画館としては儲からないのかもしれないけど、売店で儲けなきゃ映画館としてやっていけないの?

    入場口

    今の映画館。入場する時が一番大変です。我が家の場合、子どもらのために、ポップコーンセットやら、フリじゃがセットやら購入しなければならないのですが、そのトレーを持って、映画チケットを見せるって、手がいくつあっても足りないよ~。すんごい苦労します。

    息子がいる時は、障がい者割引でチケット購入するので、療育手帳も見せなきゃならなくて、息子といる時はたいてい車で行くので、駐車券割引を受けたくて、駐車券も見せないといけません。

    手が6つくらいほしいです。

    最近は娘が大きくなってくれたんで、一緒に行くと助けてくれるんでありがたい・・・

    昭和の映画館は、入場する時に人に料金を払うシステムだった。映画の時間とか新聞で調べて行ったりしてたなぁ。館内はそんなに広くなかった。床もカーペット使用じゃなく土間的だった。きれいじゃなかったけど、券を購入すればいいだけだったので楽だったな。

    スクリーン

    スクリーン探しも大変です。子連れで、スクリーンが一番遠い部屋だったらがっかりします。

    昭和の田舎の映画館、スクリーン1つしかないから、探す事も選ぶこともなかった・・・つ~が違う映画が見たけりゃ、その映画やってる映画館行けよって感じだった。

    昭和の映画館のスクリーンの方が大きかったような気がする。今は、小さく区切った部屋で少ない人数の方々と一緒に映画を鑑賞するので、共感とかを感じにくい気がします。昭和の映画鑑賞は、笑うところでは、一緒に笑い、泣くところでは一緒に泣く、的な鑑賞の仕方でした。

    それがいいのか悪いのかは、人によるとは思うけど、こんな映画システムになったという事は、大人数で1つの映画を共有して鑑賞するとか、同じ感情を味わうとかが嫌な人が多かったって事なのかな?

    それでも、映画館で映画鑑賞がいい訳

    そんな関所をえっちらおっちら通過して、スクリーンの前に座ったら、もう映画はどうでもよくなる私。

    疲れた・・・、もう私の仕事は終わった・・・。


    でも、子どもらはここからが本番。わくわくしながら、ポップコーンやフリじゃがを食べ、映画が始まるのを今か今かと待っています。このワクワク時間に、飲食が必要なんですって。

    今回観た「妖怪大戦争ガーディアンズ」は、娘がCMを見て、行きたいと言いだした作品です。
    ↓妖怪大戦争はなんか昭和チックでした。
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    前作があるようですが、前作の存在を知らずに見た私らでしたが、前作まったく知らなくても楽しめました。

    子どもらは大満足。
    あまり期待はしてなかった私だったのですが、面白かったです

    ↓前作の方がもっと昭和チックでした。ネットで観た私でした
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    映画館で映画を楽しむ子どもらは、映画のストーリーと音響、画面などを楽しんでいるのですが、私の映画館で映画鑑賞の楽しみは、スクリーンを見ている子どもらの表情を横で見て、クスッって思う事。

    特に息子は場面、場面に合わせた表情になり、息子の横顔がとても面白いんです。
    ↓いつも百面相で観ています。映画作ってる人に見せてあげたい顔です。
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    戦闘シーンになると、一緒になって、手を振り上げたりして戦ってしまうので、それを制止するのがちと大変ですが、我を忘れるほど、物語に入って、楽しむ子どもの姿を見ると、

    頑張って連れてきてよかった~


    と、思います。

    娘も中1くらいまでは、映画鑑賞で、百面相をして見ていたのですが、高校生になったら、百面相少なくなった・・・大人になるってなんかつまんないね

    様々な関所を通って映画鑑賞するんですけど、今の私はゆっくり映画鑑賞よりも、子どもらが楽しむお手伝いって感じで映画に行っています。

    もうちょっとすると、娘は親と映画に行ったりしないかもしれないし、息子は、福祉施設の人と映画に行ったりするようになってしまって、私とは行ってくれなくなるかもです。

    そうなったら、ゆっくり自分のために映画館に行こうかなって思ってますが、さらに進んでロボットに接客されるシステムになっていたらどうしよう・・・とか考えてしまうのでした



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    台風19号が過ぎ去ったら、大変なことになってた。
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    千曲川決壊のテレビ画面があまりにも衝撃的でびっくりした。

    リアル天気の子・・・。


    先日観てきたばかり。
    そう思ったのはきっと私だけじゃないはずだ・・・。

    この台風の中、地震速報があった時もめちゃくちゃ怖かった。
    大丈夫かな?地球・・・


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    天気の子をやっと見に行くことができました。

    旦那と娘が観たいと言って、私も観たかったけど、息子にはちょっと難しいと思ったので、私と息子はお留守番。息子だけでお留守番はできないんで、仕方あるまい

    いつか観に行こうとチャンスを伺っていて、私だけフリーの日に一人で行ってきました。

    映画館に着いて、上映時間をよくよくみると、MX4Dしかやってなくて、普通のやつは朝早くか、夕方遅い時間しかなかった。

    そんな時間、主婦は行きにくいよ~。


    でもMX4Dは料金が高い
    大人料金に1200円プラスされてしまう・・・
    どうしようかと思ったけど、もうこんな日は作れないと思ったので、頑張って料金出した

