抗原検査では陰性だったのですが、発熱が続いたことから、PCR検査に行くことにしました。
(↓このお話のつづきです)
が、うちの近所の病院で、PCRをしてくれそうなところを探すのが大変。
以前、息子が発熱した時、PCR検査をしたかったので、コロナ発熱センターに電話をして、PCR検査をしてくれる病院の紹介をお願いしました。
かかりつけの病院が小児科で、息子は当時中3で、ちょうど小児科卒業くらいの年齢で、しかもそのかかりつけ小児科はコロナ発熱に対応していない病院でした。
でも、発熱センターでは、発熱外来の病院の情報をアップしているサイトを教えてくれるだけで、そのリストから自分で電話して予約とってくれっというものでした。
え?予約とってくれるところが発熱センターじゃないの?
発熱外来リストから家から近くで、しかも障がい児を診てくれそうなところを探すというのは難しかったです。知らない病院なので、あたりをつけて一個づつHPを確認しつつ、ここは無理そう、ここは遠い~と、すんごい大変でした。その悪夢ふたたび!
いろいろ選っていくと、3軒くらいしかなくて、そこ全部ことわられたらどうしよう・・・と思いました。息子の時、選んだ病院の先生に、「どうしてうちを選んだの?」と言われた言葉がよみがえる~。
一番近所の歩いて行ける、少し大きめの病院に、予約の電話を入れることにしました。
電話してみると、どういった状況か聞かれ、電話した当日に予約を取ってもらえました。
病院に行ってみると、検査は駐車場で行われるようでした。駐車場の1画にカーテンがされていて、その中に何部屋か部屋が出来ていました。簡易の受付もあって、受付の方はすでに完全装備をしておられて、患者が迷わないようにちゃんと誘導してくれました。
検査は、抗原検査、PCRの順番で行われ、私たちが希望したことからインフルエンザの検査もしてもらえました。
診察はリモートで行われ、喉が痛いと訴えたことから、薬も処方してもらえました。
処方箋は近所の薬局へ病院から送られたようで、薬局から自宅まで、薬は届けてもらえるという、完成された検査の流れ

これは個人病院にはできない・・・。
そういえば、息子の時に行ったのは個人病院でした。
病院の先生と看護師さんを含めて数人の病院で、こんな検査はちょっと無理。つ~か、ここまでしないと、病院がヤバイよね。個人病院の先生をちょっと気の毒に思いました。
私の住んでいるところでは、発熱外来をしてくれる病院と、自分の患者だったら診ますという病院と、まったく対応しない病院があります。
でも、このPCR検査の流れを考えたら、個人病院にこれは無理。
私が住んでいるところは人口が多いので病院も多いのですが、大型スーパーの中とか、医療ビルの中とかに病院が入ってて、コロナの検査には不向きなように思います。
よく考えたら、発熱外来って結構難しい・・・

と、思い至りました。
抗原検査とインフルの検査結果はすぐ出て陰性でした。PCR検査は検査当日の夕方に電話で陰性との連絡がきました。
これで陽性だったら、リスクがある人は保健所への届け出が必要なようで、届け出を出すと、療養先をさがしてもらえるそうです。
<リスクがある人>
・65歳以上の人
・入院を要する人
・重症化リスクがあり、新型コロナ治療薬の投与または新型コロナ罹患により新たに酸素投 与が必要な人
・妊婦の人
・65歳以上の人
・入院を要する人
・重症化リスクがあり、新型コロナ治療薬の投与または新型コロナ罹患により新たに酸素投 与が必要な人
・妊婦の人
届け出をしなくていい人は自宅療養となるらしく、陽性者の登録を自分でしなければならないようでした。物資支援をしてもらえるサポートセンターとかもあるらしいです。
娘が行った病院では、娘以外の患者も何人か見たのですが、若い人が多く、お年寄りは1人でした。
もはやスマホやPCありきの医療になっている・・・。大丈夫か高齢者・・・。
とかちょっと思いました。薬は処方してもらっていたので、当日、薬局から薬を自宅まで届けてもらいました。中には口座振り込みお願いしますの紙が入っていました。
我が家は病弱一家なので、あっちこっちの病院に行っているのですが、病院での待ち時間が長い問題で人生をすり減らしていました。
でも、このIT化の流れで、ずいぶんと待ち時間が少なくなった病院がいくつもあって、病院での待ち時間が実は、予約→検査→診察→処方→会計の流れが悪いからなんだなってわかってきました。
この流れをうまくできてないところが待たせる病院で、説明に時間を割かないで済むように、チラシやポップがとても大事なんだなぁってのもわかってきました。
誘導も重要で、誘導できないところは、患者が迷うので、時間がかかり、患者を導けるところは流れがスムーズです。
もともと医療に疑問を持っていたのですが、コロナで浮彫にされたような気がします。
若い人にはスムーズな流れの医療をこれから期待できそうですが、高齢者には厳しい医療システムが待っているような気がします。
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