ダウン症児とHSP娘との暮らしのブログ

HSPだと思われる娘とダウン症児の息子と暮らしています。多くの気づきを得られる刺激的な毎日なので、忘れちゃもったいないな・・・と思って綴っているのですが、年々綴るのが遅くなっています。子どもらが育つということは親が年を取るということ。指が動かん・・・。

    進路・就活

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    高3の夏休み、B型アセスメントというのがありました。

    B型就労施設の利用を希望する場合、下記のどれかに当てはまる必要があるそう。
    ①就労経験があって、年齢や体力の面で一般企業に雇用されることが困難になった者
    ②就労移行支援事業を利用(暫定支給決定での利用含む)した結果、B型利用が適当と判断されたもの
    ③①②に該当しない者であって、50歳に達している者又は障害基礎年金1級受給者
    ④①②③に該当しない者であって、地域に一般就労の場やA型事業所による雇用の場が乏しく、雇用される事または就労移行支援事業者が少なく利用することが困難と市町村が判断した者

    息子の場合、高卒ですぐB型支援事業所のサービスを利用するには②を適用するしかない。「就労移行支援事業所を暫定的に利用する」→B型アセスメントって事らしい。

    アセスメントって、人やものごとを客観的に評価・分析することらしいから、B型事業所を利用できるか判定するってこと?事業所で1日でも作業して、既成事実的なの作っといて、B型事業所利用に持ち込むみたいな話を先生から聞いたんだけど・・・。

    夏休み後すぐに、支援事業所の希望を取るという話だけど、希望しててもB型使えんかも?


    夏休み中に「B型アセスメントに行ってください」と言われてて、学校から指定された日が書かれたプリントをもらいました。

    プリントには日時と、簡単なその日の流れ、持ち物、服装くらいしか書いてなくて、何するんだろ?って感じ。詳しくは先生に聞いてもよくわからないようでした。

    支援学校の進路に関する事は、学校の先生はおおまかにしか知らないみたいで、詳しく知ってるのは進路の先生のみっぽい。でも進路の先生、うちの学校は2人なんで、よっぽどじゃないと聞きにくい~😣

    もう何も、知らない、聞いてないの状態で行くしかない!
    私がわからないので、息子にも説明できなくて、連れて行く時、

    どこ行くんだ?何しに行くんだ?

    って感じでした。

    ごめん私も知らんのよ。不安だと思うけどついてきて~って私も不安だぁ~

    B型アセスメントを受ける場所に行ってみると、2階建てのビルで、中入るとちょっと狭かった。私のイメージだと、会社の研修場所みたいな感じなのかな?と、広い空間を思い描いてたのですが違ってた

    しかも、支援学校から行ってるのに、うちの息子一人だけだったっぽい。研修みたいなの思い描いてたから、他の子たくさんいるのかと思ってたけど、これまた違ってた

    職員さんに私ら親子、質問されたり、質問の返しを観察されたりで、ちょっとびびってました💦
    息子は言葉で伝えることができないのですが、あえて言葉で伝えて反応見ようとしているみたいで、見てるのがめちゃくちゃつらかったです。

    2つ3つ聞いたら、もう言葉で意思疎通できないなってわかると思うのですが、丁寧に聞いてくれるので私も黙ってました。

    しゃべって返事できない子に、しゃべりを期待して言葉で質問する。評価が下がってくのだまって見てるしかない

    息子は人の話を聞くことはできるのですが、しゃべって返す時、日本語じゃない宇宙語っぽい言葉で返すので、何言ってるかわからない。本人は返してるつもり。

    ま、質問聞けても、おおまかな意味しか分かってない感じみたいだけどね。

    一生懸命、50音から始めて、名刺や動詞を教えたけど、結局少ししか覚えられなくて、成長するとともにだんだんと覚えた物すら消えていきました。言葉は覚えても頭の中の引き出しに入れとけないのか、入れていても引き出して使うことができないのか・・・みたいな感じです。
    今、コミュニケーションの方法は絵カードか身振り手振りかな。

    そんな感じの息子なので、就労先にわかってもらうしかなく、やっぱ言葉できないよりできる子の方が就労先もいいよね・・・

    私も息子の言葉はなんとなくわかる感じなので、補足はできるけど、それが本当に息子が言いたい事なのかはわかんない。

    そんな感じの面談後、息子にできることを探るという感じの事をこれからするとの事。息子だけでいいそうなので、私は一旦帰宅。

    その間、息子は料理に見立てた毛糸や色がついたビーズなどをお皿に入れるという事をさせられていたみたいでした。後はお絵描きしたり、職員さんとまったり過ごしてたみたい。

    これって、何もできない子って判断されたんだろうか?
    ここで過ごした内容が、書類となって役所に行ったり、学校の進路室に行ったりするそう。

    B型利用できないって返答だったら、困るよ~。
    生活介護も考えたけど、我が家の近所、生活介護のところが少なくて、しかもいっぱいで空き少なそう。B型事業所も最近増えてきたようだけど、端からいっぱいになってるみたい。