    MX4Dとは?
    韓国のCJ 4DPLEX社が開発した体感型を演出するための劇場上映システムなんだとか。4DXは、シートの可動、風、水しぶき、香り、煙、風圧、雷、雨、泡、フラッシュの10種類の体感が得られる。MX4Dは、シートの突き上げ、首元への感触、背中への感触、香り、風、水しぶき、足元への感触、地響き、突風、霧、ストロボで、それに加え、シートの可動というような体感をさせてくれるものだとか。

    天気の子では、シートの可動、風、水しぶき、風圧、雷?フラッシュ?などが使われているようでした。

    足元から風を感じたり、多分アームレストからだと思うのですが、水しぶき?が出てました。パノラマ的な視覚を生み出すために、左右に大きく椅子が回るというか、揺れるというか、そういう感じに椅子が可動していました。雷のシーンではスクリーンの上部横がフラッシュバシバシって感じで、雷を表現していました。

    記憶分のみですが~、他にもあったのかも・・・。



    しかし、私的には、「天気の子」にMX4Dはいらんとか思ってしまった。
    椅子の座りごこちはめちゃくちゃ良かったですが~、話の最中に揺れたり、空気や水滴が飛ぶのは、

    気が散る!!

    とか思ってしまったのは、おばさんの感覚か?

    以前、長崎のハウステンボスで「大航海体験館」というアトラクションシアターがあって、映画に連動して座席が動くというものがあったのですが、MX4Dってまさしくそれでした。

    2008年に閉館したらしいけど、時代は今だよ~(;´Д`)
    ハウステンボスは先取りしすぎた?

    な~んて、天気の子を観ながらそう考えていたの、きっと私だけだろうなぁ

    「大航海体験館」は、オランダの少年が主人公で、日本にシャンデリアを贈るため、大人達と一緒に船に乗り込んで、途中嵐に見舞われ、大変な思いをしつつ、無事、江戸の将軍にシャンデリア献上した、という話で、その映画に合わせて座席が動く、というアトラクションでした。

    嵐のシーンでは、船が嵐の波で翻弄されている感じを表現するために座席が揺れたり、オランダの街並みを馬車で走っているシーンでは上下に小刻みに座席が跳ね上がる・・・。

    なんてやつだったです。

    で、天気の子を観た映画館のマッサージチェアのような椅子じゃないんで、揺れがめちゃくちゃ激しく感じるというものでした

    でも、それが臨場感を与えるんで、すごくよかったのに、施設の老朽化とかで、閉館になって、現在はない

    上映時間も15分か20分くらいなんで、MX4Dとしてはちょうどいい感じ。映画でMX4Dやると、上映時間長いんで、途中で仕掛けが出てくるとびっくりしちゃうの私だけ?

    ハウステンボスさん!
    今!今こそ、「大航海体験館」だ!!
    復活希望します。

    映画観ながら、別の事考えてしまったけど、天気の子の話自体は、面白かったです。

    ただ、子どもの親の感覚で観たので、大人のしりぬぐいを子どもにさせている的話に感じて、胸が痛かった。

    なんか国連で環境について発言してた「グレタ」さんを思い出したりしました。

    天気の子では、子どもを表に立たせて、大人は非難するか、崇めるかどっちかだった。
    でも現実の世界でもそうだよね~。

    というか、そこが描きたかったのかはわかんなかったけど、「人柱」という言葉にそれを感じてしまいました。

    帆高くんと陽菜ちゃんのラブストーリーは、なんか、昭和の話?とか思った。

    生活が昭和って感じだったので、それにスピリチュアルひっつけた的な印象を受けてしまいました。

    「君の名は」はめちゃラブストーリーだったけど、最後が私的にはもわっと感じたので、見終わった後すっきりしなかった。

    天気の子は、バッチリ陽菜ちゃんが別の男作らんと、待っていたし、帆高くんも心変わりせんと一筋だったので、

    おお、少女漫画の王道!

    とか思っちゃった

    ヒーローとヒロインが曖昧関係で終わるのは、おばさんの中じゃありえん!おばさんは純愛が好きなのだ。

    かわいいキャラや話の中に「人柱」はちょっと衝撃だったけど・・・。

    誰かの犠牲でみんなの笑顔とか、
    逆に自分を取って、東京水没とか、
    みょーにリアルに感じました。

    みんな自分ひとりひとりが、頑張れ!
    みたいに感じたのは私だけかな?

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