蜂の季節が始まった頃、娘が授業中に蜂に刺されたと学校から連絡が入りました。
慌てて学校へ行くと、娘はぐずぐず泣いていて、腕が結構腫れていました。

蜂の針を抜いたり、
流水で洗ったり、
患部周囲を圧迫して毒を洗い出す、

などの応急処置は先生方が、もうしてくださったみたいで、その後早退して、病院へ駆け込みました。

何科に行ったら?と悩んだけど、検索したら、基本的には皮膚科との検索結果が出たので、皮膚科に行ってみました。

病院の先生から聞かれたことは、
・どこを刺されたか?
・今痛いか?
・針抜いた?

という事くらいで、刺されたところに蜂の針が残ってないか確認して、残ってなかったからもういいや、的・・・。

蜂にさされても、病院での処置はそんなもんなんだ~。問診だけで終わった・・・。


娘も私も初の蜂さされ事件。
重大ごとにとらえていたので、ちょっと拍子抜け。

でも、

病院の先生から、蜂刺されは、その後の方が大事らしく、「2回目の方がアナフィラキシーショックで命を落とすこともありますから、気をつけて」と、言われました。

気を付ける?どうすれば?蜂がいたらすぐ逃げる的?

ちょっとモヤっとしたけど、薬の処方箋とアナフィラキシーショックの冊子渡されて診察終了。薬は塗り薬でした。

蜂から刺された跡めっちゃ小さい。薬って腫れてる部分に塗れってことかな?と思いつつせっせと薬塗りました。

腫れは徐々に引いてきて、痛みもなく、薬を塗るほどでもないような感じになったけど、(でも塗ったけどさ)私と娘の心は晴れず。

帰って冊子を読んだけど、おぼろにわかったことは、アナフィラキシーショックというショック状況に次に蜂に刺されたら、なっちゃうかもしれないってこと?

2回目の蜂さされにこれからずっと蜂におびえて暮らせと?



アナフィラキシーとは?

アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が体内に入ることにより、複数の臓器や全身に症状が起こり、生命に危険が及ぶ過敏反応のことです。

その中でも血圧低下や意識障害を伴う状態をアナフィラキシーショックと呼んでいます。

蜂毒に対するIgE抗体がたくさん含まれているとアレルギー症状が出やすくなります。

蜂毒に対する抗体ができたかもしれないってこと?

授業中、何十人もいる生徒の中でなんで娘選ぶかな?蜂よ!!

とか思ってしまった。

蜂なんてどこにでもいるよ?
気をつける方法ないよね?

「ミツバチ」「アシナガバチ」「スズメバチ」の3種類が特に人への被害が多いそう。

どういった状況で蜂に刺されたのか娘に聞いてみたら、

授業中、ぼや~としていたら、黒い物体がやってきて、チクっとさして、「痛い」と思ったら、友達が「蜂だ」と言ったそう。

スズメバチではなかったと思う


これ以上の蜂の情報はわらかず。
つ~か、中学生が「○○バチにやられた!」
とかわかる子そんなにいないよね

いろいろ調べたら、蜂に刺されたことによって蜂アレルギーを獲得したかどうかのアレルギー検査ができるらしく、

その検査をしてみたらどうだろう?
と、思って、蜂アレルギーの検査をやってくれるところを探すことにしてみました。

蜂アレルギーの検査ってどこでするの?

蜂アレルギー検査はアレルギー科

蜂アレルギーの検査してくれるとこってどこだ~?と探すのがめちゃ大変だったです。

うちの近所にアレルギー科あるんですけど、蜂アレルギーの検査やってくれるのかHPとか調べても書いてないところが多くて、こりゃもう電話して聞くしかないな~と、電話で聞くことにしました。

最初に電話した病院がアレルギーについて熱く語っているHPだったので、ここなら大丈夫だろうと思ったけど、蜂アレルギーの検査に否定的な病院でした。

先生曰く、
「蜂アレルギーの検査は、やっても意味がない。
蜂アレルギーの検査をやったからといって、2回目があって、アナフィラキシーショックが起きるかどうか確定できるものでもない。」


ということでした。

私としては、その頃娘が、自然いっぱいのところに学校行事で行く予定にしていたので、もしものアナフィラキシーショック対策にエピペンを処方してほしかったので、とりあえず、検査を~と、思ったけど、まさかアレルギー科で検査断られるとは思わなくて、

どこに相談すればいいの~。

状態になってしまいました。

モンモンと過ごしHPを検索したりしていましたが、やっぱりアレルギー検査なんだから、アレルギー科をとっているところに電話するべきだよね~と、今度は皮膚科、アレルギー科となっている病院に電話をかけたら、あっさり、

「やってますよ~」
と。

そうだよね、これが普通の対応だよね。
その病院を受診することにしてみましました。

普通の皮膚科にアレルギー検査をしているところって感じだったのですが、患者さんめっちゃ多かったです。学校終わってから、お留守番のできない息子も連れて行ったのですが、待ち時間だけで疲れた

いざ診察始まると
先生は話をうん、うん、と聞いてくれる先生。
よかった~待ってた甲斐あった(*‘ω‘ *)

「そうなると、エピペン持ってた方がいいかもしれないね」と、簡単にそこまで話がいきました。

そう、そうだよね、そうしたかったんだよ~、と、普通~に話がつながってうれしかったです。

先生の話だと、日本人は、ミツバチとは合うけど、スズメバチ、アシナガバチ等とは相性悪いのか抗体獲得しやすいというお話を聞きました。

その後、血液で検査するんで、血液採取。これも娘にとっちゃ初かも・・・。
血液とられつつ、

でも私、アレルギー獲得してないと思うんだよね。

と、言ってました。

私もなんとなく、そんな感じがしたのですが、念のためさ・・・という話で、受診は終わりました。

1週間後、検査結果を私だけ聞きにいったら、やっぱり蜂アレルギーの抗体を獲得してなかったです。なのでエピペンの処方もしてもらわなくて大丈夫だったです。

やった~&やっぱりね(;´∀`)
なんとなく、ふたりして、大丈夫というのはあったのですが、安心が欲しくて検査しました。

娘って、外からもらうのが苦手、つ~か食べ物でも、これ嫌い、あれ嫌いなので、蜂ごときが持っているものを受け付けるって感じじゃないんですよね~

それ自分でもわかってて、

蜂のものなんかいらん!

みたいな感じで、大丈夫と言ってたんだと思います。

そういえば、病院の先生も、娘をパッと見て、
「アレルギーって感じの身体じゃなさそうなんで、大丈夫だとは思うけど、念のためね」と言ってたなぁ~。

ただ、この次に刺された時、蜂アレルギー抗体を獲得するかもしれないし、アナフィラキシーショック起こすかもしれません。

最初に検査を断った、検査に否定的な先生の言い分がこの部分だと思うけど、私たち親子は蜂に刺される前の状態に戻りたかっただけです。

これで、なんにも知らなかった状態と同じってこと。

ただ、少しだけ知識が手に入ってもうけ(^O^)/
って感じです。

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