    そんな事情なのに、A型事業所が閉鎖されてきてるの記事発見。
    Agata-heisa
    うわ💦A型の人がB型に移ってくる流れなのかな?
    ますますB型入るの難しくなるじゃん😣

    障がい児の進路難しい。

    私的に思っている事は、障がいを持つ人に仕事ってのが難しいと思う。
    障がいを持つ人に必要な事って仕事なの?
    仕事させて詐取してるようにしか思えん。
    障がいを持つ人に「やりがい」は必要だとは思うけど、今の仕組みだと、いかに詐取するかという仕組みな気がする。

    もっといい方法あるんじゃないかと思ってる自分がいる。
    だから進路選びが難しいってのもあるのよね🤔

    私が勝手に思ってるだけだけど、やりがいや居場所が必要で、稼ぐってのはちょっと違う。お金が大事なのはわかるけど、お昼ごはんとか毎日買ってたら、働いてる分のお金全部なくなるくらいの給料しかもらえないのに、障がい者が働くの意味がわからん。

    B型事業の作業所で仕事教えてくれる人も、一生懸命教えてくれてるけど、この人達の力もこの場で使っていいのかな?って思ったりする。知的障がいをもってる人に教えるって結構スキルいるので、もっと評価されるべき。

    どの業界にも闇あると思うけど、ここにもある😞
    闇が払えて、光があたると、いるべきところに人が入って行けるのかな?
    それが進路って私は思うんだけど、きれいごとすぎ?




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    障がい児、中学までは、エスカレーター式に居場所確保ができるのですが、高校は受験があって、よっぽどじゃないと落ちることはないんじゃないかと思います。なので、高校まではなんとか家庭以外の居場所があります。

    その先がみんなばらけます。福祉施設のお世話になる人、障がい者枠の普通の企業に勤める人、能力開発系の学校、めっちゃ少ないみたいだけど、普通の大学とか・・・。

    息子が通っている支援学校の卒業生はたいてい、生活介護かB型事業所を選ぶようです。ほんの数人A型事業所や能力開発の学校行ったりするみたい。
    #進路・就活でもせっせと記録つけてます。)

    行先が決まらないと、先生も安心して送り出せないからか、高校入学時から、次のステップのために、「事業所を見学を~」と、先生たちから激押しされていました。

    私は激押しされていたにもかかわらず、怠けていた母親です
    なので、息子が高3になってすぐの4月の懇談で、6月から実習が始まることを知って大慌て。

    高1~2年の間に、事業所見学をして、その見学をもとに希望先を決めて提出。進路指導の先生と担任の先生が希望先が妥当か判断して実習先が決まる。という流れなのに、1ヵ所くらいしか見学に行ってなかった

    高2の夏は実家帰ってしまって、高2の冬に家族中で病気をたらい回してて、多分ウイルス性のものだと思ったので、事業所訪問をためらってたら高2終わっちゃったんだよ~

    母だけの事業所見学を先にしとけばよかったのかもですが、保護者だけの事業所見学の後、息子も連れてまた見学とかも大変だし、2回目見学にしたりすると、そこ希望してます的にとられたりするのかな?と躊躇したりしてた

    見学する側も大変だけど、される側も、何回も来訪して、そして就職希望にされてない!とか思ったりしないのかな?とかも考えてしまった

    高2の春休みに見学に行ったのですが、ちょっとの事業所しか行けなかった。

    自治体が発行している福祉事業所の冊子から、
    ここがいいんじゃ?
    って感じのところを選んで見学し、それをもとに、進路先を3つ決めて提出しました。

    ここまでが高2の終わり。

    高3 就活に向けてのカウントダウン

    その1 実習

    高3になって6月に実習開始。
    一応3つの希望の中の1つに行けたので良かったです。
    実習は就労支援B型のところ5日間行きました。高2の時もB型事業所に行ったのですが、B型といってもいろんな仕事内容があって、高2の時の仕事内容は息子にとって、ちょっと難しいところだったので、今回は、息子ができそうなところにしてもらいました。

    その2 障害区分認定調査

    実習中に障害区分認定調査というものがありました。
    区分次第では、うけられないサービスがあるらしい。
    区分が3以上じゃないと、生活介護は受けられないらしく、息子は就労Bか?生活介護か?という感じに考えていたので、区分してもらわないと、先が見えない~

    区分認定調査は息子と保護者の面談という形でありました。
    でも息子、しゃべれないので、調査してくださった方は外側から息子を見ただけなんだけどね。息子の生活の様子の聞き取りから区分するみたいです。

    その3 アセスメント実習

    息子は就労Bを希望しているのですが、B型って卒業後直で利用できないという決まりがあるらしい。「就労支援事業を利用してB型利用が適当と判断された」人しかB型利用はだめなんだって。

    卒業後すぐに利用できるように、実習をして適当と判断される必要があるみたい。それをB型アセスメント実習というらしい。

    なんでもかんでもカタカナにするな!わかりにくいわ!

