息子は色を塗るのが大嫌いみたいです。
でも、それは特に生活に支障はなかったのですが、先日、その話をデイサービスの人に話したら、「色覚異常とかはないですか?」って言われて不安になってしまったのでした。
(記事こちらです↓)
そんなことから、色覚検査の練習をしてから検査に挑みました。
↓youtubeで探した石原式というのを何枚か印刷して練習しました。
息子の場合、数字が1~9までしか言えないので、29とかは「2」「9」とかに分けて言うようにしました。
夏の眼科検診では、「色覚検査はネットで調べたらいろいろ出ますので、それで練習できますよ」という事だったのですが、
練習したものとは違ったものも出た~
表紙、こんな感じだったです。
この中の数字を答えるのですが、
↓こんなのは「1」「2」でわかりやすくて大丈夫だったのですが・・・
↓こんな風に色の境界線があいまいになると、自信もって答えることができず・・・
↓これにいたってはどう答えればいいのか・・・
になってしまって、わからなくて正解のものなのですが、「わからない」が言えなかったです
検査員の方は、イラストを見せながら、イライラしてるみたいでした。
検査してくれてる方が、「こりゃダメだ」と、判断したのか、別室に連れていかれて、別の検査方法に切り替わりました。
アイシャドーがグラデーションで並んでる~的な物の中の任意の色を取り出し、これに似た色をチョイスしてもらうという検査でした。
似た色をどんどんチョイスしてもらって、グラデーションにもっていくという検査のようです。
が、息子にはできませんでした。
「似た色」という言葉がわかんないんです。それが、色がわからないのか、「似た色」という言葉がわからないのかが、こちらもわからない~
という始末
「似た色」という言葉を「一緒」という言葉にしてもらったらどうかと思って、こちらも口を挟ませてもらったのですが、検査員の方はかたくなに「似た色」という言葉を使っていて・・・
息子はその検査員の方が何を望んでいるのか、どう答えればいいのか、すごく困惑していて、泣きそうな顔になっていました。
眼科の先生からは「色覚異常かどうかわからない」と言われました。
頑張って検査を練習してきたけど、メンタル傷つく結果となってしまった・・・。
検査員の方の心の中の
「こんなのもわかんないの?」
「あ~この子めんどくさい」
「この子に検査をするの大変」
という言葉が息子の心に聞こえていたと思います。
耳鼻科では、音が聞こえてるかどうか、ボタンを押してお知らせする検査方法ですが、その手順がわかっていないと、検査にならない。
眼科もランドルト環での検査で、何を言えばいいのかわかっていないと検査にならないんです。
その検査をするために何年も練習しました。
色覚も年単位の練習必要かな・・・
もう少し簡単な検査方法が見つかるといいなぁ・・・。
↓幼児の絵本なのですが、学校の教材として買ってもらっていました。
息子の学校では、教科書がありません。なので、絵本とかを教材として使っています。しかし、絵本を見ながら何かをやってる?といった感じはないです。だってきれいなまま学年末に持って帰ってくるもんね
色の勉強的なのは、絵を描いたり、工作をしたりで、勉強しているみたいです。息子は1色か頑張って2色くらいしか使わないのがいつも気になっています。
家でも、信号機やカラーボールを見せて、「あれは何色?」と聞いたり、ペンやクレヨンで「どの色がいい?」と選ばせたりしてみるけど、
って思ってるみたいで、アクションおこしてくれないよ~
色について、息子は興味なさげです
学校では、これも絵本が教科書替わり。
数を量的にわかっているのは1~5くらい?
頑張って1~10くらいかな~
先日、だるまがたくさんいるお寺に行って、だるまを数えてました。
たくさんあると、数える・・・という状況を自分から作れるようにはなってきているみたいです。
数について家でやるのは、お風呂で数を数えて湯船に浸かるとか。
何年もやってやっと30まで数えることができるようになりました。目標は60なのですが、1~10が基本で、後は「じゅう」という言葉がついているのに気づいていません。その気づきが少ないのが知的障がいというものなんだな~とも思います。
気づかせようと、「語尾にじゅうをつければいいんだよ」と言っても、わかってもらえません。ここに「あ、そうだったのか・・・」という理解の神様が降りてくるのはいつの日の事か・・・。
ある日ふっとその神様が降りてくると、きっと100まで言えるようになると思うのですが・・・。
こちらが一生懸命教えても、理解という光が降りてこないと息子の中にその教えた事は広がらない、という現象を何度も見ました。
理解って不思議
その理解がないと、身体能力がわからない~という事態に今とっても不都合を感じていますが、息子が地道に頑張っているのだから、私も地道に頑張るしかない。
その頑張って集めた「知」の集結が、息子の身体をどんどんよくしていくことを期待しています。
でも、それは特に生活に支障はなかったのですが、先日、その話をデイサービスの人に話したら、「色覚異常とかはないですか?」って言われて不安になってしまったのでした。
(記事こちらです↓)
そんなことから、色覚検査の練習をしてから検査に挑みました。
■ダウン症児の色覚検査
夏休みの眼科検診で、冬休みには色覚検査を・・・と、お願いしていて、youtubeを見て何度か練習しました。↓youtubeで探した石原式というのを何枚か印刷して練習しました。
息子の場合、数字が1~9までしか言えないので、29とかは「2」「9」とかに分けて言うようにしました。
夏の眼科検診では、「色覚検査はネットで調べたらいろいろ出ますので、それで練習できますよ」という事だったのですが、
練習したものとは違ったものも出た~
■石原式色覚検査
リンク
表紙、こんな感じだったです。
この中の数字を答えるのですが、
↓こんなのは「1」「2」でわかりやすくて大丈夫だったのですが・・・
↓こんな風に色の境界線があいまいになると、自信もって答えることができず・・・
↓これにいたってはどう答えればいいのか・・・
になってしまって、わからなくて正解のものなのですが、「わからない」が言えなかったです
検査員の方は、イラストを見せながら、イライラしてるみたいでした。
もう少し言い回しを考えてくれたり、幼児に接するように質問の言葉を選んでくれたらまだわかると思うのに~!
とか思ってしまいました。やさしい言葉に置き換えて答えを引き出すというのは、逆に検査にならないのかな?つめたく突き放した態度に息子は萎縮していました。検査してくれてる方が、「こりゃダメだ」と、判断したのか、別室に連れていかれて、別の検査方法に切り替わりました。
■パネルD15
リンク
アイシャドーがグラデーションで並んでる~的な物の中の任意の色を取り出し、これに似た色をチョイスしてもらうという検査でした。
似た色をどんどんチョイスしてもらって、グラデーションにもっていくという検査のようです。
が、息子にはできませんでした。
「似た色」という言葉がわかんないんです。それが、色がわからないのか、「似た色」という言葉がわからないのかが、こちらもわからない~
という始末
「似た色」という言葉を「一緒」という言葉にしてもらったらどうかと思って、こちらも口を挟ませてもらったのですが、検査員の方はかたくなに「似た色」という言葉を使っていて・・・
息子はその検査員の方が何を望んでいるのか、どう答えればいいのか、すごく困惑していて、泣きそうな顔になっていました。
僕に何を望んでるの?どうしたらよかったの?
■色覚検査の結果
そんな検査方法から、「検査不可能」という結果をいただいてしまい、眼科の先生からは「色覚異常かどうかわからない」と言われました。
頑張って検査を練習してきたけど、メンタル傷つく結果となってしまった・・・。
「異常あり」でも傷ついたとは思うけど、「わからん」というのはなんか別の意味で傷ついた・・・。
でも、一番傷ついたのは、検査してもらった本人で、これはなんのためにしているの?何を答えればよかったの?
息子はずっとわけがわからないテストに、一生懸命耐えて頑張っていました。検査員の方の平坦な物言いにも、頑張っていました。検査員の方の心の中の
「こんなのもわかんないの?」
「あ~この子めんどくさい」
「この子に検査をするの大変」
という言葉が息子の心に聞こえていたと思います。
私にも聞こえたもん。
■知的障がいをもつ子どもの検査は難しい
知的障がいをもつ子どもが、どんな障がいをもっているか、調べるのに、結局「知」が必要なんですよね。耳鼻科では、音が聞こえてるかどうか、ボタンを押してお知らせする検査方法ですが、その手順がわかっていないと、検査にならない。
眼科もランドルト環での検査で、何を言えばいいのかわかっていないと検査にならないんです。
その検査をするために何年も練習しました。
色覚も年単位の練習必要かな・・・
もう少し簡単な検査方法が見つかるといいなぁ・・・。
■今やっている色や数の勉強
学校でやっている色や数の勉強は・・・。●色の勉強
色の勉強は、本や図工で教えてもらっています。↓幼児の絵本なのですが、学校の教材として買ってもらっていました。
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息子の学校では、教科書がありません。なので、絵本とかを教材として使っています。しかし、絵本を見ながら何かをやってる?といった感じはないです。だってきれいなまま学年末に持って帰ってくるもんね
色の勉強的なのは、絵を描いたり、工作をしたりで、勉強しているみたいです。息子は1色か頑張って2色くらいしか使わないのがいつも気になっています。
家でも、信号機やカラーボールを見せて、「あれは何色?」と聞いたり、ペンやクレヨンで「どの色がいい?」と選ばせたりしてみるけど、
うるせーな!
って思ってるみたいで、アクションおこしてくれないよ~
色について、息子は興味なさげです
●数の勉強
小5までの数の勉強で、1~30まではなんとなく口で言えるのですが、数を読んで言えるのではなく、言葉で数え歌のように言えているって感じです。学校では、これも絵本が教科書替わり。
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数を量的にわかっているのは1~5くらい?
頑張って1~10くらいかな~
先日、だるまがたくさんいるお寺に行って、だるまを数えてました。
たくさんあると、数える・・・という状況を自分から作れるようにはなってきているみたいです。
数について家でやるのは、お風呂で数を数えて湯船に浸かるとか。
何年もやってやっと30まで数えることができるようになりました。目標は60なのですが、1~10が基本で、後は「じゅう」という言葉がついているのに気づいていません。その気づきが少ないのが知的障がいというものなんだな~とも思います。
気づかせようと、「語尾にじゅうをつければいいんだよ」と言っても、わかってもらえません。ここに「あ、そうだったのか・・・」という理解の神様が降りてくるのはいつの日の事か・・・。
ある日ふっとその神様が降りてくると、きっと100まで言えるようになると思うのですが・・・。
■理解の神様
地道に勉強している息子ですが、新しい事を教えようとすると、最初ちんぷんかんぷんな様子で、なんでこんなことしなくちゃならないんだ!と時に反発したりすることもあって・・・それでも地道に頑張っていると、ある日ふっと理解の神様が降りてきます。こちらが一生懸命教えても、理解という光が降りてこないと息子の中にその教えた事は広がらない、という現象を何度も見ました。
理解って不思議
その理解がないと、身体能力がわからない~という事態に今とっても不都合を感じていますが、息子が地道に頑張っているのだから、私も地道に頑張るしかない。
その頑張って集めた「知」の集結が、息子の身体をどんどんよくしていくことを期待しています。
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