    なので、夏休みにその実習が行われる事業所へ1日行くことになってます。
    何をするのかはまだわかりません~。

    そのために受給者証を作らないといけないみたいで、福祉サービス受給者証の申請で、我が家がお世話になっている事業所に受給者証の申請をお願いして、今作ってもらってるところ。

    その4 進路についての面談2回目

    高2の終わり、春休み前、進路相談と称する面談があったのですが、その時に「見学、見学!」と言われてて、高3では夏休み前に行われます。「どこにしますか?」の最終決定の話合いなんだろうな・・・。

    ここまでが夏休みまでの就活スケジュール。
    多分・・・

    障がい児の就活、ややこしい!
    なにかにつけて受給者証が必要で、サービスごとに受給者証を作らないといけないようになってるのがややこしくしてるところだと思う


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    うちのダウン症児 来年は高3。
    就労場所を決めるためにあちこち見学&体験生活に突入するします。

    知的障がい 療育手帳Aなので、高校までで勉強はもうおしまいとなるはず。いろいろやったけど、成果といえば、50音、数字は10くらいまでわかるって感じで、言葉もほぼ話すことはできないし、お金の計算もできるようにはなりませんでした。

    療育頑張ったからといって、知的障がいを凌駕するものではないんだなって育ててみてわかりました。

    幼児から小学生までは、教育ママゴンのように頑張ったけど、「たくさん覚える」が無理で、「理解する」ということも、たくさんは難しい子だというのがわかってきました。

    自分が気になる事、好きな事はすっとできるようになるし、覚えるという奴でした。

    無理な事、難しい事にチャレンジさせようとするよりも、楽しく生活する方向にしようと考えて高校生までやってきてしまいました。

    高校生になると、勉強よりも、就労を意識した授業が多くなった感じがします。

    先生も私たち保護者も次の所属先を作るのに必死って感じ
    所属がないと不安に感じてしまうし、社会に出ていろんな事体験してもらいたいって気持ちもあります。

    息子は、学業の次は「働く」というシーンになる事がわかってない。
    なので、言われるがままやってる感じです。でも、いろんな事をやるのが大好きなので、本人は学校の授業も作業も苦痛に思ってはいないようです。

    学業の次は「働く」という事を教えるためにも、職場実習はいい機会でした。


    実習先は先生が決めてくれたのですが、学校内での作業所を想定した授業があって、その時の様子などから決められたようでした。

    しかし、息子は新しい場所や人が苦手なので、実習先の扉を開けて入ってくれるのかな・・・、というがまず心配でした。

    以前、放課後等デイサービスを移らなくてはならなくなって、体験に行ったところでは部屋にはいってくれなくて、玄関でふて寝してしまったので、慌てて迎えに行ったという苦い記憶が・・・
    ↓その時の記事こちら

    作業に入る前に、部屋に入ってくれなかったらどうしよう作業内容ができない事より心配だ~

    と、思っていたのですが、一緒の実習先になった子がいたので、そんな母の考えは杞憂に終わりました。

    実習先によって違うのかもしれないけど、息子の実習先は2人入っての実習でした。はじめのうちは、朝、作業所内に入る時うちの息子を待っていてくれたので、その子も不安だったんだと思います。

    次第に、2人とも慣れてきて、作業所内に普通に入れるようになってきました。作業所の方々も親切で、障がいについてとてもよくわかってる方々だったので、無理を言われることなく、作業できたみたいです。

    ただ、作業内容ができたかどうかという点では、うちの息子はあんまりできなかったみたい1週間のうちの最後の日にやっとできることが見つかったらしく、最後まで腐ることなくよくがんばったって言ってもらえました。

    一緒に行った子が、できる子だったので、その子に助けられてなんとか1週間作業をこなすことができたようです。

    でも、就労先に1人で入ることも考えられるんで、今回は、一緒に実習する子がいて助かった~と思う反面、実際、就労する時はどうなることか・・・と、思ってしまいます。

    1作業所に多くの障がい児が入る事の方があまりないみたい。
    以前見学に行った作業所では、昨年1人しか入らなかったって言ってたな・・・。
    高齢の方ばかりの就労先もたくさんあるようだし、作業所の人間関係も考えて就労場所の選定をせねば・・・。

    就労についての課題も見えてきました。人見知り的なものが、緩和されるようとか、出来ることを増やすとか、手をよく使えるようにするとか・・・?

    できる事が少ないと、就労先、狭まるよね

    2年生の夏休みには、たくさんの作業所の体験や、見学のチラシとかももらったのですが、聞いたところによると、夏休みの体験、見学はやっぱり高3の子が優先みたい。

    1ヵ所夏休みに作業所に見学に行って、作業所の人も「まだ高2だから、いろんなところを見るといいですよ」と言われ、私もまだ高2だからとぼやっと考えていたのですが、実習に行った事で、就労というものががめちゃくちゃ近く感じました。

    あと1年ちょっとで学生生活卒業かぁ・・・。

    ダウン症児の育児ってどうすれば?と、最初は思ったけど、
    なるようにしかならなかったな・・・。
    就労先もなるようにしかならないんだろうな・・・

    いいご縁がありますように・・・


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